in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

12/29【寺子屋年末大感謝祭~グッド、バイ2009~ver.鬼灯】at 池袋サイバー

2009-12-31 06:35:25 | ライブレポート


↑外暗かったからモノクロ写真みたいになってしまったよ。久々にサイバーです。
ステージこんなに近かったかしらー。お客さんがほどよくつまっていたので、自分の居場所がわからず右往左往してしまいました。前のほうが空くという謎の現象が起きるサイババ。なんでだろーね。くさい人いるのかな(えんそくさんのネタです)


Hilldagarde(O.A)◇

gaudie.

すみません、chikokuしたので見逃してしまいました。会場INしたらgaudie.さんが搬出中。わー。エイジさんにおつかれさまです、とだけ声かけました。Hilldagardeさんは前回も見逃しているよね。ここのメンバーさんは花少年バディーズさんの現ローディーだそうです。gaudie.のメンバーさんもビリー・ローディーズだったしね。3世代(?)かー。

てかgaudie.さんの新曲のタイトル「自主規制」って。これは極東兄さんへのフォロワーですか笑





白黒キネマ

し……モノクロキネマさんですね。ああ、きょうヒトツメさんは出ないのか。どうもセット感が。

武敏さん相変わらずテンション高いなあ。空回りそうなのがもうね、観ていて楽しいよね(失礼)。ラストに披露していた「扉」は、背中をポンと押されるような曲であります。閉ざされた場所から外の世界へ一歩踏み出す感じ。





えんそく

「あ、もしもしお母さん?」

おもむろに携帯を耳にあてるぶうさん。

「だからいまライブ中だって!え?なに?テレビ観てみろって?テレビなんかないよ……!え?バンギャルラが!? 池……池袋に……!? みなさん大変です!!! 逃げてくださいっ!!!」

と会場爆笑の一人芝居からはじまった「少女怪獣バンギャルラ」が1曲目でした。もうMCがいちいちおもしろすぎます。歌詞がほぼ“This is a pen.”の名曲「This is a pen.」では曲中に“おねがいします!「pen!」っていってください……!!!(半ベソ)”とお客さんに懇願してしまうし笑 それでいて演奏がムダにうまいからホントにおもしろいですよねえ。

上手ギターのIKAさんはガスマスクしていて暑くないんかなあ。いつか金爆さんとツーマンでもやってくれたらいいなあなんて勝手に思ってます。




KYOKUTOU GIRL FRIEND

【SET LIST】
SE_
01_堕落論
02_禁忌
03_未遂

04_俺の彼女はリストカッター
05_縄と拡声器とヒロイン
06_勝手にしやがれ


これぞKYOKUTOU GIRL FRIEND、そんなライブでした。

ああ安心したー!よかったー!ぶっちゃけてしまいますと、前回のエリア公演は“メンバー間でなにかあったのでは?”と心配になってしまうくらい荒れたライブだったのですよ。

あらためて思ったけれど【禁忌】いい曲だーね。“おまえ以外全部 嘘”というこの曲の歌詞のように、メンバーとオーディエンスがそれぞれお互いを必要とする関係になっていればいいなって思いました。

やっぱりね、“なんじゃこりゃーカッコいいなおいっ!”って思わずニヤッとしてしまうのが極東のライブだ。

ケッチさんテレキャスでもイケるじゃないですかー。【未遂】のソロ、カッコよかった。カッコよかった。大事なことなので2回いいました。倫堕さんも一言ひとこと刻みつけるように歌っていたし、ああ情念だなって思いました。

【縄と拡声器とヒロイン】はサリーさんがタイトルにもなっている歌詞をシャウト気味にコーラスする部分があるのですが“ヒロイン”ではなく“メスブタ”っておっしゃっていますね笑 倫堕さんが言葉を乱発するイントロ部とアウトロ部のなかには“共産党”って言葉が聴こえました。わーGo!Go!スターリン浮かんじゃう。

それと、きょうは亜門さんに見とれてしまいました。ちょっとShinyaさんにも似てるかも。タイトで細やかなドラミングは観ていてきれいです。

そういえば、ずっとずっと書こうと思っていたんだけど、4人は点と線で結ばれているように思います。
立ち位置を線で結ぶと、浮かび上がるのはバランスのとれた正方形。それで、対角線もきちんと結ばれているから、となりにいるメンバーだけではなく、ドラムとヴォーカルも、ギターとベースも、うまく絡み合ってくるんじゃないかなあなんて思うわけです。余談です。

