in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

11/22“SPEED DISK PRESENTS~森羅万象 Another Story”at HEAVEN'S ROCK 熊谷

2008-11-24 02:26:31 | ライブレポート
リエントのインストが終了し、お店を後にしたのが17:00くらい。ライブの開演時刻が17:00。はい、また渋谷の街を駆け抜けました。ネットの乗換案内には決して表示されない、30秒で乗り換えるという荒業をこなし、会場に到着したのが18:20頃。


BABYLONEさんのステージの最中でした。ミサさん(の頭)で判断しました、すみません。
なんか歌舞伎の匂いがする。でもみんないい人そう笑
MCが面白かった。Dr.良一さんの腕に、ただ一方的に憧れていただけのお姉さんの名前が“愛してる”という言葉と共に彫ってあるらしい。自分でやっちゃったそうで。若気の至りだね



BABYLONE終わって即効近くいた方に今まで出たバンドを尋ねる。よかったー!まだ9GOATS出てない!!しかもそのお姉さんも9GOATSを観に来たとのこと。隣で観させていただいた。
VanessA⇒Moran⇒BABYLONEという順できている模様。Moranさんちょっと観たかった。残念、また次の機会に。


〇NightingeiL〇
最近よく雑誌で見かけるバンドさん。L'a MuleもVasallaも名前は存じておりますが詳しくは知らないので、比較はできないや。
包帯・血糊。ドがつくほどのビジュアル系要素が。紺さんてこんな声なんだ(シャレじゃないよ)。ダミ声っぽいんだけど、嫌じゃないみたいな。シャウトしないのが意外だった。



〇boogieman〇
会場がモッシュでぐわんぐわん揺れてた。やっぱりジュンノさんが見れば見るほどキリト氏に見えてくる。MCのテンションは相変わらずで好きだわ。
ユアナさんが最後上手の何かによじ登って狂ったように頭振ってて大丈夫かと思った。万作さんが水のたっぷり入ったボトルを客席に投げて軽く災害を引き起こしていた笑



〇9GOATS BLACK OUT〇
◆SET LIST◆
SE.
01.sink
02.690min
03.夜想曲-nocturne-
04.Sleeping Beauty
05.Lestat
06.float
07.新曲

-EN-
08.Den lille Havfrue


トリだった!しかも3曲目までまたMini Al通りの流れ。この流れ本当に好き。ryoさんが「sink」を歌い始める前に、念を込めるように両手を広げてた。そういえば「690min」の曲中、青白い光がステージを横切ったような…。
“強く、脆く、儚い僕らの世界を一番表した曲です”といった言葉のあと「Sleeping Beauty」へ。この曲中にryoさんが掌に口づけ。そしてその手を私たちのいる客席のほうへと向ける。照明が彼を照らし、唾液で濡れた掌が…。これがなんかエロティックで、見てはいけないもの見てしまったような気恥ずかしさに襲われた。お子様の私には刺激が強すぎたみたい笑 9GOATSのライブを文章にしようとすると官能小説みたいになるのは何故ですか?特にryoさん。
でもSleeping Beautyって眠り姫じゃない。その眠りを覚ますのは王子様…愛する人の口づけなんだよね。そう考えたら誰かを起こそうとしてるのかなと思えて切なくなったわ。

「float」はakiさんがめちゃくちゃ笑顔。akayaさんのコーラスに笑い、彼とアイコンタクトして笑い。もう笑いすぎだよakiさん!楽しそうだったなぁ。つられてこっちも笑っちゃったよね。いつもスモークで見えないから、貴重だった。
新曲はシャウトのタイミングがわからないやつ。いまだにつかめん。リズム感ないんだな私。



メンバーがハケたあと、恐る恐るといった感じでアンコールがかかる。やってくれるのかな?と半信半疑。でも、しばらくしてutAさんが姿を現した。やった!
utA:元気ある?
おぉutAさんが喋った!
uta:そろそろうちのryoを呼んでみましょうか。ryo、ryoって。
ryoコールが起き、ryoさん登場。utAさんの背中に隠れる。…なにやってるんですか笑 もう昨日から可愛すぎです。
ryo:アンコールありがとう。僕らは言葉じゃなくて音楽で伝えたいと思います。
そう言って「Den lille Havfrue」へ。ずっとこれを聴きたかったの。むしろこれを聴くためにライブ頻繁に行ってたんだよね。あぁやっぱり名曲だ。アレンジは変わってたいましたが。1サビまでギターとボーカルメインで(ドラムも入ってたかな?)まるでアコースティックのようだった。囁くように歌ってた。そして氷が溶け出すようにバンド・サウンドが会場へ流れ出す。あっという間だった。
“どうもありがとう”って去り際に言っていたけれどこちらこそありがとうだわ。走った甲斐があった。行くのやめようかと思った自分、反省しなさい。本当に来て良かった。

