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行ってきましたルナフェス初日。
数日前に捻挫をしてしまい、長時間の滞在が厳しそうだったので、結局昼すぎに出発し後半のアクトだけ楽しみました。
初めて幕張メッセに行ったのですが、最寄りの海浜幕張駅から結構距離があるんですね。チケットをリストバンドに引き換えて会場入りしてからも、イベントホールまでそこそこ歩く。駅からホールにたどり着くまでに30分くらい要しました。リストバンド交換所は昼すぎだったためすでに空いてました。朝は混雑してカオスだったんじゃないかなと想像。
リストバンドは1日券だとビニール素材のやつ。マップやタイムテーブルが載っているポケットサイズの小冊子ももらえます。帰ってから撮影したものですがこちら。
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朝方は小雨が降っていたのですが、長傘を持ってホールには入れないため、入り口前に傘置き場がありました。が、『紛失、取り違え、責任負いません!』の貼り紙とともに、ただ大きな傘かけが置いてあるという。ここもまたカオスな感じ。イベントホールに入場する際、荷物検査がありましたが、折りたたみ傘はバッグに入っていればOKでした。
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アーティストのステージ以外は携帯カメラorコンデジでの撮影可。入場してまず始めに目に飛び込んでくるのは、フード&協賛社展示エリアの『EDEN』。
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宇宙的なオブジェ、赤や青のライト&ミラーボールで、SUGIZOさんのソロ作品の音楽を具現化したみたいだなあ~いうのが第一印象でした。
階段を降りて正面から。
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色が変わります。
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まずはドリンクチケットを引き換えました。
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ここはスムーズに交換できます。Zeppみたいにストラップホルダーでも付いてこないかな?と淡い期待をしていましたが、普通にペットボトルだけでしたね(笑)。別途ドリンクを購入するとオリジナルペーパーナフキン(ただロゴがはいっている紙ですが)がもらえる、ということになっていました。
フードエリアはメンバーにゆかりのあるUNAGI屋、まつり、天雷軒がやはり人気で長蛇の列。
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並ぶほど時間に余裕がなかったので、もうひとつのお目当てだったタコライス屋さん、タコデリオに並ぶ。
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バンバン作っているみたいで列はスムーズに進み、10分くらいで買えました。とは言っても、ちょうどライブ中だったからみたいです。ライブが終わったとたん、EDENエリアに流れ込んでくる人がぐわっと増えました。
有機玄米チーズタコライス。スマホ持ち変えるのが面倒で、なぜか縦写真。
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画像加工しているので普通に見えますが、実際EDENエリアは青と赤のライトなので、やや化学っぽい見た目になってました。
↓こんなふうに。
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味はおいしいですよ!
イートスペースにテーブルはなく、3人掛けベンチがずらっと並んでいるのみ。それも明らかに数が少なく、座れない方は地べたにピクニック状態で、もう少しなんとかならなかったのかな?と思ったり。ゴミ箱は大きめのものがあって、係の方が頻繁に交換していたため、そこそこクリーンな状態が保たれていました。
ごはんのあとはグッズエリアへ。クロークもこちらのエリア。グッズ列は果てしなかったので早々にあきらめました。各バンドのブース列もなんだかよくわからなくて、商品画像の看板も見えづらく、とりあえず人がいっぱいでこりゃムリだ!ってなる…。
500円ガチャガチャはスカスカでしたので、2回だけまわしてみました。これがなかなかの引きの良さをみせました。
【ランダム缶バッジ3個セット】
フェスロゴ、LUNA SEAは固定で、それプラス出演バンドロゴがランダム。LUNACYを引き当て、ルナシーセットに。
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【ランダムピック2個セット】
フェスロゴは固定で、それプラス出演バンドロゴがランダム。なんとDIR EN GREYきました! 月面プリントの上にDIRのロゴで、コラボ感があってうれしい。台紙もすべすべした紙で凝っています。
オモテ
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ウラ
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お花もたくさんです。
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ライブホールへ行くにもいったん外に出て、ぐるっと回りこまなければならないため、ちょっと距離がありました。あわよくば、EDENエリアから音漏れでも聴こえるかなと思っていたのですが、なんか音の振動が伝わってくるなぁ程度で、ほとんど聴こえません(笑)。それなので極端に言うと、ライブを取るなら食事とグッズとトイレはあきらめろ!ですね。
中へ入ると、ホール中心部の天井から大きな月が吊るされていました。プロジェクションマッピングで実際に満ち欠けします。
FATE、SHINE、MOONのステージが入り口以外の三隅に組まれています。MOONがメインステージの位置付け。入り口が一箇所のため、1アクトが終わるたび、出る人&新たに入場する人で大混雑。この出入り口についても、もう少しなんとかならなかったのかなっていうポイントでした。
わたしが入場したときは、Fear,and Loathing in Las VegasがFATEステージでライブ中。アニメ『寄生獣』の主題歌が聴けたのでテンション上がりました。かなり遠目から巨大ヴィジョンとステージを交互に観ていたのですが、ボーカルのアクションが激しい。「踊ろうぜ!」とオーディエンスを煽りながらも、自分が一番踊ってるというか(笑)。
なかでも、観客を巻き込んでたけのこたけのこニョッキッキみたいなダンスをしていたのが衝撃でした。若手ヴィジュアル系バンドもびっくりですね。
声も高くて全体的に若い・・・激元気・・・(この日の出演バンドの中で一年齢が若いとMCしていました)。初ラスベガスは、踊れるゴキゲンなバンドっていう印象です。
■■■DIR EN GREY
MOONステージに登場したDIR EN GREY。前方は押しがあったのを確認。わたしもメンバーの表情がわかるくらいの場所にいたのですが、まわりは落ち着いて観る人が多かったです。X、LUNA SEA待機ゾーンだったのかなあ?