【勝手にしやがれ】では、倫堕さんが“聞えませんけど?聞えませんけど?”と挑発するように煽っていて、会場の声と拳もどんどん増えていっていたように思います。フロント・メンバーが前方に身を乗り出して3人並んでいたのも、またカッコよかったですね。

“カッコいい”って言葉をつかいすぎると説得力なくなってしまうかもしれないけれど、カッコいいバンドなんですKYOKUTOU GIRL FRIENDは。“カッコいいバンド”であるべきなんです!そんなかんじ!






東京ヒーローズ

ギターのリンダさんがえんそくさんのフリをマネして登場されました笑 ゴキミさん髪の毛ツンツン。

新曲の「末路」がすっごくカッコよかった!(だから説得力なくなるって)
サビのメロディがどこかなつかしい感じで。やっぱり生のコーラスはいいなあ。リンダさんハモリうまいし。

きょうはこのライブのあとに、DVD発売を記念したオールナイトイベントを新宿で行なうらしく、MCで宣伝されていました。なんでも雅史さんとゴキミさんが免許をとるまでのドキュメントDVDらしいよ。ちょっと観たいよ。

そんなわけで演奏終了後、イベントの衣装なのかスーツ姿のメンバーさんをお見かけしました。ゴキミさんスーツ似合うなー!「金髪にスーツ」に魅力を感じるのはバンギャルならではだと思いますが。





花少年バディーズ

バディーズさん目当てのお客さんが大半を占めていらっしゃったんじゃないかっていうくらいの盛り上がりでした。やっぱりブラッサムちゃんたちのパワーはすごい。ブラッサムっていうかみつばちちゃんだよねえ。いつも元気に飛び回っているもの。

『Let's go to the 絶対的Happiness!!』をテーマに掲げていらっしゃるわけですが、きょうあらためてなるほどーと思いました。絶対にマイナスな気持ちにさせない。とにかくプラス。明るい、楽しい、おもしろい。プラスのエネルギーに満ちあふれているなって思いました。

“いっしょに楽しもう”っていう精神がどのバンドさんよりも強いんじゃないかなって。“ぜったい楽しませてあげる。ぜったいHappinessにつれて行ってあげる”って。ひとりでもつまらなそうな顔をしていたら、そばまでいって手を差しのべるよね、きっと。

アンコールも何曲かありまして、軽く“あれ?バディーズさんのワンマンにきたんだっけな?”と錯覚しました笑 22時過ぎくらいに終了。





【本日の余談~オリジナル・カクテル~】
池袋サイバーのドリンクコーナーでは、各出演バンドさんが考案したオリジナル・カクテルが飲めるのですが、ネーミングなんかもおもしろいわけですよ。そんなわけで、本日のカクテルをご紹介。

・えんそく考案
【チェリーボーイズ】(ビール+チェリーリキュール)

・花少年バディーズ考案
【baddies go go】(ライチリキュール+ブルーキュラソー+ジンジャーエール)

・KYOKUTOU GIRL FRIEND考案
【MATSURO それは楽しいお酒】(ウーロン茶+JINRO)


カクテルを出していたのは3バンドさんだけでした。バディーズさんのカクテルがチャイナブルーみたいなスカイブルーで超きれいでした。飲みたかったけれど薬飲んでいたから、わたくしはもくもくとフローズンオレンジ食べてましたよよよ(余談の余談)。てかさらに余談だけどきょうdieSさんも出演されるものだと思っていたよ!ちょっと楽しみにしていたのにー場所によって情報ちがったよね笑

12/26【Under Ground Party】at 神楽坂EXPLOSION

2009-12-27 04:47:00 | ライブレポート


意外と近いかっぐらざか~♪
出演は4アーティストのみだったのですが、30minのステージだったのでそれぞれのカラーがよくわかったような気がします。きょうはメモ的な感じで。自分の記憶記録。


◆ツクヨミ

ムックさんみたいな印象でした。Voさんが身長高くてそんな感じの歌い方。ベースは女性なのかなあ? ダークネスな4ピースバンド。



◆Deity

大阪からはるばる来てくださったバンドさん。医療系。ドラムレスでVoさんが女性でナースキャップ。どちらかというとぽっちゃりした方なので、イメージ的には凶子さんみたいな感じ。キュートなのにめっちゃシャウトしとった!来月ご結婚されるらしい。おめでとうございます!

