in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

6/29“独創の片鱗”at 目黒鹿鳴館

2009-06-30 05:01:02 | ライブレポート

久々に鹿鳴館に行ってきました。
しかしチケットを予約していたはずなのに、リストに名前がないというまさかの事態が発生。スタッフさんが確認とってくださって無事入場できたのですが、軽くいやな汗かきました、チキンなんで苦笑

あ、入場特典はこちらでした。

monot。。。。。n。さんの音源「黒い烏」。イラスト入りのブックレットまでついていて、無配なのに凝ってます。

修也さんからは素敵ストラップ。

さすが、センスがすばらしい!チャームが金魚なんです。かわいい





◇北高軽音部◇

ハルヒとけいおん!を足してこの名前になったらしいです。
淳さんがアコギ、ツバサさん(?)がベース、難波研さんがキーボードとボーカルを務めていました。セッションをやるつもりだったのがなぜかアニソンカバーになってしまったそうで。

マクロスFの「星間飛行」、らき☆すたの「もってけ!セーラーふく」、けいおん!の「Don't say "lazy" 」なんかをやってました。言われなきゃアニソンだってわからなかったかも。難波さんがきれいなファルセットで歌っていたのでねー。「もってけ!~」はあのラップ的な部分もちゃんと歌っていたので笑ってしまいましたが笑 でも「星間飛行」の“キラッ☆”はさすがにやってませんでしたね。ちょっと聴きたかったなあ笑

って言ってるとわたしがアニオタみたいですが違いますよ!
たまたま知ってた曲だったのでコメントしてみただけです。友人の影響はすごい。
あ、淳さんの譜面入れのファイルがアニメグッズでした。ハルヒかな?





◇小笠原舞子◇

アニソンのすばらしさを伝えるためにやってきてくれた女の子。
オリジナル曲とエヴァの曲を歌ってましたね。
ロリっぽいお洋服でしたし開場前にも見かけたので、観にきたバンギャルちゃんなのかなーと思っていたら出演者だったっていうね笑 こういうライブだとだれがお客でだれがアーティストなのかわかりませんなあ。歌上手でしたよー。


◇ALLURE◇

こちらは男女のボーカルユニットでした。
アラジンとかハイスクールミュージカル思い出した。ニュアンスでわかって笑
次のライブは江ノ島の海の家だそうです。活動が幅広いっすなあ。





◇ノエ(アコースティックVer.)◇

ここすごかったですね。女の子ふたりのユニット。1曲目が美空ひばりさんの「さくらの唄」のカバーで、渋い選曲だなあと思って。
ボーカルのノエさんがね、MCだとほんわかした感じなんですけど、いざ曲に入ると別人のように力強い歌声を響かせるんですよ。びっくりした。痛々しくて、心に突き刺さる。社さんのガット・ギターのようなまろやかな音も好みでした。

ゲストでジュリィーの杏太さんが参加していました。どうでもいいんですけどいつから金髪なのー?





◇monot。。。。。n。◇

ex.MayDayの智蔵さん(Vo.&Gt.)と淳さん(Gt.)のユニット。
智蔵さんのボーカルが竜太朗さん風なのでちょっぴりプラを思い出したんですけど、声が甘いので癒されました。「傘をさす中、雨の外。」という曲が泣けた。コード進行も歌メロもずるいんじゃないですかね笑
今回のイベントの主催者でもある淳さんは“椅子が埋まればいいかなーと思っていたんですけど、こんなにたくさんの方が来てくれてうれしいです”と語っていました。

素敵な曲があるのでこちらからぜひ聴いてみてくださいなー。





◇慎一郎&杏太(ジュリィー)◇

【SET LIST】
01.傘(ジュリィー)
02.紫陽花(ジュリィー)
03.少年の詩(Zi:Kill)
04.コバルトブルー(THE BACK HORN)
05.西口改札ラプソディ(ホタル)
06.たからもの。(ホタル)

杏太さんブログから拝借してセットリストどーん。
「少年の詩」キタコレ!かっこいいわー。慎一郎さんもおっしゃっていましたがいい曲は廃れません。バクホンも聴けてうれしかったです。お二人いわく、日武のDVDの「コバルトブルー」は泣けるらしい笑

後半2曲はホタル時代の曲を披露。初めて聴きました。「たからもの。」を演奏する前に慎一郎さんが“(左胸を指して)たからものはここにあるから”と言っていたのが印象的でした。クサいけど彼がいうとアツいです。





