↑黒くつぶれちゃってますが、壁にレコードが飾られています。
高木フトシさんの弾き語りに惹かれて、その後vezの新譜を買い、ツアー初日のワンマンへ行ってきちゃいました。
この「Neon」という曲を生で聴いてみたいがために行ったと言っても過言ではないです。
両国って国技館のイメージだから、ライブハウスがあることを知らなかったです。キャパ250くらいで手刀よりやや狭めな感じ。ただ、後ろだとメンバーの手元がまったく見えないっ。ドラムも埋もれてしまいます(笑)。
でも、踊れる曲あり聴かせる曲ありで、ストレートに楽しかった。前に行って騒いでもいいし、疲れたら後ろでお酒飲みながらゆったり見てもいいしっていう自由な空気感が心地よくて。わたしより年上のお兄さまお姉さま方のファンが多くてオトナな雰囲気でした。
本ツアーは“Intuitionistic logic tour(イントゥイショニスティック ロジック ツアー)”と銘打たれていて、6/1にリリースされたミニアルバム『Intuitionistic logic』と同タイトルなわけですが、このミニアルバムから演奏されたのは、6曲中3曲…「Sence of you」「Neon」「杼(ひ)」のみでした。ツアー中に続々と披露される模様。
それなので、これまでの作品も予習してから行けばもっと楽しめたのかもしれません。みんなで歌う場面もあったので、歌詞も叩きこんでおくとなおよし!というところでしょうか。
歌詞といえば、『Intuitionistic logic』は「直観主義論理」という意味だそうで。webインタビューによると、フトシさんは3ヶ月間いろいろと調べて勉強したり、本を読んだりして詞を書きあげたのだとか。…なんか、「歌詞のために勉強する」っていうことにちょっとした衝撃を受けました。ちょっと調べるぐらいは、どこのバンドマンもやっていそうですけれど、3ヶ月間も勉強ってすごいなと。みんな言わないだけで勉強してるのかな?
正直、「直感的主義論理」と言われてもいまいちピンとこないですし(数学ニガテなもので…)、まだ歌詞を全部把握していないのですが、「織り込んでいければじゃなくて、織り込んでいかなければならないんだ」というMCのあとに披露された「杼(ひ)」は、なんだかジーンときました。
以下ハイライト。
・どの曲だったかわからないのですが、フトシさんがオーディエンスに歌わせようとするも誰も歌えず(笑)。メンバー、観客ともに苦笑い。でもフトシさんがニコニコと「いいんだ、いいんだ!」とフォローを入れ、和やかな雰囲気に。
・キター!と高揚する「Sence of you」。
・まさに「没頭する」ようにうつむきがちに弾くASAKIさん。だけど時たま顔で弾く!
・ASAKIさんのクリーントーンと、フトシさんのカラッと乾いた声の相性抜群。
・ブイブイ鳴らす成一さんのベースもカッコいい。たまにYANAさんと顔見合わせて笑顔。
・アンコールで再び登場した際、フトシさんがギター調整に時間がかかる。そこで、(MCを求めるために)YANAさんコール。YANAさん大人気。
・「フトシ、まだ!?」と急かすYANAさんに、困りながら笑うフトシさんかわいい。その間もYANAさんコール!
8/2のツアーファイナルはSTEREO.C.Kのレコ発イベントとかぶってしまっているのですが、また観に行きたいなと思いました。熊谷VOGUE(VOGUEじゃない)にでも行こうかなあ。