goo blog サービス終了のお知らせ 

in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

7/30“ただほどこわいものはなひ”at HOLIDAY SHINJUKU

2009-07-31 04:34:16 | ライブレポート


無料ライブでした。THE MAD SIMPSONさんを偵察に新宿はHOLIDAYへ。
あ、途中入場だったのであしからずー。てかめちゃくちゃ混んでたね。夏休みだから? タダだから?


◇★脳内メルヘン★◇

継続セッションバンドだそうです。だーかーらー「継続」セッションって一体なん……なんでもないです。

全曲カバーでした。というかコピーですね。いやー知ってる曲なのにバンド名やタイトルが出てこない出てこない。わたし★脳内ニワトリ★。

1曲目がSadieの曲で、あとはDirの「【KR】cube」「残-ZAN-」だっていうのしかわからなかった……。

ヴォーカルの椋さん(イケメンだったよ)のブログを拝見したらセットリストが載っていて。

1.a holy terrors
2.終わりと未来
3.【KR】cube
4.吉開学17歳(無職)
5.残-ZAN-

そうなんだよー!!
タイトル見て「そうそうそうそう!!!」みたいな笑 ギルガメとシドさんが出てこなかったの。あーすっきりした(自己満)





◇THE MAD SIMPSON◇

本日のシークレット。
エスニックな雰囲気のSEから幕が開き、そこにはガスマスクにスーツ姿のメンバーが。

3曲披露でした。1曲目は、YouTubeに『THE MAD SIMPSON正式始動前シークレットライブ』としてアップされていた曲、2曲目は無料配布ならびにMySpaceで聴ける「Executed nightmare」、そしてラストは、ベースソロから始まり、何かの儀式みたいに客席で手拍子が起きた(それなんて「GRIEF」)激しめの曲。

YouTubeの映像では音割れがひどくて、うーわーなんて思っていたのですが、やっぱりナマだといいですね。想像以上によかったです。っていうか「巧い」と思う。

お顔が見えないし、プロフィールも詳しく明かされていないので、メンバーさんのことはよくわかりませんが、キャリアのある方々なのでは?と思いました。だってこの玄人っぷりは……ねえ? タダモノじゃないなと。これで「僕ら初めてバンド組んだんです」なんて言われたらどうしよう笑


すごく自信に満ち溢れていると思った。俺たちは間違っていない、そんな声が聞こえてきそうなほどの堂々としたステージング。

ヴォーカルのLさんはシャウトばかりで、歌詞といえば“F●CK YOU”くらいしか聴き取れなかったけれど笑、存在感はありあまるほどあって。お立ち台の上で両手を広げ、ガスマスクの下からちらりとのぞく眼が会場を凝視する。かと思えばステージに転がって暴れ、お立ち台をぶん投げる。

楽器陣は楽器陣で、5弦ベース(指弾きでしたね!)を使用していたり、さりげなく2バスを入れてきたりとヘヴィなサウンドを轟かせて。その上でギターが曲を印象づけるメインフレーズを奏でる。

音がちゃんとまとまっていて、自然とヘドバンかましたくなっちゃう感じ笑 グルーヴを感じましたよ。うん。もっとお客さんがつけば、かなりカッコいいバンドになるのではと予想。


あ、ラストの曲をやる前に、

L「ラスト―――! 狂ってこい!!」

って叫んでいて、“ああ日本語しゃべるんだ”って思いました笑 異次元的なルックスだから余計にね。ベースさんなんかドレッドヘアにマスクしてるから、カミキリムシorハンミョウみたいだったし(言いたい放題でホントすみません。あ、言いたい放題ついでに。Lさんってガチムチ?)


彼らのステージが終わったあとに“いまのなんてバンド? なんてバンド?”とフライヤーをめくっているバンギャルさんが何人かいらっしゃって、この一連の流れってすごくいいなと思いました。MCもせず、バンド名も名乗らずライブをやって、お客さんの気を止めて、調べさせちゃったり、次も観てみたいなと思わせたりする。

これからの彼らの活動が楽しみです。正式活動がスタートしたときにどう転がっていくか。すっごく見たいかも。





◇Vincent◇

きょうをもって解散でしたが意外とあっさりしていた気が。活動期間約10ヶ月だそう。うーん早すぎだよね苦笑

ボーカルさんがちっちゃかった。推定158cm(勝手)
“♪だーるまさんがだーるまさんがだーるまさんが こーろんだ”って曲が頭に残ってしまった。あああ。





◇エゴis≒徒◇

「エゴイスト」と読むそうで。Da'vidノ使徒:aLを思い出した人、挙手。あれ?

