↑会場の写真撮り忘れてしまったので、ハートランドでいただいたフライヤーでも。
SHIBUYAのStar loungeさんに初めて舞い降りてきました。2010年9月にCHELSEA HOTELさんの上にオープンした新しいハコです。同じ系列なので、ドリンクチケットがピックだったり、真っ赤な壁にゴールドのシャンデリアという内装だったりとCHELSEAと酷似しているのですが、音はこちらのほうがよい感じでした。
◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇
【SET LIST】
SE_禁じられた謝肉祭
01_堕落論
02_エクスタシー
03_俺の彼女はリストカッター
04_家出少女のように
05_噛みついて離れない
06_WELCOME
07_樹海(バラッド)
08_スロウ、ダンス
09_ダムドマン
10_プラットホーム(仮)
12_勝手にしやがれ
13_縄と拡声器とヒロイン
14_闇を嗤え_警告(instrumental)
仕事が長引きましてCHIKOKU!
というわけで、「家出少女のように」からしか聴けませんでした。「エクスタシー」聴きたかったのにざんねん。
「WELCOME」はcocklobinさんのセカンド・ミニ・アルバム『死と再生』に収録されている一曲。カバーだったのですけれども、再構築しちゃったといったほうが的を射ているような気もします笑 キレのいいカッティングを多用して、KYOKUTOUらしさを出したロケンローなアレンジでした。
倫堕さんはサビのファルセットがかすれちゃってましたね。こうして聴くとniguさんと倫堕さんはまったくタイプの違うボーカリストなんだなあと思います。
そんな感じなので、最初はKYOKUTOUの新曲かと思うくらい別の曲のように聴こえていたのですが、ひとつすごいなあと思ったのは“その声は~”という歌メロのフレーズ。ここってものすごくcocklobin節が出ているよね!このメロディはniguさんじゃないと出てこないでしょう。“あ、cocklobinの曲だ”とわかる強いメロディだと思います。
「樹海」はテンポを落とした渋いアレンジでの披露。初めてこのバラッドVer.を聴いたんだけど、いまのKGFにすごく似合っているなと思いました。アルバムに収録されているオリジナルVer.は生き急ぐように疾走するイメージなのですが、こちらはすべてを受け入れて噛みしめているようなイメージなんですよね。
wikiで“バラッド”という言葉を見てみたら、“物語や寓意のある歌のことであり、通常は詩の語りや、語るような曲調を含む”とあって、バラードとは別の意なんだそうです。ほーう。
「スロウ、ダンス」へつなげるというのも雰囲気をキープしていて素敵でした。マイクスタンド使うのいいなあ。あれ、「樹海」でしか使ってなかったかな。記憶がー。
「ダムドマン」ではアウトロで“さよなら……さよなら……さよなら……親愛なる音楽業界”とつぶやいていて、うーわー!いいのかー!?とこっちがムダにハラハラ。呪ってるよー!みたいな。でもこういうの意外と好きです。ひねくれてナンボです。
終盤はライブ映えする曲をたたみかけ、ラストの「闇を嗤え_警告」ではバラマキ事件(ステージ上から倫堕さんがフライヤーをばらまく)が発生。2011年6月にラストシングルをリリースするという告知でした。
解散までまだまだやらかしてくれそうです。
◇cocklobin◇
【SET LIST】
-below the horizon
01_WELCOME
02_GAMUT
03_翼
04_hearts
-in my hands
05_coil
06_生まれ落ちた世界
07_死と再生
08_the dark
09_rein
10_grisaille
11_fall on one's knees
12_DELIC
13_black
-en1
14_放送禁止のブルース(cocklobin ver)
15_chloe
-en2
16_DELIC
覚えているのは「WELCOME」が1曲目だったということ!本家「WELCOME」!
観ていたはずなんだけど、またちょっとうとうとしていたものでして……(ダメ人間)。爆音が本当に心地いいのです。ライブハウスで眠くなる症候群の人いないかなあ。どうしたら治るのでしょうか。やはりライブは万全な体調で臨むべきだなあと反省です。
そうだ、MCで“ツアーファイナル”ということを強調していたんだった!(そういえばKGFサイドも“俺たちのツアーファイナル”と言っていたような気がする!)。それと、7月の東名阪ワンマン決定の告知もされていました。
震災の影響でSel'mさん主催ツアーは関東の2本が飛んでしまったけれど、こうして無事にファイナルを迎えられて本当によかったなあと思います。自粛モードはだんだんと解除されてきたけれど、一時はどうなるかと思いましたしね。音楽は必要だと思う派なんです。
アンコールではこの日のためにつくった「鳥」マスクをつけて、KGFの「放送禁止のブルース」をカバー。駒鳥サイドもやりたい放題アレンジで素敵でしたよ笑 niguさんが“crack a boy”のあとに“sick! sick! sick!”(あれ、shake!だったかな)と煽っていたのがなんだかかわいらしかったです。
終演かと思いきや、お客さんの声に応えて予定外のダブル・アンコールもありましたね。ボリューム満点の2manでしたー。
【本日のフライヤーマン(フライヤーを配ってるバンドマンの意)】
Signalさん。ライブ後も仕事場に戻らなければならなくて足早に会場を出たわたしにも“お願いします!”とサッと渡してくださって、ちょっと感激。
6月7日の主催ライブで本格始動するもよう。HPで試聴もできますが、もうすこし個性がないと“よくあるバンド”止まりになってしまう気もします(失礼)。ファイッ!