11/21“Dummy's Corporation LIVE DVD 発売記念PARTY!”at 下北沢MOSAiC

2008-11-23 18:20:10 | ライブレポート
祝・下北初上陸。高円寺も行ったので、あとは吉祥寺に行ってみたい澄華です。今日のライブは行って大正解でした。しかし、チケットに整理番号がついていないので、入場は並んだ順という。海外みたいだよね。私ですか?気合い入れて並びましたよー。手刀の時全然見えなかったから、リベンジ兼ねて笑。結果かなり前のほうで観られることに。
フロアは白を貴重とした内装でした。ステージのホリを含め壁も白いので、2バンドとも黒いスーツがよく映える。


〇9GOATS BLACK OUT〇
◆SET LIST◆
SE.
01.sink
02.690min
03.夜想曲-nocturne-
04.raw
05.lestat
06.新曲
07.Sleeping Beauty
08.in the rain
09.float
10.新曲

近づきすぎてはいけない、と思った。
これがこの日の感想でございます。いきなり「sink」でryoさんに泣かされた。息遣い、神経が研ぎ澄まされた指先、眼球の動き。すべてが恐ろしいほどに五感を刺激する。ライブ後に周りの方と少しお話させていただいたんですが、ある方が“蛇に睨まれたようだ”とおっしゃっていて、まさにその通りだと思いましたね。
utAさんとhatiさんはストイックなプレイ。無表情なんだけど、それが曲にぴったり合っていてカッコいいんですわ。
6曲目にやった新曲はメロがラップ調のやつ。なんだかレクイエムみたいな印象を受けました。最後のPlease no darling(←絶対違うと思う)みたいなコーラスが綺麗。
Sleeping~の前には“ここにいる人の瞳が綺麗なように、綺麗な想い出を消えない結晶に…Sleeping Beauty”といった感じの曲紹介。ラストの新曲は拍数がわからなくてシャウトのタイミングを逃すアレね笑



〇Dummies Corporation〇
◆SET LIST◆
SE.
01.turn
02.DARLING
03.I SYNC SO...
04.TIME
05.side
06.set tie
07.piece
08.n.e.u.
09.SHINE THE SEE
10.mountain

ファンの方がメンバーコールしてまして“ヒトキー!”って言ってるから“黒夢の人と同じ名前だなー”とぼんやり思ってたら、ホントに黒夢の人時さんじゃないですか!すみません、MCで気付きました(遅)スケジュールを告知されていて、

HITOKI:1月(のライブ)は俺がダメだから…
Yokoyama:大人の事情でね(笑)
HITOKI:うん、大人の事情で(一同笑)

黒夢解散ライブか!と。まさか武道館埋める人が数m先にいるなんて思いもしないじゃないですか。ホントびっくり。HPも彼のブログも見たのに…なんで気付かないんだ自分。先日はKoziさんにびっくりしたしなぁ。いやー感激です。
曲はご本人たちが“マニアック”とおっしゃってましたが全然そんなことは感じませんでした。同期モノなのにバンドサウンドもしっかりしていて、ノリやすい。楽しかった!MCも面白いですしね