◇分身師 夢野修也◇

【SET LIST】
01.睡蓮(『JOJO』。)
02.黄色い電車
03.白線のない道(『JOJO』。)
04.ピアスをあけて

サポートギターは淳さんでした。1曲目がまさかの「睡蓮」でびっくり。ああやっぱりこの曲も名曲であります。
ライブ中ずっと照明がわりに海の生物の映像が投影されていました。「DEEP BLUE」(っていうドキュメンタリー映画がある)みたいだったなあ。

「黄色い電車」は想像していたよりも暗い感じの曲でした苦笑
で「白線のない道」「ピアスをあけて」と続くものだからまた泣いちゃって。「ピアスをあけて」はやばいよ!みんな聴いたほうがいいよ、本当に。こちらからどうぞ。

なんか昔のことを思い出しちゃいましたね。あのときつらかったなあ、しにたいなんて馬鹿なこと考えてたなあとか。詩がすごく染みた。うん……生きててよかったです。いい音楽が聴けてよかった。

会場を出ると雨でした。雨男のせいですな!笑
ドリンクが飲み放題だったので(修也さんも作ってくれた)調子にのって飲みすぎてしまい、軽くふらふらしながら帰りました。まあ幸せだったのでよしとします。たまにはアコースティックもいいものですね。
淳さんが“KYOKUTOU GIRL FRIENDさんやハッチさんも誘ったんですけどスケジュールが合わなかったんで、次回はぜひ”とおっしゃっていたので、また開催してほしいです。しかしロクメーはやっぱりなにか出そうな雰囲気がありますね。怖いからトイレ我慢して帰ったのは秘密。


6/26“東京地下室~地下十五階”at 新宿LOFT

2009-06-28 21:36:55 | ライブレポート
開場してしばらくたってから入場したものの、かなり空いていてラッキーでした。
空調効きすぎていて寒いくらいで笑



◇MUNIMUNI◇

トップはMUNIMUNIさんでした。わたしは去年の秋の手刀で観たっきりだったので、ちょっと記憶とイメージが違って新鮮に見えたかも。
でもあれね。1回観ただけなのに曲覚えてるの。「パぺポポ」とか「フッフー」とか笑 照明が逆光だったからメンバーさんのシルエットしかわからなかったけど、それだけで存在感があるからすごいなーと思いました。雰囲気がもうね、“THE地下室”ですよ。 





◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇

【SET LIST】
01_勝手にしやがれ(仮)
02_堕落論
03_未遂

04_この人生はフィクションです
05_噛みついて離れない

06_俺の彼女はリストカッター
07_拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています

ロフトで何卒、極東さんですねねね。なんとサリーさんが大胆にヘア・スタイルを変えていました。後ろで観ていたのでたしかかわかりませんが、左サイドを刈り上げていたような……。コーラスしたときにその部分が見えてびっくりしました。まあイケメンはなにしてもイケメンですからね(ケッチさん風に)

“闇を嗤えー!”と倫堕さんが叫び、いきなり【勝手にしやがれ】からスタートでした。きょうは勢いのあるセットリストだったので、その中での【未遂】がすごく際立っていたと思います。ケッチさんのソロがホントに“泣きのギターソロ”っていう感じでカッコよかったんですよ。

ラストの【拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています】では思わずニヤッとしちゃうほど楽しくて。これぞ極東グルーヴ!みたいな(なんか電気グルーヴみたいだな……)。前回の池袋公演は荒々しくて勢いまかせな印象でしたが、今回のライブは熱さを保ちつつ、安定した演奏だったような気がします。観るたびに感じるものが違うから、何度も極東さんは観に行っちゃうのかもしれません。





◇emmuree◇

想さんがいつもどおりに戻っていました。あ、髪型の話ね。この前のサイヤ人ヘアーはいったいなんだったんだろう。

だんだんemmureeさんの音楽に慣れてきてしまって、心地よく感じる自分がいます。この日は眠気と相まって、ちょっと夢の世界へ旅立ってしまうほどでした(本当すみません)。