本日がバンド始動日で、ドラムさんが29日にお誕生日を迎えたということもあり、お客さんがクラッカーを鳴らしサプライズでお祝い。

で、1曲やって、あとは延々MC……以下ぐだぐだぐだぐだ……んでラストに1曲。

「ライブハウスに君たちは何をしにきてるんだね!?」とちょっと説教したくなっちゃいました笑 でも、初ライブなのでしょうがないのかなあ。内輪ネタMCに飽きて、ごめんなさい、途中でわたしダウン。同じように後ろのギャさんは座り込む人多し。

まさに「エゴイスト」なバンドさんでした(失礼)





◇エルム◇

おーRabbitいたよRabbit。Puppetもちょこんと椅子に座ってるし。なんのことかわからない方はオフィを見てみて。やたらメンバーさんいらっしゃるから笑

2曲だけしか聴かなかったけれど、コンセプトがしっかりしてましたし、お客さんも楽しそうだった。ジキルさんの手、シザーハンズみたいになってたよ。どこで売ってるんだろー。

7/4 Sugar LAST ONEMAN 【eplogue】 at 渋谷O-EAST

2009-07-05 23:59:59 | ライブレポート



彼らのラスト・ライブは“これがSugarだ”という証明だった。


【SET LIST】
01.『Paradise』lost
02.Blossom
03.紅い舌
04.swim like a butterfly

05.scAtter iN the depTh
06.錆
07.骨と翅
08.凍え揺れる炎
09.咎人の空
10.劣情、鮮やかなる秘め事を
11.ニンフォマニア
12.Memento-Mori

SIZNA acoustic solo~session

13.白日に抱かれた愛しき影
14.Sleepy
15.吐息めく湿度
16.悲しみに眠る陽だまり
17.Snow White
18.月に啼き、朝を哂う花と
19.Brand new World

~篤人 solo~

20.malicious
21.JAM
22.苦悩と憂鬱に溺れて
23.afterglow
24.Candy
25.自腐
26.ベリー


-EN-

真悟 solo

27.男娼と黒猫
28.antlion
29.麝香漂う中で

30.悪ノ華咲ク、夢ノ又夢
31.浴槽


-EN2-

32.媚薬
33.Ridicule
34.in pqin

35.手紙に代えて。


-EN3-
36.独白





甘く愛しい時間をありがとう。

7/3“合法サブカルチャー vol.1”at 池袋サイバー

2009-07-05 05:50:06 | ライブレポート


行って参りました、ヒトツメ/KYOKUTOU GIRL FRIEND/白黒キネマ共同主催3MAN【合法サブカルチャー vol.1】。
行って参りました、ヒトツメ/KYOKUTOU GIRL FRIEND/白黒キネマ共同主催3MAN【合法サブカルチャー vol.1】。

大事なことなので2回言いました、はい!
適度な客入りだったのでゆったり観られました。サイバーはぎゅうぎゅうよりも空いてたほうがちょっとうれしかったりします。観る側としては笑


◇白黒キネマ◇

【SET LIST】
01.疾走
02.人でなし
03.扉

04.哀愁列車
05.欠落
06.絶望
07.暁ノ光
08.僕は死にました

トップ・バッターは、し……白黒キネマさんでした。最近トリを務めている姿を見ることが多いので、なんだか新鮮。お客さんの手拍子に迎えられ、武敏さんもしょっぱなから“行くぞー! 行くぞー! 全員でかかってこい!”とテンション高め。

でも「哀愁列車」「欠落」は訴えかけるものがありました。音に感情を込めるリズム隊、ずっしりとしたコードとクリーン・トーンでメリハリをつけたギター、そしてかすれがかった声で重くのしかかる歌を唄うボーカル。
白黒キネマは唄うバンドだなと思いました。全員がちゃんと同じ方向を見ているような気がするの。

そうそう。ラストの「僕は死にました」では、ヘドバンが巻き起こる客席の中、なんと武敏さんがステージを降りてフロアを突っ走ってました!そして関係者席のキャットウォークまで行って客席を煽り、飛び降りる!(フォトグラファーNOKOさんがその様子を激写) さらにはお客さんといっしょにヘドバン!
フリーダム過ぎて笑っちゃった笑 熱いね、し……白黒さん!