〇Dummy Goats〇
◆SET LIST◆
01.Salient soul
02.KICK IT OUT

ダミコと9GOATSのセッション。
ダミコのアンコールのような形で横山さんとドラムのNONさんが登場し、横山さんがryoさんとの関係を説明。…してくれたんだけども、わかりづらくて覚えてない笑 横山さんが人時さんとバンドを組もうとセッションを重ねている時にSTRAWBERRY FIELDSの方に“いいボーカリストがいるよ”と紹介されたのがryoさんだった、みたいな感じかな?間違っていたらすみません。
で、その時に作った曲が「Salient soul」。当時もう完成型に至っていたそうで。今日はそれを披露しますとryoさんを呼び込む。…ryoさんすっぴん!しかも私服と思われる。センスがなんともいえないのは今に始まったことじゃないのでしょうか。というわけでそれには触れないでおこう。話を戻して。この曲をやろうと決まった時に“俺ギター弾きます!”と立候補したらしいutAさん(黒タンクトッブ姿フルメイク)が呼び込まれ、さっそく曲へ。カッコよかった!それしか出てこない。ryoさんの声も楽器の一部のように曲に溶け込んでいて。世に出ないのはもったいない。
セッション2曲目はBoom Boom Satellitesの「KICK IT OUT」のカバー。こちらは人時さん、hatiさん(すっぴん)も登場し、6人がステージに勢揃いでやってくださいました。上手が9GOATSで下手がダミコという立ち位置でした。


またryoさんの話になってしまうのですが、素はかわいい人なのかな?
“(首の後ろを指して)このへんに楽に話せるスイッチがあると思うんですけど…”と横山さんにお願いしたり、セトリの紙を床に貼り直していた時に靴に張り付いちゃって焦ってたり、メンバーの出身地を説明するときに“(手で新潟の形を描きながら)新潟県があるじゃないですか。うちのメンバーは上からトントントンって。で横さんはこのクッってなったとこなんです”と擬音語だらけだったり。そして横山さんに“ryoくんの歌いいよね”と褒められたときの照れながらも本当に嬉しそうな顔といったら!なんかほっこりしちゃいました。でもいざ曲が始まると目が据わって、全身の神経がまたピーンとなって入り込むんだよね。さすが。

また2組の共演観てみたいですね

11/19 RENTRER EN SOI“MILLENARIANISM”at 目黒鹿鳴館

2008-11-23 12:58:18 | ライブレポート
 27。これは、この日RENTRER EN SOIが演奏した曲数である。通常のイベント・ライブであると、各バンドが演奏できるのは5曲ほど。そう考えると、彼らはいつもの約5倍の長さのライブをしたことになる。その時間は、実に2時間半にもおよんだ。

 RENTRER EN SOIの最初で最後のワンマン・ツアー<MILLENARIANISM>がついに幕を開けた。その初日に選ばれた会場は、東京・目黒鹿鳴館。バンドをやっている者の間では“聖地”と呼ばれることも多いこの会場。RENTRER EN SOIにとっても、まさにそれだった。
“どうしても鹿鳴館でやりたかった”
 砂月はMCでそう語った。2004年2月10日、Rentrer en Soiとして初めてのワンマン・ライブを行ったのが、この場所だったのである。“自己回帰”をバンドのテーマに掲げ活動してきた彼らにとって、ツアーの出発点はここでなければならなかったのだろう。むしろここ意外に考えられなかったのかもしれない。RENTRER EN SOIへと進化した今、再びあの日と同じステージ立つ。彼らの目には、どんな景色が映ったのだろう……。

 この日の1曲目は「LAST SCENE」。砂月がゆっくりと十字を刻む。透き通る声が会場を突き抜けると、歯車が回り始めるように、彼らの時が流れ出す。リズムに合わせ無数の拳が上がった「STIGMATA」「UNENDING SANCTUARY」は、直訳すると“聖痕”“永遠の聖域”。ふたつでひとつのような不思議な関係にあるこの2曲は、続けて聴くからこそ感じられるものがあるように思う。彼らの聖域となったオーディエンス。私たちの聖域となったRENTRER EN SOI。相思相愛のようなこの関係が成り立った今、穢れのない無敵の場所がそこにはあった。
 アコースティックアレンジでぐっと大人の表情を見せた「LAST WARD「 」」「SECRET SCARS-BESIDE YOU-」を挟み、久々に演奏される「JUDE」へと続く。匠のギターソロに重なる砂月の迫力のシャウトに思わず身震いしてしまう。さらに、この日発売を迎えたベスト・アルバム『AIN SOPH AUR』から「月の舞い降りる事のない大地」「太陽の届かない場所」を披露し、光を探し求める5人。
「BAPTISM」では瞬が手拍子で場を一つにまとめてみせ「AMONGST FOOLISH ENEMIES」では砂月が仰向けの状態で客席へダイブ。しかし「分裂LE+DD人格」では、オーディエンスがステージへと押し寄せ反撃に。本編は互いにボルテージが上昇する中幕を閉じた。