わたしはやっぱり想さんばっかり観てしまうのですが、この方はいったいどこから声をだしているんだろう。突き抜けるんだよね。すばらしいです。






◇Date You◇

Plastic TreeのナカヤマアキラことN/J/A氏が在籍しているバンドさんですね。というよりユニットといったほうがいいのでしょうか。メンバーは彼とベースのオーキさんだけなのかな? ですがボーカルに水谷さん、ドラムに金子さんという方がいらっしゃいました。
この水谷さん、日本の方だと思うのですが、英語も話せるらしくわざとMCもカタコトでしゃべるのね笑 この日発売になったCDの話ばっかりしていましたが笑

曲はシンセとバンド・サウンドがバランスよく絡み合っていて聴きやすかったです。英詞ですけども、やっぱり曲に繊細なセンスがでているというか。
お客さんもピョンピョン跳ねたり、体を揺らしたり楽しそうでしたね。
 




◇LAB.THE BASEMENT◇

あーやっぱりすごいなあと思いました。このわけわからん楽しさはなんなんでしょうね。パンクの精神と歌謡曲のようなキャッチーなメロディと。前行って暴れてくればよかったと若干後悔しております笑

アヲさんのMCも雑誌のインタビューで読んだ雰囲気そのままで感動しました。

「KYOKUTOU GIRL FRIENDさんには初めて出てもらったんですけど、ノリが若いなあって(笑)。っていうかこれなんなの?(手を前後にパタパタさせるフリをやってみせる) 咲きはわかる、手扇子もわかる、(手をパタパタさせて)これはいったいなんなの!?(一同爆笑) KYOKYTOU GIRL FRIENDさんのファンは、怖くないからアタシまでレポート提出するように!!」

と極東さんにも絡んでくださったり笑
本当にまた観たいですね。今度はぜったい前で!






◇スーパーセッションタイム◇

Vo.桜井アヲ
Vo.林田倫堕
Vo.想
Gt.N/J/A
Gt.神威摩天楼
Ba.松島ティル
Dr.オカチン

というメンバーで1曲披露。いろんな方のブログを拝見していたらDaisy Chainsawの「Love Your Money」だったと判明。現QueenadreenaのKatie(そういえば薫さんが対談してたよね)が在籍していたバンドらしく。
女性ボーカルの曲だったということにびっくりでした。想さんが激しかったからさー笑 倫堕さんはアヲさんの子分みたいでしたね(お二方とも金髪ですし)。彼は“東京地下室に出るのが夢だったんで、叶ってうれしいです”といったコメントをしていました。

またアヲさんのお誕生日が2日後に控えているということで、お客さんといっしょにバースデーソングを歌ってお祝い。
そういえば、アヲさんとN/J/Aさんはこの日はじめて同じステージに立ったそうで。アヲさんは、むかし雑誌にアキラさんのギターを褒めまくる記事が載っているのを見て嫉妬した、というお話も暴露していましたよ笑





と、メイン・ステージはこんな感じでした。
バー・ステージのほうでは、アネモネさん、灯さん、オナン・スペルマーメイドさんが出演していました。メイン→バー→メイン……というように展開されていくので暇を持て余すということはなかったのでよかったですね。

アネモネさんは泣けました。バニラさんとヤスさんのお二人の声のハーモニーがとってもきれいで、浄化されるの。ヤスさんがソロでボーカルをとった「罪の花」という曲ではバニラさんがオルゴールで伴奏していて素敵でした。お金あったら音源ほしかったなあ。

灯さんはアコースティックで演奏してくれて、こちらも癒されました。ボーカルの方はスピッツさんが好きらしく、同じロフトという場所でライブができてうれしいと語っていらっしゃいました。

オナン・スペルマーメイドさんはドラッグ・クイーンなんですね。お尻がめちゃめちゃ小さくてうらやましかったです、はい。メイクや衣装もかわいくて。
くるくる変わる表情がね、やっぱりすごいなあと思いました。ニカッって笑う顔が素敵なの。




東京地下室また行ってみたいイベントですねー←PCで書いたわよの印

6/17 寺子屋主催“三つ巴三日三晩の大宴 狂乱麗舞~GO!GO!寺子屋NIGHT!!~ver.花”at 池袋サイバー

2009-06-21 14:14:47 | ライブレポート
17日サイバーのライブ感想をいまさら大公開してみます。



◇DAZZLE◇

【デジール】と読むそうです。鎖がステージ前面に張られていました。

男臭くて、ちょいワル。頭振りたくなりました。で、若いバンドメーンに先輩!なんて慕われていそうな感じ(あくまでわたしの勝手なイメージです)!!
オフィに書いてある【インダストリアル】【デジ・ロック】という言葉を見ると、ああその通りだなと。

V系バンドと対バンするのはめずらしいんじゃないかなあ。





◇ケミカルピクチャーズ◇

点々さんの新バンド、という前知識だけで観ました。

SEに乗って、キラキラする銀ラメのサングラスをかけた楽器陣が登場。ビジュアルが斬新。テクノ系みたい。そのあとに姿を現した点々さんも、ふわふわなパーマにヘアバンドというスタイル。

“巻き込んでいこうぜ!”