EXPLOSIONはステージが60cmくらいの高さで柵もないので、ギターの方がフロアに降りて弾いていたよよよ。



◆分身師 夢野修也

【SET LIST】
01.ピアスをあけて
02.白線のない道

即興

03,黄色い電車
04.睡蓮

ソロの唄い手さん。アコースティックです。
ああ、やっぱり心が洗われる感じがした。2曲目までずっと涙がとまらなかったんだけど、感動の涙なら涙腺ゆるくてもいいかもね。

即興は淳さんの弾く「戦場のメリークリスマス」にメロをつけて歌うというもの。斬新!

おふたりは共鳴しあっているように、音と声の相性がぴったりだから、聴いていてほんとうに心地良いです。いつも「素敵な音楽をありがとおおおお」って思いながら聴いています。



ずっとほしかったCD買いました。大すきな「ピアスをあけて」が音源化されてうれしい!あ、修也さんに松屋のおねえさんがなんて言ったのか聞きました。わあ!って感じだった、わあ!って。



◆オリガミ

固定のお客さんがついているみたい。こちらもムックさんみたいな印象。ヴォーイって感じで拳&ヘドバン。Voさんがサイドを刈り上げていて赤く染めていた。ライブ慣れしていそうだったなー。

でもヴォーカルは1バンド目のツクヨミさんのほうが好みだ。オーラあった。


そんな感じで21時ごろ終了。カルーアのリキュールがあったのでカルーアミルクが飲める!と思ったらドリンクのおねえさんに「ミルクは取り扱っていないんです~」と言われてちょっと涙目。しかたなくカシスグレープにしました。カシス+グレープとか!りんご+青りんごみたいなものだよね。でもおいしかった。箱スタのおにーさんたちイケメンだなあ。サイバーと同じ系列なのに雰囲気いい箱だなーと思った(サイバーに失礼)




12/22【Sweet trade vol.3】at 高田馬場AREA

2009-12-23 11:54:50 | ライブレポート


最近エリアではライチ酒のソーダ割りばっかり飲んでますすす!というわけで、本日もスーパーライブシアターに行ってまいりました。


DORAGON

>OFFICIALやmixi等からの苦情を受けてメンバーで話し合った結果
この度Vo.SHOWIEが脱退する事になりました。
今回の件でご迷惑を掛けました皆様、
バンド様・関係者様・そして、ファンの方々にはメンバー一同深くお詫び申し上げます。
12月4日からのライブに関しては4人でやる事になりましたので、
5人のライブを望んでいた方に関してはキャンセル・払い戻し等を受け付けておりますのでINFOの方にお問い合わせ下さい。

新しいDRAGONはまだまだ未熟ですが、
今回の件も全て受け入れ
DRAGONという名前はあえて残し、マイナスからのスタートとも考え、必死に頑張っていきますので
これからも応援の方よろしくお願いします。

重ね重ね本当にすいませんでした。



という文がオフィシャルサイトに掲載されているのですが、いったいなにがあったのだー? ちょっと調べたら●関係っぽい雰囲気だーね苦笑

そんなわけで12/4よりギターだったYUSUKEさんがギター・ヴォーカルを務めているようです。荒っぽいヴォーカルと骨太なサウンドがマッチして、最近のヴィジュアル系に失われつつある「ロック」を感じることができました。演奏が巧いのでびっくりしていたら、ギターのRYOSUKEさんは、マシンガンズのサポートも務めたことがある方のようで。なるほど納得。

アンケート(最近また書くのにハマっている)を渡しに行ったら、ドラムの秀さんからボールペンをいただきました。



わたし「すみません、アンケートはこちらのカゴに入れればいいですか?」
秀「ありがとうございますー。ボールペンもらいました?」
わたし「(アンケートを書く用に貸してくれるものだと思って)あ、自分のペンで書いたのでだいじょうぶですよー」
秀「あ、まだもらってないですか?」
わたし「(話通じひん人やなー(失礼)と思いながら)もう記入したのでだいじょう……(物販に大量におかれているボールペンが目に入り、無料配布だと気づく)ああ!こちらいただけるんですね笑」
秀「ええ、どうぞー」