すぐさまアンコールがかかり、再び姿を現したメンバー。歴代のハード・ナンバーを6曲も畳み掛け、少しの隙も与えない。客席もヘドバンと拳で応戦し、必死に喰らいついていく。アンコール2ではなんと砂月がPROTOPLASM時の衣装で登場し、そのまま本当に「PROTOPLASM」を歌い始める。まるでタイムスリップしたような感覚に陥る一幕であった。また、節目節目でRENTRER EN SOIを支えてきた「神話」は、ここでも絶妙なフックとなった。
“どうしてどうして離れてしまうの?”
切ない歌詩が、解散が迫りつつある現実と重なり、胸が締め付けられる。

 メンバー全員が物販Tシャツ姿で登場したアンコール3は、現メンバーでのスタートを切った名曲「空白の情景」を皮切りに「苺オブラート」や「浮遊追想」など、懐かしの曲が次々と飛び出した。フロントメンバーは積極的に客席を煽り、無邪気な笑顔を見せる。

鹿鳴館への思い入れを語り“時が止まったようです”と砂月が話していたが、本当にその通りだと思った。過去の楽曲も決して廃ることなく輝いているのだ。見た目は変わったとしても、RENTRER EN SOIはRENTRER EN SOI以外の何者でもないと改めて実感させられた。


“俺はこの景色を忘れない”

ラストの「METEMPSYCHOSIS」を前に、静かに、しかしはっきりと砂月は言った。そして、ここに辿り着くまでに26もの曲を歌い、叫び続けてきたにもかかわらず、力強い歌声を響かせる。そこに未架の感情と熱が込められたドラミング、包み込むような遼のベース、匠と瞬の儚いアルペジオが絡み合い、心地よい空間が生まれていく。まるで彼らの想いそのものが溢れ出しているかのように。ただまっすぐに、伝えよう、届けようとする彼らの想いが、ひしひしと伝わってくる。演奏を終えた彼らには盛大な拍手が贈られ、素晴らしい締め括りとなった。

これから彼らは札幌、福岡、大阪、名古屋と全国を周り、聖なる夜に渋谷CLUB QUATTROにて終幕を迎えることとなる。自己回帰の旅の終わりも目前。果たしてそこには何があるのだろうか。自分の目で、確かめてほしい。

11/19 RENTRER EN SOI“MILLENARIANISM”at 目黒鹿鳴館 SET LIST

2008-11-19 22:27:51 | ライブレポート
2008.11.19 RENTRER EN SOI 目黒鹿鳴館



18:43頃開演

◆SET LIST◆
SE.廻
01.LAST SCENE
02.JUST MAD PAIN
03.CRUSADE

04.STIGMATA
05.UNENDING SANCTUARY

06.LAST WORD「 」
07.SECRET SCARS-BESIDE YOU-

08.JUDE
09.月が舞い降りる事のない大地
10.太陽の届かない場所

11.THE ABYSS OF DESPAIR
12.BAPTISM
13.AMONGST FOOLSH ENEMIES
14.分裂LE+DD人格

-EN.1-
15.精神死13度目
16.RE-BIRTH
17.DEAD believe ME
18.MURDER INTENT
19.GROWL
20.I HATE MYSELF AND WANT TO DIE

-EN.2-
21.PROTOPLASM
22.神話

-EN.3-
23.空白の情景
24.I WAS DAMNED
25.苺オブラート
26.浮遊追想
27.METEMPSYCHOSIS

21:05頃終演

11/17“Sweet trade vol.2”at高田馬場AREA

2008-11-18 16:23:16 | ライブレポート
おつかれさまです。“AREAは1柵目が見やすい”に1票入れながら、レポにも感想にもなってないものをお送りしたいと思います

〇ReivieЯ〇
今日出ること行ってから知りましたよ。前に観たのは夏ですね。漆黒のシンフォニーでした。誠さんがカッコいい!と書いたんだよね笑 今日もカッコ良かったけどね。ロックな兄ちゃんだよねー
暴れたい人にはもってこいなバンドです。でも個人的には、Jeyさんのハイトーンボイスが綺麗なので、バラードも聴いてみたいなーと思いました。
隼人さんがチュッパチャップス食べてたなぁ。そして、アンケート渡しに行ったときに物販のスタッフさんのノリがよくて面白かったな