“混ざり合え!”

“おもいっきり暴れて迷惑するヤツなんてここにはいねーよな!?”

そんな煽りもあって、終始メンバーと客席の距離が近いライブでした。

曲は明るいんだけど、繊細な歌詞が耳に残る。あとなんていうか……刹那的。生き急いでいるようなさ。ちょっぴりbaroqueさんみたいな匂いがしたなあ。
コズミックボーイ(だってオフィにそう書いてある笑)のJimiさんは外国の方? ハーフかな?





◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇
【SET LIST】
01_アルケミー(仮)
02_この人生はフィクションです

03_夜光虫(仮)
04_ゲルニカに噤む(仮)

05_俺の彼女はリストカッター
06_堕落論
07_国境の花嫁

【アルケミー】はじまりで意表を突かれました。そのあとにサリーさんがハットかぶってる! 倫堕さんが前髪上げてる! 亜門さんが髪立ててる!と気付く。

【この人生はフィクションです】で、もがくような動きをする倫堕さんを見て、この曲の主人公(と言っていいのか?)は、死にたくて死んだわけじゃないんだ、と思いました。そこには理由があるんだと。中央線快速上りホームに飛び込んだ【彼】にも、高層ビルの上から飛び降りた【偉い人】にも。
だけど、彼らが死んでも、電車内に流れる人身事故ニュースや新聞記事の小さな記事になるだけで。ほとんどの人がふーんそうなんだーと思うだけなんだよね。ひっそりと、くだらない世界に殺されていく人々。

……という勝手な考えを、演奏聴きながら頭の中でめぐらせていました笑


倫堕さんがひざまずいて歌っていた【夜光虫】は、サリーさんが渋かったですねえ。【ゲルニカに噤む】は亜門さんのムダのないドラミングがかっこよかった。

で、【俺の彼女はリストカッター】~【国境の花嫁】の流れは荒々しささえ感じるほど。ケッチさんが花嫁のソロであんなことになっていたとは気付きもしませんでした笑 それほどこちらもステージの雰囲気に魅せられていたということで笑





◇ADAPTER。◇

福助。さんダークトーンの赤髪!
メンバーさん増えたんですね。ベースにリウさん(パーマver.)、そしてドラムはふーじさん。

お客さんを巻き込んで笑顔になれるステージ。それは福助。さんの飾らない人柄があるからこそだなあと思いました。ゆるいけど楽しい、みたいな。

ラストに披露された「Highsociety」で歌詞?を間違えたらしく“間違えた俺ドンマイ♪”と歌うおちゃめな場面もありました。

ADAPTER。さん目当てのお客さんが多かったらしく、ここで一気に会場が空く苦笑





◇花少年バディーズ◇

ミネムラ氏が“笑っちまふよな。”というギャグですべてもっていってしまった感が。

顔文字で表すと↓

¬_(゜ε ゜)_Γ{笑っちまふよな。

こんな感じ(適当)。このギャグをミネムラ発祥として広めたいらしいです。

いやいやしかしブラッサムちゃんはいつも元気ね! ラストの「The Bluffer」でのモッシュはすごかった。イェイイェイ楽しそうだなー。
あ、ツブクさんがストレートヘアになってました。





◇白黒キネマ◇

武敏さんの扱う歌詞のテーマって、重い。

“生きたくても生きれない人がいるのに、俺はなんで消えたいって思うんだ”という自身を語るMCから始まった曲(ごめんなさい、タイトルの記憶が曖昧)がすごかったね。うずくまりながら、泣いてるんじゃないかってくらいの感情の込め方で歌っていて。

