in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

2017.01.28 STEREO.C.K“手刀ドーム新春特別公演『LOVELESS』” at 池袋手刀

2017-02-03 00:30:47 | ライブレポート


今年もさっそくお世話になります、池袋手刀ドーム・・・。



Sioux

トップバッターは、2016年に始動したばかりのSioux。バンド名の読み方に少しとまどいますが、「スー」と読みます。

旅人、放浪者、詩人をコンセプトにした5ピースバンド。
人として生まれ、人として死する、その真意や本質の追及。
概念に捉われる事無く歩み続ける姿を理想とする。
僕達は旅人=Siouxと称した。
(オフィシャルサイトより引用)

この文からも想像できる通り、かなりコンセプチュアルなバンドです。

amber grisのギタリストだったKanameさんがボーカルに転向。ドラムはトーマスで叩いていたLotto(ロット)さん。上手ギターのSoaさん、下手ギターのCiela(シエラ)さん、ベースのYACHIRUさんは経歴不明。どこから来たかわからないメンバーがいるっていいなぁ。

Sioux始動の情報が解禁されたのは2016年の8月。amber grisもトーマスもちょこちょこ観ていたバンドだったので、KanameさんとLottoさんが組んだというのはハッピーなニュースでした。でもTwitterやオフィシャルサイトの写真を見てびっくり、この2人がこういう系統のバンドをやるとは!
Kanameさんはamberの前に黒いコテ系のバンドをやっていたし(amber結成時も1人系統違うところから来たぞ?とちょっとシーンがザワッとしていた気がする笑)、トーマスも激しいライブをするバンドだったので、意外っちゃ意外だなと思いまして。

ライブは美的センスがすごくいいです。ヴィジュアル、楽曲の雰囲気が。ただ、技術がまだ追いついていないように感じてしまいました。これからに期待。

Kanameさんはギターボーカルじゃなくて本当にボーカル1本なんですよ。見慣れなくてニヤニヤしちゃう。

しかしホントに曲が良くてですね、こんなことを思ってしまってはホントに失礼極まりないと思うんですが、手鞠さんの声や空気感にこの楽曲たちはドンピシャなんじゃと思ってしまった。Kanameさんのボーカリストしての立ち居振る舞いがどことなく手鞠さんを彷彿とさせるからかもしれない。ネクロマンサーの降霊術みたいでゾワっとした。amber gris在籍時、Kanameさんにはネクロマンサーイメージの衣装があったんですが、それを思い出した。今、ステージで儀式をしてる感がある。

あー!
どうして2人は別れてしまったんや〜!

まぁそんな懐古的なことを言っていてもアレなので、早く「ボーカリスト Kaname」を受け入れられるようになりたいですね。Kanameさんがどんどん成長して、うまくなっていく様を楽しめるようになれればいいなーと思う。

KanameさんはMCもしていて、「新人バンドのSiouxです。今年は池袋手刀にも定期的に出たいと思います」といったことも話していました。あと、共に旅をしようみたいなことも言っていたような。

YACHIRUさんのベースはスタビライザー(であってるのかな?)付きの5弦でかなりゴツい。ヴィジュアルが中性的な雰囲気なので良きギャップ。Kanameさんにぶつかりそうになってて2人で笑ってました。


Soaさんは水色?ペールカラーのテレキャスでした。衣装がノースリーブなんですが腕がめちゃくちゃ細い。体の線自体が細い。

Cielaさんのギターは見えなかったんですが、音が好み。アー写同様ヴェネチアンマスクを着けてました。口元しか見えないけど上品な口元です(?)。Soaさんがリードギターだと思うんですが、Cielaさんのフレーズが前に出てくるときもあって2人の音の絡みがおもしろいです。

Lottoさんのドラムは全体的に低めにセッティングされてました。


この日のイベントタイトルに掛けて、ライブ中盤にはLUNA SEAの「LOVELESS」も演奏! RYUICHIさんに寄せて歌っていて、自然と笑みがこぼれるKanameさん(笑)。

