ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

私が息子のトライさんになれなかった、というお話

2015年04月28日 | 🐤 日記

我が家の男チームの小さい方の人は国境や県境が大好きで

よくグーグルで地図や画像を見ています。

最近は3つの国の国境が交わる「トリポイント」と呼ばれる場所に

石碑やモニュメントなどを見つけるのがブームのようです。

 

それらの画像に寄せられるコメントは色々な言語で投稿されているため

読むには翻訳が必要なのですが、

これをグーグル翻訳するとたいていハチャメチャな日本語になります。

そのハチャメチャな感じが大好きらしいです。

 

昨日は英語のコメントなのに翻訳できていなかったので

自分たちでやってみることにしました。辞書あるし。

 

英語で偏差値43をたたき出す私と、英語を1度も教わったことのない息子との

コラボレーションです。

「この単語は形容詞と言ってね・・・」

「母ちゃん、辞書でこの単語の後ろにってあるけど、これ何かな?」

「あ・・・どうやらこの単語は副詞というらしいね。副詞というのは・・・

 国語の辞書で調べてみようか・・・・。」

 

「この単語はhaveって動詞の過去形で・・・・」

「母ちゃん、辞書には三人称単数って書いてあるけどどっちが本当かな?」

「あ・・・・辞書が正解だろうね・・・」

 

といった具合に和気あいあいと作業は進みます。

息子はこの作業が楽しかったらしく「続きは明日で」という私を振り切って

「もうちょっとやりたい」と粘ります。

お母さん、うれしくて泣けちゃう。だって女の子だもん。

 

気づけば2時間も経過しています!

もう夜の8時になるじゃないか!

どうする夕飯

そりゃあ作るでしょ・・・・イヤだけどぉぉぉ

 

 

この出来事は私にとっても余程に印象深いものだったようで

昨夜は久々に高校入試の夢をみてしまいました

いつもは「時間に間に合わない!」とか「勉強してなくて全滅だ!」とかいって

焦ってる夢ばかりなのですが、

生まれて初めて

「わりと出来たから合格すると思う。高校生活楽しめるかな?」

と友達と話す夢でした。

夢みたい ・・・夢だけど・・。

オチは

「私みんなより10歳年上だけど(本当は30歳も上だけど)、大丈夫かな。」

というものでした。

河合隼雄先生ならきっと『生まれ変わろうという、前向きな気持ちを暗示しています』

とかなんとか いいことを言ってくれそうな気がします。

 

 

それにしても自分の英語力のなんとお粗末な事か。

息子は私の学習面のレベルの低さをよくわかっているので

「母ちゃん英語もあんまり出来ないね。」

と無邪気にさらりと流してくれました。

面目ない。お役に立てず・・・面目ない。

お母さん もうちょっと頑張ってみるから。

 

誰か私の「トライさん」になって、ビリギャルを育ててみちゃあくれませんかね。