〇DELUHI〇
メタル色が強くて実力派と聞いていたので、Juriさんがヒラヒラの王子ファッションで登場した時はどうしようかと思ったんだけど、中身は変わっていなかったようで。うーわー巧いよDELUHIさん。
1人だけ目立ってるバンドはよくあるけど、ここは全員魅力があるんだわ。みんな華がある。特にドラムのSujkさん。ヌケの良い音で演奏が巧いのはもちろんなのですが、スティック捌きなどの“魅せる”ほうも素晴らしくて。惚れた!笑
そして、ギターは入念に音が作りこまれていて、ベースはブイブイいってる、みたいな。そんな中でもボーカルが全然潰されてないのよね。綺麗に通る声なんですよ。しかも顔も綺麗なのー♪(おい)
男性にもウケがよさそうだなぁと思いました。ただね、ノリが咲きはないもののオサレ2割、拳8割みたいな感じだったわ。いっそ完全拳ノリでもいいと思うけどなぁ



〇SIZNA Acoustic Instrumental〇
◆SET LIST◆
SE.
01.放課後の音楽室/GONTITI
02.禁じられた遊び
03.The Song Of Life(「世界遺産」メインテーマ)/鳥山雄司
04.戦場のメリークリスマス/坂本龍一

やけに転換時間早いなーと思ったら来ましたよSIZNAさん(登場時に若干会場からどよめき)。黒いタキシードに身を包み、ネクタイを緩く締め、髪はアップにしてメイクもしております。
パイプ椅子に腰を降ろし、ヘッドに“SIZNA”と刻まれた黒いアコースティック・ギターを構える。鎮まりかえる会場。
まずは指慣らしに、タッピングを交えたテクニカルなSIZNAワールドを展開。あ、この時はあの独特の動きと若干変顔しながら弾いていまして。前のほうのお客さん吹き出しちゃってたよ。私もこらえきれなかったけど笑
ライブ自体は、セットリストが有名な曲ばかりというのもあって、割と受け入れられていたようでした。
「禁じられた遊び」は、クラシックギターの登竜門ですね。私も腐るほどやりましたよ。SIZNAさんはけっこうタメながら弾いていたかも。青い照明に照らされた「戦場のメリークリスマス」はかなり良かった!癒された!
もちろん全曲フィンガーピッキング。カッコいいでしょー?でもね、MCがいつものミッキーマウスボイスだったんだよね。……いいよ、そのギャップも好きだよSIZNAさん。この対バンだとSugarを知ってくれている方のほうが多いかもしれないけど、初めて観た方は普段からこういう声の人なのかなって思っちゃいそうだよね。先生真顔で喋ってるからね。
でも、大成功だったと思います。華麗に一礼する彼に盛大な拍手が贈られていました



〇DEATHGAZE〇
まだ藍さん金髪でヘアバンドだよ…田舎のヤンキーにしか見えないよ…。しかも今日は調子悪そうに聴こえたなぁ。逆にドラムの直樹さんが絶好調!って感じで2バスがものすごかった。
ここはファンも熱いですよね。目の前にいたお姉さんが長い髪を振り乱しながらヘドバンしてたんだけど少しも私に当たらなかった奇跡。



〇Sel'm〇
おぉホントに5人だ!新メンバー(っていうとモー娘。みたいね)のNagiさんは黒いフライングVを持って登場です。
新曲の「Creature」はツバキさんとNagiさんのアルペジオから始まり、Sel'mには珍しい感じの明るい曲でした。あまりにも明るいので“Creature”が“Future”に聴こえたくらいです。これからの活躍も期待!