個人的には後半に演奏されたバラード調の曲が気に入りました。4月リリースのシングル曲かな。
ラストの「カミオ」演奏後は、Kanameさんだけ先に捌けて、楽器陣4人での短いセッションがあり終演。



【SET LIST】
01.snuff
02.Adonis
03.human

04.LOVELESS/LUNA SEA

05.Last scene
06.嘘
07.ピギー

08.カミオ
〜END SE〜




STEREO.C.K




というわけで、中年男性の成育状況をば・・・。
この日は板付で登場。歌謡曲調の「in secret」からスタート。前々から思っていたんですが、この曲のイントロ聴くとスピッツの「遥か」を思い出す(笑)。「遥か」はもっと爽やかだけど、最初のフゥーウーウーウーっていうコーラスの部分が頭に浮かぶんです。コード進行が似てるのかなぁ。
瀬音さん、ウォーミングアップ不足かロングトーンで声が途切れてしまった箇所あり。ラストはマイクレスでシャウト。


ユアナさんはツヤツヤ栗色のボブヘア(ヅラ)でした。柄シャツにシルバーのキラキラしたネックレス。

kazuさんはサラサラストレートヘアに、タイトな黒の衣装。黒マニキュアも塗ってました。あ、そうだ。今さらだけどkazuさんはステレオでは今のところ全部ピック弾き。

亜門さんは黒っぽいシャツに、髪は伸びてて少し巻いてました。

瀬音(せな)さんは黒スーツ。第一ボタンまで留めていたと思います。メイクは黒シャドウがっつり。この日は口元にも黒シャドウを入れていて、昔のムックみたいな雰囲気でした。

kazuさんのベースから始まる「the day」は、いつも1曲めに披露することが多いのですが、この日は2曲めでした。そして新曲「Focus」。曲の特徴忘れた。でも前にも聴いたことがある曲だった気がする。

「Grow&Crow」だったか、瀬音ちゃんが間奏でドラムのほうを向いていたんですが、亜門さん笑ってました。変顔でもしたのかな? ドラム演奏中はうつむき気味で完全没頭タイプなので、ある意味貴重な場面でした。

「今年もよろしくお願いします」「明日につながる曲を」と瀬音さんが短いMCをして「Fly」。ユアナさんのギターソロの音がキラキラしてしてきれいでした。

新曲「Dice」も聴いたことある曲でしたね。サビの歌詞に“路地裏”というワードが入ってる。ここでも瀬音ちゃんが亜門さんを笑わせてたと思います。
もうひとつの新曲「Prism」は、Aメロだったかに8分休符くらいの短い休符が入っていて、なんだこれー!?と耳が引っ張られる。kazuさんがパッとミュートするのカッコ良かった。なんか、個人的にはラテンとかサンバっぽいと思いました。ハネる感じのリズム。

ラストの「残響」はこの日一番のグルーヴを感じました! フロアもヘドバン、拳で盛り上がる。
捌け際にユアナさんが変顔をしてたんですが、コロッケさんそっくりだった。

【SET LIST】
01.in secret
02.the day
03.新曲(Focus)
04.Loop
05.Grow&Crow

07.Fly
08.新曲(Dice)
09.Squall
10.新曲(Prism)
11.残響




dieS

トリはdieS。この荒瀬さんのブログ、セットリストを示しているんだと思うんですけど、コアなファンしかわからないやつ! まったくわからん(笑)。

ライブ中盤、「セックス....ダイスキ.....」と荒瀬先輩が言い出して色っぽい曲をやってました。
“花”という言葉が出てくるバラードがいい曲だったなー。そしてラストは、「頭ちょうだーい! 鬼はぁ〜外! 福はぁ〜内!」と煽って「バーサーカー」

アンコールは「幻影」。サビの♪Without you shiny sunrise sunrise〜のところで、手を大きく振るフリがあったのですが、壮大でドーム感あった。この瞬間はホントに手刀ドームだったYO・・・†



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