◇ヒトツメ◇

【SET LIST】
01.溺れる記憶
02.言霊オルゴヲル

03.ジリリ
04.16

05.新曲(メタル5)
06.僕が壊した僕の居場所
07.コワレモノ
08.失くしたモノ

幕が開いた瞬間、タレ目メガネにピコピコハンマーを持ったミスターさんが目に飛び込んできました。なぜそんな格好なの笑
白黒さんに負けないくらい激しい「溺れる記憶」からスタートでした。「言霊オルゴヲル」では“サイバー踊れよ!”のかけ声でフロアはモッシュとなり、すでにぐちゃぐちゃ。

しかしギターのメロディアスなイントロから始まる「16」では、女性視点の歌詞を艶っぽく歌うミスターさんの歌声にみんな聴き入っていました。……が、ミスターさん自身がそんな空気に耐えられなかったご様子。

ミスター「しんみりしてんじゃねぇよ!(一同笑) 次は新曲やるんでね。すごく明るい曲なんで、元気よくハッピーな気持ちになってほしいと思います」


ということで、再び暴れナンバーへ。一丸となって襲いかかってくる音に共鳴するように、客席では自然とヘドバンとモッシュが起こっていました。その勢いのままラストの「失くしたモノ」まで一気に駆け抜け、ミスターさんの渾身のシャウトでフィニッシュ。
「コワレモノ」いい曲よねー(個人的感想)





◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇

【SET LIST】
01_俺の彼女はリストカッター

02_国境の花嫁

03_夜光虫(仮)
04_アルケミー(仮)
05_依存(仮)

06_ゲルニカに噤む(仮)
07_サヨナラセカイ(仮)
08_噛みついて離れない

09_この人生はフィクションです
10_勝手にしやがれ(仮)

11_闇を嗤え_警告【instrumental】

-EN-
12_拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています
13_堕落論

オリジナルカクテルの名前はドリームシャワー、不謹慎なカリスマKYOKUTOU GIRL FRIENDの皆様です。バンドオフィシャルTシャツが発売になったので、不謹慎Tシャツに身を包み、さらには「毒」マスクを装着しているファンの方が多数見受けられました。

きょうは【俺の彼女はリストカッター】からスタートだったので、おお!気合たっぷりでツカミばっちりじゃないですかー!と思ったのもつかの間……なんと!ケッチさんが機材トラブル。
サイバー側の機材だったみたいですが、5分くらいずっと調整していて……(なんかスピーカーごと取り替えてました?)


そのあいだどうやって場をつないでいたかというと、倫堕氏によるMCタイムですよよよ。

「合法サブカルチャーへようこそ、KYOKUTOU GIRL FRIENDです。……だからMCしてるんです。レアですよ。見るからに「毒」マスクしてるヤツ少ないな(笑)。えーKYOKUTOU GIRL FRIENDは8月までライブがありません!それがいいことかどうかは知らない、気分的に言ってみただけです(一同笑)」

↑ちょっと苦しそうである。

「あ!フールズメイト見た? 【未遂】と【禁忌】がリリースされますので何卒よろしくお願いいたします。……あとなんかしゃべることあったかなあ?」

↑けっこう苦しそうである。

「えー合法サブカルチャーへようこそ(一同笑) ……だからMCしてるんです。これはレアなんですよ! 大事なことなんで2回言いました」

↑苦肉のループ。で、突然。

「マーシャル!マーシャル!えーこうやって機材交換するんですよ。サリー!サリー! ……見えたまましゃべってます。あーなんか聞きたいことある?なんでも答えるよ」

↑なんかもう見ているこっちがヒヤヒヤものである。
で、お客さんから声のあがったサリーさんの髪型(やっぱり左サイド刈上げていた)やら靴やらについてツッコみ、場をしのいだところで、やーっとケッチさんが復活!