〇Like absolute myself〇
好みのバンドでした!ノリもわかりやすいので、初心者にもやさしい。
今日を持って活動休止期間に入るとのことで、初めて観たのに少しうるっとしてしまいました。正直に言うと、リエントとかぶった…うん。なんかケジメを付けたバンドって想像以上の力を発揮するよね。Lamさんもそんな感じで、とても伝わってくるライブだった。
ミツヒコさんが“生まれ変わって帰ってくるんで”とおっしゃっていたので、また観られることを祈ります。海斗さんもアンコール2曲が終わり、他のメンバーがハケたあとに
“絶対また逢えるから、今日は涙じゃなく笑顔でお別れしよう。(マイクなしで)…ありがとう!!”
と熱いお言葉を残していかれました。

11/6“自主盤倶楽部PRESENTS LIVE EVENT~NEVER MIND~10th Anniversary Vol.3”at Shibuya O-WEST

2008-11-07 14:31:00 | ライブレポート
いまさらかもしれないのですが、このイベント、バンド紹介映像通りの出順だったんだね。1日目全然気付かなかったなぁ。



〇heidi.〇
発売したばかりの新曲「オレンジドラマ」を1曲目に聴かせる聴かせる。トップということで、ぎこちなさもありましたが(客席がね)、義彦さんは“最高に楽しかったぜ!”とおっしゃっていたので良かったのでしょう。桐ちゃんの可愛さは今日もその辺の女子より勝っておりました



〇E'm~grief~〇
なんじゃこりゃ。
キーワード(バンドを表す3つのキーワードを司会の山本昇さんが事前に聞いていて、転換時に発表)は衝撃・悲しみ・アンダーコードだそうなのですが…。衝撃はわからなくもないですよ?でも後の2つは笑い・意味不明でしょう。
ほぼ打ち込み曲で、演奏せずに踊っちゃったりします。ギター弾かずにホイッスル吹いてたりします。ギター陣が何故か電子ドラム叩きます。カオスです。まともに演奏してたのはラストの曲だけだったんじゃないでしょうか。
何がしたいんだろう。マリス目指すのかなぁ?これが新鮮に映るかおいおい…って思うかは人それぞれかと。



〇RENTRER EN SOI〇
◆SET LIST◆
SE.廻
01.LAST SCENE
02.CRUSAID
03.BAPTISM
04.DAMNATION
05.METEMPSYCHOSIS

トリを期待したのですが、この位置でした。リエントのキーワードはロックバンド・華美・自己回帰。衣装について“魚の鱗みたいです”とコメントしたみたいなのですが、自分で言っていいんですか。
さて、ライブですが、『MEGIDDO』の曲順通りの5曲を披露。ゆっくりと十字を切り、RENTRER EN SOIの世界の扉を開ける砂月さん。今日のメンバーはいつも以上に曲に入り込んでいたように思います。特に砂月さんは目が違いましたよ。違う次元を見ていた。
私も「METEMPSYCHOSIS」が終わり、客電が付いたところで、やっと我に返ったほどでしたからね。おっとここはWESTか!と。メギドの丘に行ってましたわ。最後のイベントでこのセット・リストというのも、なかなか思い切りましたよね。RENTRER EN SOIの“今”を刻みつけたのだと思います。

昇さんとのトークには自主盤倶楽部店長の倉本さんと匠さんが登場。そして関係者として観に来ていたKISAKI氏を呼び込む(笑)なんか楽屋を覗いているみたいで面白かったです。KISAKI氏はリエント解散について“もったいない”と漏らしたものの、今後を激励し匠さんとがっちり握手をされていました



〇ドレミ團〇
転換時にKISAKI氏が冗談で“零華くん、「神歌」のドラムちょうだい!”と振ると、幕の後ろから本当に「神歌」を演奏し始める零華さん。しかもギターもノッてくる!KISAKI氏と昇さんが“やめやめ!”と止めるまで続いてました(笑)
ドレミ團のライブはお祭り騒ぎ・賑やかな感じで、この日にぴったりでした。昇さんとは漫才のようなやりとりで会場を沸かせていました。さすが関西チーム!



〇摩天楼オペラ〇
メタル・アニメ(ガンダム好きがいる)・酒(毎日呑んでます!)がキーワードなオペラさん。何回か観てきたけど、今日気付いてしまった…。私オペラさん苦手だわ。苑さんの声が高すぎて疲れちゃう。まだカラオケっぽいしなぁ。演奏は上手いと思うんですけどね。ラストには燿さんのお誕生日を祝う場面も。
そしてトークには苑さんと悠さんが登場。
のぼたん:ソノさんって漢字はどう書くんですか?
苑:叙々苑の苑です(一同笑)