ほかにも引きこもりや戦争をテーマにした曲があって、この日はずっしりきた苦笑


ですが、アンコールではファンの方中心にサプライズで武敏さんのお誕生日をお祝い。寄せ書き入りの【おやじ代表】たすきがプレゼントされました(ハッチ齋藤さんの“おっぱい!”というコメント入りだそうで)

武敏「【おやじ代表】って……。俺まだハタチだし」
一同「………」
武敏「でも23歳だし!」
一同「え……(疑いの目)」

一瞬寒い空気が漂いかけましたが、お客さんのひとりが、

「笑っちまふよな。」

お客さんGJ。


アンコールラストの「人でなし」では “この人でなし!”ではなく、“このおやじ!”と叫ばせていました。きょう限定だそうで。
そういえば、和希さんと翔さんの立ち位置が逆でしたね。いろいろ試してるのかな?


めちゃめちゃ遅くなりましたがおつかれさまでした!

6/13 Versailles Presents“革命のアンソロジー”at 池袋サイバー

2009-06-14 22:52:59 | ライブレポート
写真ブレちゃってごめんなさいねー。
サイバー混んでましたねえ。しかもバンドごとに大移動が起こるから大変大変。
お客さんの入場に時間がかかり17:20過ぎに開演でした。



◇Versailles◇

主催のVersaillesさんがオール・メンバーでご登場。サイバーに出たらおもしろいなあと思っていたので、本当になってうれしい&びっくり。

“〈革命のアンソロジー〉へようこそ! お嬢ちゃん、お坊ちゃん、お戯れの時間だ!!”

KAMIJO氏のMCってクサいんだけど愛を感じるよね笑 素敵だ。
客席もしょっぱなからカオスでした。ヘドバン、拳、手拍子、手扇子となんでもありで。男も女もアツいよね。

Jasmine様もラストの曲でヘドバンしていた! だけど麗しかった!! 観ても聴いても楽しめるバンド、それがVersaillesだわ。





◇-tarrot-◇

いまは充電期間中ということで3ヶ月ぶりのライブだそう。オフィのアー写ではコテコテな衣装をお召しになっていますが、この日はスーツでのご登場でした。

ボーカルの咲さんがね、とってもかわいいの! 金パツーンに赤いシャドウ。昔のマオにゃんに雰囲気が似ている。ギターの朱麒(Toki)さんは口元がDieさん笑 ドラムの迅さんは位置的にあまり見えなかった……!

曲はストレートな展開でTHEヴィジュアル系だなあと。1曲目の朱麒さんのギターソロが、サポートの下手ギターさんとユニゾンになっていてきれいでした。咲さんの歌声はなんだろう? 宝塚の男役みたいな感じ。「高らかに歌う」っていうかさ。で、大きな黒目がよく動く。マイクを持っていない手も曲に表情をつけていて、ともかく華があるボーカルさんなのね。見ていて飽きない。

サポート・メンバーさんのお名前はBa.ノリオさんとGt.マサオさんでした(メンバーコールで咲さんがそう呼べと笑)。7/28のライブでなにかが明らかになるとか!?





◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇
【SET LIST】
SE_
01_勝手にしやがれ(仮)
02_依存(仮)

03_噛みついて離れない
04_堕落論
05_国境の花嫁


5曲ながら迫力のステージを魅せてくれたのは不謹慎なカリスマの皆様。

赤と青の照明の中、「毒」マスクをつけた楽器陣、そして拡声器を手にした倫堕さんが登場し【勝手にしやがれ】へ。小馬鹿にしたように中指を立てた倫堕さんと、ステージギリギリまで身を乗り出すフロント陣。自然と客席の拳もあがります。

ケッチさんがギターを掻きむしり【依存】。空間を音がじわじわと支配する。
わたしねえ、ついに泣きましたよ。KYOKUTOU GIRL FRIENDさんのライブを観ること15回(←帰ってから数えた)。この曲は反則であります。情念が強すぎる。あああ。
イントロとアウトロの儚いアルペジオがたまりません。

【噛みついて離れない】【堕落論】ではステージとフロアがイコールで結ばれていました。なんていうか同じレベルで向かいあっているのね。どちらも真剣で全力。そしてそれを楽しんでいる。

ラストは“闇を嗤えーーー!!”と倫堕さんが叫んだ【国境の花嫁】。ケイコクしてるなあと思いました。

この日はお客さんがたくさんいらっしゃいましたし、極東さんを初めて観る方も多かったと思います。そんな方に少しでも彼らの音楽やスタンスが伝わればいいなと思いました。





◇ギルティア◇

以前1回観ているのですが、今回も印象は変わらず……。よくも悪くもないのよね。う~ん。こうインパクトというか、なにか引きつけるものが1個でもあればいいんだけどね(えらそうに何を)