と、とんちんかんなやりとりをしましたが。ありがたくバイトで使おうと思いまーす。





n'DooL

「聴覚より網膜に焼きつく音楽を制作!」といったセリフの入ったSEで登場。コンセプチュアルなバンドさんのようで、オフィシャル・サイトを見ると【story】といったカテゴリが。現在は【■脱獄のススメ■ ~囚われた音楽隊~】というストーリーのようです。そのためメンバーさんは囚人服のような白黒ボーダーを取り入れた衣装でした。アフロだったり、かぶりものしてたりするメンバーさんもいらっしゃいましたが、あえてのスルーでいくわよ。

とりあえずあれです。ヴォーカルの皐明さんの煽り方がおもしろいです。
“まだまだいけるかぁ~
“揺らせぇ~
と、ぜんぶ語尾上がりなの。そればっかりずっと気になっていました。クラスにこういうテンション高い男子いたなあみたいな。

あれ?感想になってないや。





Spiv States

俺たちhideさん大好きっす!といわんばかりのヴィジュアルににびっくりー。ネオンカラーのエナメルの衣装に、カラフルな髪。
特にJUNさんっ。“みなさんのご機嫌をうかがってみようかなと思いまして~”といったMCまでなんか似ているの笑 hideさんってよくこの言い回しつかっていたよね?

でもあれです、こういうのがやりたかったのかあ!と思いました。ファンタスマゴリアとはまたちがった一面を発見できたように思います。2曲目でIORIさんのギターの音がでないというトラブルに見舞われたものの、それすら楽しんでしまうくらいで。おふたりともすごく生き生きした表情をされていたのが印象的でした。

ベースとドラムのサポートの方もしっかりと音の土台を固めているので、ツインギターが映える!「華」って大切だと思います。90年代を彷彿させるようなユニゾンとかたまらんよね。また拝見したいっ!





Art Cube

蛇いなかったーー!(そこかよ)。Zさんが終始美川憲一さんに見えてしまっていたわたくしです。

シンフォニックで耽美な雰囲気。キーボード担当のメンバーさんもいらっしゃるんですね。摩天楼オペラさんよりこちらのほうがすきだなあ。
しかしきょうの出演バンドさんみんな演奏うまいよね。テクニカルなギターソロが目を引きました。

今度ブラジル公演(!)も行なうらしく“お金に余裕のある方はぜひいらしてくださいね♪”とユーモアのあるMCもありました。堅苦しくなりがちなイメージを和らげていたのがよかったです。

Vo. Z(ゼタ)
Gu. Y(ユウ)
Ba. N(エネ)
Dr. S(エッセ)
Key. M(エンメ)

しかしメンバーさんのお名前を覚えられん!





SIZNA Acoustic Insturumental

【SET LIST】
01.即興ソロ
02.Let it be
03.海が見える街(キキ20代ver)
04.世界の車窓から
05.ルパン三世のテーマ
06.戦場のメリークリスマス


↑彼のブログから引用させていただきました。1曲目即興だったのー!? みたいな。ピッキング・ハーモニクスから静かにはじまるも、ボディを叩いたり、ライトハンドも活用したりと、もうしょっぱなからすごいっていう。

ビートルズの名曲「Let it be」を演奏し終えたところでMC(もちろんミッキーボイス)。
“「Let it be」は実は讃美歌なんです。クリスマスも近いということで選曲してみました。クリスマスは本来家族と過ごすものなんですよ。だからイチャイチャしたり、(クラッカー?シャンパン?のジェスチャーをして)パーン!とかダメ!”