〇ギルガメッシュ〇
なるほどなるほど。人気なのがわかりましたわ。適度な重さ、キャッチーなサビ、わかりやすくてノリやすい。キーワードはバカ(Gtが弦という漢字をかけない)・仲がいい・男らしい(諦め早いんです!)だそうで。
打ち込みとドラムの絡みが計算されていてミクスチャーっぽかったのと、Ba.愁さんの動きがカッコよかったです。1曲1曲がコンパクトなので飽きさせないし。また観たいですね



〇the Underneath〇
うわぁ重低音すごい!ベース音が地響きです。ヒデサミの時は野外だったから感じなかったのかなぁ?
時間が21時を過ぎていたので、結構お客さんが減ってしまっていたのですが、そんなことは気にせず迫力のステージを見せ、1曲アンコールにも応えてくれました。



そして、昇さんと倉本さんが“本当にありがとうございました”とシメの挨拶をして、3日間に渡るイベントは幕を閉じたのでした。おつかれさまでした!

11/4“自主盤倶楽部PRESENTS LIVE EVENT~NEVER MIND~10th Anniversary Vol.1”at Shibuya O-WEST

2008-11-05 22:18:01 | ライブレポート
自主盤倶楽部オープン10周年を記念したライブ・イベントの初日に行ってきました。この日は計8組が出演。開演時刻の5分ほど前に、ステージのスクリーンにイベントタイトルが映し出され、続いて今日の出演者がアー写とバンドロゴで紹介されました。
総合司会はのぼたんこと山本昇さん(HOT WAVEをずっと観てたから、うわー本物だ!とテンション上がった)



〇PPP〇
ex.MALICE MIZERのKoziさん率いるセッション・バンド。
ビジュアル面はあまり触れない方がいいのでしょうか…統一感がまったくございません(笑)1曲目のVoが白塗りで額に“コロス”とか書いてるクラウザーさんだったので、え?前観た時と違うじゃん!と思ったら、次曲から彼はギターでした(KINZOさんね)。彼は“もっと来いよー!うぉりゃあー!”と煽ったり、楽器持たずに一曲煽り担当だったり、なんか憎めないキャラです。
で、2曲目で本当のヴォーカル、MASAKI HANAYAMAさんが登場。しかしチェックシャツにリュック、メガネのオタクファッション。それで歌うNIRVANA。
KOZIさんはPPPのオリジナルTシャツ(\999)に安ピンを大量に付けていて、下手にもよく遊びに来てくれました。TOMOさんとMASASHIさんは純粋にカッコいいプレイ。ブイブイいわせてる感じ。その後ろで一際ぶっ飛んでるのがDr.CHARGeeeeeee...さん。例えるなら怪獣。私の中での理想の先輩バンドマン(の風貌)。途中スクリームのマスクを付けてたなぁ(その後お客さんに投げたけど)

ともかく大人の遊びって感じのラフさがね、またカッコいいんですよ。演奏は言わずもがなめっちゃ上手いわけで。

ステージが終わると上手壁際の特設ステージで、昇さんとのトークが行われまして、PPPからはKINZOさんが登場しました(実は彼、バンドのマネージャーなのだそう)。飲み仲間で構成されたというPPP。セット・リストは“これでええんちゃう?”というノリでS.O.D.、NIRVANA、Foo Fighters、NINE INCH NAILSのカバーをやろうと決定されたのだそうです。
そういえば、昇さんが各バンドに事前に聞いたという「バンドを表す3つのキーワード」を発表していたのですが、PPPはPARTY・POLLY・POKOCHINでした(笑)



〇アンド〇
彼らのキーワードはアンチ・エージェント・エキセントリック。
紫の衣装で統一され、若さ溢れてるなーエリアに出てそうだなーっていう印象でした。てかまさに12/14にエリアワンマンやるんですね。
Baのけんさんが終始ニコニコ。でもその横でクールに努めようとしながら笑みがこぼれそうになるPECOさんが可愛かったです。
演奏後のトークにはVo.郁磨さんが登場し、ワンマンで配布されるPV(12/10発売のシングル購入者対象)について“最高の出来です。5人全員イケてます!イケてます!”とおっしゃってました。



〇THE KIDDIE〇
明るい・元気・フツーです(衣装が)というキーワードを掲げ登場。揺紗くんの刈り上げ部分はホントに青に染めてたんだね。そらおさんの黒髪もいいじゃないですかー。似合ってましたよ。
なんか以前までのかかってこい!的な勢いはなくなってしまった感じがしたけれど、メジャー感ある楽曲は今後も武器になりそうですね。淳さんのギターが個人的に好きな音でした。