6/17に重大発表があるそうですよー。





◇ネガ◇

優さんのシンバルのセッティング位置でネガだと判断しました、はい。きょうも素敵に高いです。

リズム隊の音圧がすごいですね! 暴れたい人には持ってこいなバンドさんかと。リエントとの対バンでよく観ていましたが、確実に進化を遂げておりました。

“ぐちゃぐちゃになれよ!”といういう儿さんの煽りどおり、フロアはヘドバンと拳の応酬。観ていてすがすがしいほどの暴れっぷりでした。

大阪と東京でワンマンが決定しているもようです。



◇カル・ヴァリ◇

ああ英治郎さんがいない……4人になったカル・ヴァリさん。
ですが、いつもどおり華やかなステージで楽しませてくれました。

彼らはヴィジュアル系を謳歌している気がする笑 観るたびに好きになっているわたしがいます。





◇Anomie◇

メンバー全員真っ白な衣装で登場したAmomie。そn……じゃない、snowさんが青(?)のコンタクトをしていたのですが、遠くから見ると白目むいているみたいで怖い……!

わたしAnomieのほうが好きかも。てかね、サイバーの環境のせいかVoの音がこもって、いつものようにキーンとせず、耳にやさしかったの笑
本編ラストの「ANOMIE」で、ぴょんぴょん跳びはねるあやm……キーボードの方がかわいくてかわいくてしょうがなかったです。

アンコールでは“新曲を持ってきました”と「Eternal Symphony」なる曲を披露。うん、タイトルどおりシンフォニックメタル的な曲でした。マシンガンのような2バスにメタルギターが絡んで、キーボードによるストリングス・サウンドも。ちょっとVersaillesぽかったけどね笑 客席は後ろまで盛り上がってました。

そんな彼らは、太陽と月がぶつかる7/23にこの世界を純白に変えるらしいです(←っていうようなことをsnowさんがおっしゃっていたの)。果たしてなにが起こるのか……!?






ってな感じでおつかれさまでしたたた!

6/12 Sugar主催“Last of state dinner”at 高田馬場AREA

2009-06-14 02:27:49 | ライブレポート
遅くなりましたが、12日エリア感想文でございます。

入口にさ、出演バンド名書いてある紙が貼ってあるじゃない? いつも入場する前にそれを写メるのが習慣と化しているのですけれども、きょうは後でいいやーと思ったのね。でも終演後はがされてたのね。ついてない泣 どうもSugar動員です(この対バン迷うよね!)




◇Kaya(O.A)◇

その出演者が書いてある紙にね、【スペシャルO.Aあり】(←うろ覚え)と記されていてね。誰だろう?と思っていたら、なんとKaya姫だったわけです! 黒いドレスでご登場。

甘党な方の中にはaddictである方も多いのかしら。披露されたのは2曲だけでしたが、かなり盛り上がってましたね。“もっとちょうだぁ~い?”って妖艶におっしゃるのがたまりません笑

Kayaさんは男だとか女だとかっていうのを感じさせないの。もう“Kaya”っていうアーティストだから。


↓姫の自己紹介↓
「平たく言うとSugarの篤人の飼い主です(ハァト)」





◇cocklobin◇

〈BLACK Sugar POT〉以来に観るcocklobinさん。曲が増えてたー(当たり前)

でもやっぱり彼らのイメージは“水”だなあ。水の中で聴こえる音楽。同期も鳴ってるからかな? 歌のコーラスが目立つ。
あと、ふと思ったのですが、依織さんのギターの弾き方って丁寧よね。最後までぜったい気を抜かない。

nigu「きょうのタイトルなんだっけ? 忘れちゃった! 〈日本暗黒祭り〉とかそんなだよね」

そうそう。





◇emmuree◇

想さんのデコ丸出しサイヤ人ヘアスタイルに驚愕しました。+白塗り(?)だし。ガーゼのような白装束だし。

想「……ようこそディナーショウへ」

きょうっておもしろいこと言わなきゃいけない約束なんですか笑


個人的にだんだんemmureeさんに免疫ついてきたかも! 前は具合悪くなるくらいだったんだけど、普通に聴けた。「lovers」良かったっす。

想さんが“手紙に代えて”とおっしゃって、ラストに演奏された曲はSugarに贈られました。

照明もすごく良かった。





◇摩天楼オペラ◇

あら苑さん金髪になってるー。なんかオペラさんがエリアにいるのに違和感! いっつもO-系列のハコで観てたからさ。

この対バンだからかノリがすごく若い。ファンの方の声援も若い。

これは好みの問題なのですが、やっぱりボーカルが耳に痛い……。演奏だけ聴いていたいですすみません!