林田「これは都市伝説です!ケッチさん、あとで体育館裏へ……」
ケッチ「こわい!(笑)」

でもライブ中止とかにならなくてなによりです。サイバーなにかいるんじゃないですかね?笑 本番中にいきなりトラブル起こるなんて本当にびっくりでした。まあなにが起こるかわからないのがライブですけれど。

そんな出だしでしたが、このあとはいつものペースをだんだんと取り戻していきました。
いちばん心配だったのは、やっぱり流れだったのよね。演奏予定だった曲カットしちゃうのかなあ?とか、メンバーのテンション下がって適当なライブになったりしないかなあ?とか。だけどKYOKUTOU GIRL FRIENDのメンバーさんは、ピンチをチャンスに変えるパワーを持っていたので安心しました。

完全に取り戻したのは【噛みついて離れない】くらいからだったかな(わたしの超勝手な見解ですが)。観客のオイ!オイ!という声と突き上がる拳も力強くて。


「KYOKUTOU GIRL FRIENDは、おまえらとひとつになりたいんだ!声を聞かせてくれ!闇を嗤えーーー!!」

【勝手にしやがれ】の前に倫堕さんが叫んだ言葉。驚いた。
いままで観客を突き放すようなステージングをしてきた彼らが“ひとつになりたい”という言葉を口に出して言うなんて。でもやっぱり素直にうれしかった。
中毒者なんで(嗤)



“ひとつ”のかたまりは最後まで“ひとつ”のまま熱を帯びていき、【闇を嗤え_警告】で倫堕さんが大量になにかをばらまく。
それがこちら。



それがこちら。



すみません、大事なことなのでつい2回……。
名刺サイズのステッカーに記された、単独公演を告知する文字。
彼らは次のステージに進むようです。


そんな極東さん。アンコールでは倫堕さんが今回のイベント【合法サブカルチャー】開催のいきさつを語ってくれました。

「昨年ヒトツメさんとプチ関東ツアーを回ったときに悔しい思いをしたんですね。……僕たちはシーンのど真ん中にいない。だけど、中心にいきたい。【合法サブカルチャー】は“だったら自分たちで動くしかないよね”という話になり、企画したイベントでした。ここは到達点ではないから、ひとつの区切りとしてこれからもやっていけたらなと思います」

といった感じで。

本当にサブカルで終わってほしくない。こういうバンドたちが頂点に立ってほしいな。可能性を信じたいです。



最後は出演者全員がステージに大集合し(冷静に考えると13人もサイバーのステージ立てるんだというギネス)シメのあいさつ。
ヒトツメチームからタレ目メガネを授かった極東の亜門さんが、倫堕さんにメガネを外すようにうながされ、ほかの出演者の方にも“亜門!!”と怒られていました笑 かわいそうな亜門さん笑 いじられ役がぴったりすぎる。

とまあ和やかな感じで、白黒の武敏さんがシメることに。

武敏「1、2、3、ダァー!でいくよ?」
客席「えー!!」
武敏「じゃあなにがいいの?ジャンプ?」
客席「えー」
武敏「わがままだな!じゃあpinky決めて!(関係者席にいたハッチのpinkyさんに無茶振り)」
pinky「(困)」
武敏「1、2、3、ダァー!でいいだろ!」
お客さんA「えー」
武敏「じゃあおまえだけジャンプすればいいだろうが!」
ヒトツメ景さん「泣かすなよ(笑)」


もう最後まで笑わせてくださいましたよよよ。
あ、けっきょく猪木でシメました。武敏ハイテンションver.で笑

しかし興奮冷めやらぬ武敏さん、みんながハケたあともひとりステージに残り、
“♪ヘーイヘイヘイヘーイヘイ”と学園天国を歌いだす。
これスベったらどうするんだろ?(失礼)と思いながら成り行きを見守っていると、タタッとステージにpinky氏が!ナイスタイミング!おかげで武敏さんはスベらず、黄色い歓声に包まれる中イベントは幕を閉じました。ありがとうpinky。めでたしめでたし(なのか?)