SIZNAかわいいよSIZ(ry
「海が見える街(キキ20代ver)」となっているのは、ギター1本で表現しようとすると、どうしても重く聴こえてしまうから、ちょっと大人になったキキのイメージで聴いてほしいということでした。

“僕もハイビジョン録画して観ています!”とはじまった「世界の車窓から」と、疾走感のあるアレンジにしたという「ルパン三世のテーマ」は2曲つづけて。「世界の~」は出だしが納得いかなかったらしく2回やり直し笑

SIZNA「ごめんなさい、もう1回!」
客席「いーよー!」(←MCで先生が流行らせたいと発言。上司「コピー20部頼む」 自分「いーよー!」みたいに使うらしい)

ルパンは大変なことになっていましたねえ。ジャカジャカ掻き鳴らしながら、メイン・メロディを弾くという。♪チャッチャラッチャ~の「チャ~」の部分をハンマリングで鳴らすのでつらそうでした笑

ラストは前回のときも披露してくださった「戦場のメリークリスマス」。赤い照明に染められてまったりしたいい雰囲気。どこかのカフェとかジャズバーみたいなところでライブやったらおもしろそうだよね。

そうだ!セッションのTime Section #(タイムセクションナンバー)で音源をリリースするそうです。ドラムに篤人さん(ex.Sugar)、ベースにHISAKIさん(cocklobin)と真悟くん(ex.Sugar)、そしてギターにはケッチさん(KYOKUTOU GIRL FRIEND)とVeloさん(Moran)を迎えて制作されるとのこと。ちなみにゲスト・ギタリストはもうひと方いらっしゃるそうです。

SIZNA「みなさんもよく知っている方だと思います。フゥ~!ってなると思う。あ、aieさんじゃないですよ」

というわけで乞うご期待!





KYOKUTOU GIRL FIRIEND

【SET LIST】
SE_
01_勝手にしやがれ
02_俺の彼女はリストカッター
03_完全犯罪

04_堕落論
05_噛みついて離れない
06_放送禁止のブルース
07_闇を嗤え_警告(instrumental)


予告どおりケッチさんがテレキャスでした。ストラトケッチは繊細だけど、テレキャスケッチはワイルド。なんとなくね!ファンキーでタフで渋い。

で、なんだかきょうは終始ピリピリした雰囲気で怖すぎでした。【堕落論】で倫堕さんがマイクを胸に何度も突き刺していて、ちょっと見ていられないというか……目を背けたくなりました。【闇を嗤え_警告】でも「殺せ!殺せ!殺せ!俺を殺せ!」と叫んでいたし、キレっぷりが半端なかったです。

音が変わったせいなのか、いつもとちょっぴり違うように思いました。鋭利さが増したような。きょう彼らのライブを初めて観たひとにはどう映ったのかなあ。わたしだったら「カッコいい!」より「なんだこのバンドこえぇええ!」ってなりそう笑

そういえば、照明がすごく眩しかった!でも、ドラムのフィルからはじまった【放送禁止のブルース】で、亜門さんのみにスポットが当たったのがカッコよかったです。そうそう、あと【完全犯罪】は哀しい歌かもしれない。





amber gris

【SET LIST】
01.?
02.sinker
03.Love in the first
04.lizard skin
05.smoozy and roll
06.?


セットリストは手鞠さんの曲紹介と、plugさんのサイトに掲載されている写真とを照らし合わせて書きだしてみました。

1曲目は1フレーズしか歌詞がなくて、アルバムの1曲目になっていそうな楽曲でした。イントロが長くてインストナンバーなのかと思っちゃった。お披露目ライブのときの1曲目といっしょかなあ?

前回のライブで、“カリブ海みたいな曲!”と漠然としたイメージを抱いたのは「Love in the first」というタイトルだったみたいです。Ruvieに近い楽曲かなあと。悠真さんと殊さんがアイコンタクトしていたよ。

「lizard skin」はいつ聴いてもヘンな曲!笑 もろ2つくっつけましたって感じで。だけどすきです(ツンデレ)。お客さんがヘドバンしていて、だんだん客席とステージがリンクしてきたように思いました。
薄汚れた異国の街の一角で演奏しているような画が浮かびます。

「smoozy and roll」は物語のプロローグのような曲。歌詞が“ようこそ僕らの庭へ”みたいな感じでかわいらしいの。下手から太陽のようなライトが一筋照らしていたのですが、それがまるで夜明けのようでしたね。

ラストはあの“学者”“フラスコ”“赤い花を染め抜いて”といったワードが出てくる曲。さきほどの「smoozy and roll」がプロローグなら、こちらはページをめくって物語を読み始めるっていう感じ。