◇9GOATS BLACK OUT◇
【SET LIST】
01.落日
02.ROMEO

03.690min
04.headache

05.in the rain
06.天使


1曲目が真っ赤なライトに染まった「落日」。やられたーと思いました。こんなの誰が予想する?

イベント形式のライブで、これほどまでに自分のバンドのカラーを提示できるバンドが存在するということに感動しました(説明長い)。すばらしかった。

「headache」で“その手を貸してくれ”と何度もつぶやくryoさんが怖い。手を伸ばしたら最後……。狂気の愛。

“物事には必ず終わりがきます。でもそれは仕方のないことです。来月終わりを迎えるSugarさんに、最大のやさしさを込めた曲を……「天使」”

最後の最後にそうきたか。堕ちて堕ちて、もうダメかと思ったのに、ここで救いの曲。ああすごいなあ。これは26日アストロホール行くのも正解か。





◇Sugar◇
【SET LIST】
01.男娼と黒猫
02.antlion

03.Memento-Mori
04.「Paradise」lost
05.麝香漂う中で
06.Snow White

07.手紙に代えて。

-EN-
08.悲しみに眠る陽だまり
09.ベリー


SIZNAさんと真悟くんが実験に失敗したようなヘアスタイルでした。THE 爆発。

「男娼と黒猫」キターー! Lokiさんの生“ニャーオ”キター!! わたくしすでに感無量。

「「Paradise」lost」はこの日はじめて聴いたのですが、真悟くんらしい曲だなと思いました。一瞬「Snow White」かと思ったからね笑
ギターソロの音の広がりが見事でした。会場に広がっていく音の粒が見えるんです!(←頭がおかしくなったわけではありません)


“きょうはすごくいいイベントになっているんじゃないかと思います。君たちの顔を見ているとそう感じます。ここまでこれたのも、君たちがいてくれてこそです。どうもありがとう”

本編ラストに披露されたのは「手紙に代えて。」。あっくんのドラムが限りなくやさしい。白色のライトに照らされるステージ。ああこの曲はSugarの集大成だ。


“この歌を 手紙に代えて。”

バンドだから、音楽を紡ぐ者だからこそできる感謝のかたち。
彼らのライブも残すところあと3本。ふたたび東京に戻ってくる7月4日には、どんな景色が待っているんだろう。

6/1 電影グラマァ主催“異端審問II[臓器交換のススメ]”at 渋谷RUIDO K2

2009-06-02 23:57:55 | ライブレポート
久々ルイードK2。ステージは地下にあるんだよね。でも、スタッフルームが階段降りている途中にあって、カーテンで仕切られてるだけだから、あやうく開けそうになるんだよね(わたしだけか)

本日は電影グラマァさん主催でした。
なかなか会場の演出が凝っていてですね、なんとステージのバックが鯨幕(お葬式で使われる白黒の幕ね)。そして【RUIDO K2】の看板は、右方向を指差す絵で隠されていました。また、フロアの壁には寺山修司氏の言葉が書かれた長ーい半紙がぶらり(絵と習字は赫碧二公の羽夢さんが書いてくださったのだとか)




○KYOKUTOU GIRL FRIEND○
◆SET LIST◆
SE_
01_闇を嗤え_警告【instrumental】
02_拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています
03_未遂

04_アルケミー(仮)
05_罠
06_ゲルニカに噤む

07_夜光虫
08_依存(仮)
09_噛みついて離れない

10_堕落論
11_俺の彼女はリストカッター
12_勝手にしやがれ(仮)
13_サヨナラセカイ(仮)