ステージには紗幕が掛けられており、彩度の低い、水の流れのような映像が流れていました。SE「and Zero」とともにメンバーが現れます。京さんは6/19のsukekiyo公演時と変わらず金髪で、ツーブロック風に右側へ流してセットしていました。
「Sustain the untruth」は、ワンマンライブだとオーディエンスにも歌わせるという流れが定番化していましたが、この日はフェスかつ1曲目ということもあってか、ほぼすべてのパートを京さんが歌っていました。
「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」は、イントロ→サビという流れなのですが、このサビ後に紗幕が振り落とされ、フロアから大歓声が上がりました。
「朔-saku-」は春ツアーでもセットリストに組み込まれていましたが、ルナフェスでも披露するとはやや意外に思いました(最新アルバム『ARCHE』の曲で固めてくるかなと思っていたので)。
京さんのシャウトとともに、少し緊張感が残っていたフロアも一気にヒートアップ。起爆剤としての威力は抜群でした。バックスクリーンにはMVが。メンバーの演奏シーンもあるMVなので、眼前に広がる11年前のメンバーと2015年のメンバーのコラボレーション。
「THE FINAL」も「朔-suku-」と同じく2004年リリースシングル。2曲立て続けに演奏されたことで、当時のライブの空気感を感じました。ちなみに2008年のヒデサミ出演時もこの2曲はセットリストに入っています。京さんの空を切るリストカットとともに暗転、歓声が沸き起こる。
そしていつのまにかステージにはバイオリンを手にしたSUGIZOさんが! 京さんがやや下手にずれ、正面から観ると薫、Toshiya、京、SUGIZO、Shinya、Dieという並びになりました。コラボ楽曲はバラード「空谷の跫音」。
SUGIZOさんはソロを弾くというよりも、ノイジーな音色も混じえ楽曲にスパイスを足していくスタイル。弓をダイナミックに操り、優雅な立ち居振る舞いでDIR EN GREYのステージなのにSUGIZOさんに目がいってしまう。京さんも間奏中にSUGIZOさんをガン見。
サビでは幻想的なコムローイ(満月の夜にランタンを空へ飛ばすタイの祭り)の映像が映し出されました。映像監督 近藤氏のTwitterによると、監督の亡くなられた奥様がお好きだったお祭りだそう。
SUGIZOさんが去る際、Dieさんが軽くハグしてました。
「Revelation of mankind」はフルMVが。親殺しが描かれた映像なのでファンでもわあ!ここで流すのか!と驚いた。初見の方はどう思ったのだろう…。ラストの「羅刹国」ではヘドバンの嵐&前方に突入していく人多数。
静けさと激しさの入り混じったライブでした。
【SET LIST】
SE_and Zero
01_SUSTAIN THE UNTRUTH
02_激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
03_朔
04_THE FINAL
05_空谷の跫音
06_Un doux
07_Revelation of mankind
08_羅刹国
ここから2016年のわたしが書いています・・・。
そのあとはDEAD ENDをまったり観て、X JAPANとLUNA SEA。XのときもLUNA SEAのときも、転換中からメンバーを呼ぶ声がすごく大きくて、なんかもうそこで圧倒された。
Xはライブ中盤、YOSHIKIさんの提案によって、ニューアルバムに収録されるという曲のコーラス(バラード調でウォーウォーいうやつ)を観客みんなで歌って録音。2016年6月現在アルバム発売の気配はありませんが(笑)。
LUNA SEAはRYUICHIさんの目がキラキラしていて印象的だった。スクリーンにメンバーがたびたび大写しになるんですが、その表情が「強さ」を感じさせたんですよね。
後半にhideさんカバー「ピンクスパイダー」がきたときには、もう大盛り上がりだったんですが、疲労もピークだったので端のほうで観て、ラストまで観ずに「ROSIER」で退散しまいました。が、ラストにセッションで「PRECIOUS…」「WISH」を演ったと聞いて、うわぁぁああ聴きたかった〜となった思い出。フェス参戦は体調万全で臨むべきですな。