この曲のメロの構成が大すきです。前にも書いたけれど、ギターとヴォーカルのみのアコースティック的なはじまりからのバンドインがね、もーんのすごいカッコいいのね。背中を押してもらえるような曲だなあと思いました。前向きな曲なんじゃないかなあと思うのだけれど、そこのところどうなんでしょうね奥さん。

サビよりもメロのほうが印象に残るかもしれません。手鞠さんの声がよく通って、すぐとなりで歌っているように感じるのね。オーディエンスに寄りそうヴォーカリスト手鞠!(なに)。それとwayneさんのギターに艶が出てきたように思います。

あああこの曲のメロが、きのうの帰り道からずっと頭のなかをぐるぐるめぐっております。新しい作品に収録されたらいいなあ。

amberさんはこの日が2009年のライブ納めだったそうで。いやー10月に始動してからというものあっという間でしたね。2010年はさらなる飛躍が期待できそうです!

12/15【trident in the Ace act.2】at 高田馬場エリア

2009-12-16 04:47:28 | ライブレポート


エリアいいよエリア。というわけで行ってまいりましたAdministratorさん主催。初主催&2nd Single先行発売おめでとうございますすす。適度に空いていていい感じ。客としては。ね。


ALSDEAD

白ベースに黒が差し色になった衣装で登場、4ピースバンド。

ファンの方が思いっきりヘドバンしていらして、清々しいなあと思いました。基本的に激しく攻めていくバンドさんなのですが、メロがキャッチーなので聴きやすかったです。

ギターの沁さん(DELUHIのLedaさんと同じ系統のお顔よね)に華がありました。ダイナミックなステージングと表情がいいなあと。

ヴォーカルのMAKIさんがもっと突き抜けた声を出してくれれば、全体のバランスがよくなりそうな気がします。そんなMAKIさん、右目を負傷中らしく眼帯をされていました。だいじょうぶなのかしら……?お大事に!





ヴァルナ

きょうが2009年のライブ納めだというヴァルナさん。やっぱりyo-kaさんは歌がうまい。それに加え、なんだか色っぽさもあるんですよねー。MCでは「Administrator」がうまく言えなくて「アドストレーターさんの主催…あれ?」みたいになっていましたが笑

演奏もヴィジュアルも、惹きつける魅力があるよねえ。

ただ会場に向かって「死ねーっ!」と連呼するのはなあ……。「エリア死ねー!」って苦笑 エリアスタッフさんに干されませんように。





ReivieЯ

かなーり久々に拝見いたしました!以前はちょくちょく観ていたんだけど。
出だしは情念系の聴かせる楽曲だったので、お客さんの反応もイマイチだったのですが、3曲目あたりから徐々に盛り上がっていき、最終的には自分たちのペースにもっていってました。

やっぱり誠さんはスタイルイケメンです。あの赤いギブソンのギター(セミアコでしたっけ?)は長身の彼にぴったり。
どの曲か忘れてしまったんだけど、琥雨さんのテレキャスもすごくきれいな音で鳴っていてびっくりでした。ライトハンドでイントロのフレーズ弾いていたやつ。勝手に体が動いてしまうよねー。わくわくしました。





Like absolute myself

こちらも久々。ミツヒコさんってこんな歌い方でしたっけ?声に伸びがあって楽曲とすごくあっていた。ただ気持ちよくてだんだんおやすみタイムに……本当に申し訳ない……。

「トワイライト摩天楼」っていつ聞いてもすごいタイトルだよねっ!サンボマスター思い出す、なぜか。





amber gris

【SET LIST】
01.?

02.銀色のコフィン
03.sinker
04.lizard skin

05.Love in tne first


1曲目が、wayneさんのコード弾きのギター(例のシズナ先生アンプあったよー)と手鞠さんのヴォーカルのみではじまって、あやうく泣きそうになりました。「フラスコ」と「赤い花を染め抜いて」っていう言葉が耳に残る曲でした。でね、またバンドインするときがおっそろしくかっこいいのね。ドンッと一気に音の塊がやってくるものだから。

しかし!みんな全力すぎかもね!? 引き算せずに常に足し算足し算、たまに掛け算。

わたし10/17のときは「うわー手鞠さんと殊さんだああああ。帰ってきたあああ」ってなって、ちゃんと聴いていなかったみたい(おい)。悠真さんがあんなにみなぎったプレイをしていらっしゃるなんて知らなかった……。wayneさんがヴォーカルか!ってくらいの全力コーラスをしているなんて知らなかった……。もしや俺が俺がってバンド?