顔面包帯グルグル巻きの金髪怪我人さん(笑)が下手に出てきて、【極東彼女】と書かれた半紙を掲げ無言でバンド紹介。ゆっくりスクリーンがあがり、SEと共に楽器陣登場。

きょうも【闇を嗤え_警告】からスタートでした。もはやこの曲は林田倫堕入場曲と化していますねえ。スリリングにスピードアップするところで、倫堕氏が出てくるので。

序盤はVoの声がこもっていて少し残念でした。【未遂】にマイクレスで歌うところがあったんですけど、そちらのほうがきれいに声が抜けていたんですよ。なんだかなあ笑

【アルケミー】はあの狂気の吐息も、やはり曲の一部のようです。でも、この曲の前の暗転で“あ゛ぁぁああああ!”って何度も叫んでいたのですが、そちらも怖かった。4/25以来倫堕さんのテンションがすごい気がする。

そんな【アルケミー】ですが、亜門さんもすごいのです。タイトかつ正確なスティックさばきを見よ!!みたいな。倫堕さんが荒い息を吐いているときに、楽器陣はドラムのもとに集まっていて、それから隻を切ったようにバッとハジけていくの。でも、やっぱりこの曲ヘンなんだろうなあ。後ろのお客さん固まっちゃってたもの笑

個人的には大好きな【依存】が聴けたので、うれしかったです。でも【ゲルニカに噤む】→【夜光虫】→【依存】という流れだったので、かなり堕ちた……。

【噛みついて離れない】で“俺についてこいよ!”なんて煽っていたけれど、ついていけない!みたいなね。ディルのライブのダーク・ゾーン的な感じでしたわ笑 【依存】……真っ白な浴槽で手首を切っちゃって、真っ赤な血がそこに飛び散ってる画が浮かんだ。

なんかこのセクション聴いているときは、ヴィジュアル系のライブに来ている気がしなかったなあ。不思議なバンドです極東さんは。でも後半は、頭に「ド」がつくくらいヴィジュアル系なライブでしたけどね笑

そういえば【勝手にしやがれ】だったかな。ケッチさんがソロを弾くためにセンターに“おっしゃー!!”って感じで踊り出たんですよ。勢いよすぎて倫堕さんをあやうく吹っ飛ばすところだったよね。あのケッチさんは輝いていた。

ラストはサリーさんのベースから始まる【サヨナラセカイ】でした。ちょっと意外。倫堕さんが飛ぶようなジェスチャーをしていた気がします。
拡声器を客席に突き付けて去っていきました。





○グルグル映畫館○

グルグルさんの紹介習字は【廻映】。ゴキミさんが登場で「毒」マスクをしてましたね。また、4人それぞれのマイクスタンドには桜の枝が飾られていました。これがまたしっくりくるんだなー。

メンバー紹介では、天野さんがなせがホストキャラに。 

天野「そのうち歌舞伎町の看板に出てるかもしれないですから。あいつだけなんか白くね!?みたいな」

うわあ、それはぜひ見たい笑

兄貴こと前田さんは、やたらテンション高く話さなければならないMCを振られ、ゴキミさんは「ゴキミゴキゴキゴキミゴキ☆」と咲かれ、沼倉さんはお客さんから「ヌマァ~クラァ~ッ!!!(巻き舌)」と叫ばれるという。元気なおじさんたちです(失礼)

天野「どうも、マリスミゼルでしたー」

最後に不意打ち。





○電影グラマァ○

トリは【電影絶艶】こと電影グラマァさんです。
この日のライブで知ったのですが、ギターのエレクさんとドラムの拓朗さんが脱退なんですね。きょうをもって第二期終了、7月1日より第三期として活動するとのこと。こちらの情報がスクリーンの映像(オフィシャルHPのようなテレビ風だった)にて伝えられました。またフォトブックや音源制作の予定……は未定だとか。

しかし佑哉さんかわいいなあ。こんな弟がほしい(切実)

わたしの勝手な見解だけど、彼らは本当にこういう世界観が好きなんだろうなって思った。だってこのかわいさがあるなら、オサレ系のキラキラした衣装を着てそういう曲やったほうが売れると思うのよ。だけど佑哉さんと儺俐さんは、2人の大切なメンバーが脱退するという状況になっても、「解散」という選択はせず「電影グラマァ」を続けることにした。それってあらためてすごいなと。

彼らの第三期の活動にも期待したいと思います。




……会場出たところでライブ直後の佑哉さんに出くわしたんですけれども、やっぱりかわいかったです。うちの弟と代わってくれないかなー笑