たとえるなら、鬼ごっこだったり、かくれんぼだったり、全員でひとつの遊びをしていたのにもかかわらず、「あ、やっぱり俺ブランコー」「俺シーソーやりたーい!」って途中でそれぞれがどこかにいってしまうような感じよね。でもしばらくするとまた鬼ごっこしに戻ってくるんだけど笑

……まとまっているように見えて、まだまだまとまっていなかったんだなあ。メンバーの気持ちはたぶんひとつなんだろうけど(だってすごくいい表情してる)、音やステージングの面でついていっていない気がしました。


MCでは2010年3月24日に新しい音源を出すことを発表。「お金をためて待っていてください」と手鞠さん。また「amber grisは基本的にわかりやすいバンドなので、リズムをとるだけでも楽しめると思います」との言葉もありました。

ラストはまだ音源化されていない楽曲を。
海を感じる曲でした、カリブ海。なんかねー彼らの楽曲って「自然」を感じます。砂漠だったり、星空だったり、宇宙だったり、街だったり、風だったり……地球のいろいろな場所を旅している感じがするんですよね。次はどこに連れて行ってくれるのかなあなんて。

なんだかんだ言いましたが、好きなんですアンバーさん。あ、そういえば同期つかってないですよね?なんかそれがうれしかった。あとkanameさんが瞬さん(ex.RENTRER EN SOI)に見えるのはわたしの目がおかしいからかな。輪郭とか似てると思うんだけどな。





トゥーン工場

トゥーンファクトリーって読むんですよね、存じておりますよよよ。

なんかイメージとちがいました。食わず嫌いはダメですね!教訓!
もっとちゃらちゃらしているのかと思いきや、けっこう落ち着いていて、ライブ慣れしている雰囲気でした。Vロックフェスも出ていらしたんでしたっけ?

スタイリッシュポップって言葉が似合いそう。シャレオツな男の子たちでした。ヴォーカルのひかる。くんなんて鮮やかなイエローのスキニーはいていたよ。上はブラックシャツなのにタイガースになっていなかった!

ラストの曲でファンの方がライトを振っていてきれいでした。メジャー感漂う楽曲。





Administrator

【SET LIST】
SE
01.Ace
02.hidden scar

03.transient of life
04.skinny ray

05.Heart is...
06.SELFISH CLOVER

-EN-
07.an ordinary person
08.手招く太陽

本日の主催アドミニさん。「Ace」はステージに立って闘っていく決意を歌った曲だと勝手に思っているので、このセットリストはキテるなあ!とまた勝手に思っていました。

「待たせたな!Administratorだ!……クールにキメてみました」と相変わらずの飾らないMCも健在で、メンバーもお客さんも終始ニコニコ。

アドミニさんって「俺についてこい!」っていうタイプのバンドでもないし、「いっしょにいこうよ!」っていうタイプのバンドでもないのかも。「ここちょっと高いから肩貸してよ!」みたいな……なんて言ったらいいのかなあ。お客さんに照らされていると思うんだよね。たくさんの人からパワーをもらって「あ、この壁も登れた!」って。そこで初めて「よしこっちも安全だ、みんなもおいでよ!」ってなる。

本当にひとつひとつじっくり積み重ねていっているんだなあって思いました。たぶんこれからもっといいバンドになると思うんだーなー。いまって4人でひとつだから、個々が力をつけていったときに、どれだけのエネルギーが生まれるのかがすごく楽しみで。とりあえず公佑さんはギターソロ要練習だーなー(失礼)。

アンコールのラストで披露された「手招く太陽」に“誰だってこんな退屈な世界から 抜け出したい”っていう歌詞があるのですが、そこを芥さんがアドリブで“退屈な世界から……おまえらと盛り上がっていこうぜ!”って叫んだのにちょっとうるっとしました。それでフロントメンバーがセンターに集まってくるものだからさあ(この画って「バンド」って感じがするよね)。

初の主催ということでしたが、いいイベントでしたよねっ。そう、龍さんのドラミングってネロさん・MANJ゛さん系統だよねっ(どうでもいい)。

はい、おつかれさまでした!