演奏後のトークには出ませんでしたが、昇さんのバンド紹介にて、ローディが手にいっぱいワカメを持たされて、お前これ食え!とイジめられていたという話を暴露されてました



〇TAKUMA〇
元wyseのBa&Vo。アコースティックでの出演でした。ギターの方が別にいらっしゃって、TAKUMAさんはボーカルのみ。キーワードが音楽・言葉・熱ということで、一言一言大事に歌っていました。ただ歌詞がストレートすぎじゃないですか…?照れますって。
てかまだ28ですよね?落ち着きすぎですよ!バンドも並行してやっているとのことですが、そっちの方が気になるなぁ。
昇さんとのトークでは“ちゃんと聴いてくれた感じがして嬉しかった”と話されてました。



〇Kaya〇
可愛い!綺麗!が、率直な感想でございます。宝塚みたいだったなぁ。
耽美・妖艶・可愛い。まさにキーワード通りのステージでした。ダンサー2人(いいとも青年隊になれそうな爽やか君)を従えた「ショコラ」が1曲目だったので、一気に惹き付けられてしまいましたね。御召し物もこの曲の淡いピンクのドレス。
てかKayaさんて意外と喋るのねー。しかも面白い。振り付けに関して、“Sugarのファンは強制よ”とおっしゃったり、“chariotsファンの方もヴォーイ!と飛んでいらっしゃい”と他のバンドのファンを掴むのも上手かったりして。こういうオネェっぽいキャラ大好き。お洒落泥棒のみゆうさんと対談してほしいなぁとか思ったのは私だけだろうな(笑)
新曲の「Last Snow」は報われない愛、届かぬ愛を歌った壮大なバラード。どの曲かは聞き逃してしまったのですが、Schwarz Steinの楽曲の続きを描いていて、今のKayaだったらこう思うだろうなと考えて書いたのだとか。シャンソンや歌謡曲も歌ってしまうというKayaさんのバックボーンがかいま見えるとても素敵な曲で、会場は感動に包まれておりました。
後の2曲はアッパー系で、拳・逆ダイありな感じ。シャウトもしちゃうんですか!みたいな。でも別に違和感ないのがすごい。完璧なる美を追求していらっしゃる方だなぁと思いました。
昇さんとは“可愛いですね~!”“存じております♪”のやりとり。



〇Sugar〇
◆SET LIST◆
SE.
01.malicious
02.Memento-Mori
03.自腐
04.ベリー
05.snow white

はい、カオス(主にギターの人)・ドラマティック・エロスなSugarさんです。11/5発売のRequest Album『【Re:261156】addere』の曲順通りというセット・リスト。
今日の「Memento-Mori」はイントロ部の強弱の付け方が、すごくエロティックだったのよね。演奏だけで表現できるのはさすがだなぁと思いました。「ベリー」でのLokiさんのハハハハハ…!!という笑い声はハンパなく怖かったけどね(笑)ハンパないといえば「snow white」のSIZNAさんのギターも。あんなに増幅させられるものなのかとびっくりしました。
MCでは、なんと12/18~23日にアメリカ公演を行うことを発表。インストの日程がズレたのはそのためなのだとか。どーぞどーぞずらしてください!って感じですけどね。本当に喜ばしいことです。頑張ってください!
昇さんとのトークでは“昔、対バンした方に「君のところのギター、クスリやってないよね?」と聞かれた”という話が。そんな面白話をしてくれたのは、ハケる時に天井にガンッと頭をぶつけたLokiさんでした。



〇chariots〇
アグレッシブ・アート・チャリンコのキーワードで登場したのはKayaさんと楽屋が一緒だったというchariots。
今日のチャリは私の中でなんかおかしくなってたんだけどね。まず「トリガー」のコーラスが“ギャッツビー”に聴こえて、新曲のフリが“たけのこたけのこニョッキッキ⇒僕イケメン⇒背泳ぎ”に見えて、ラストの曲でまた空耳が起きて“森のくまさん!!”ってシャウトしてるように聴こえたという。やばいなコレ。
MCでは自主盤さんをお祝いするコメントをし、10年前のイベントではMIRAGE(KISAKI氏が在籍していたバンド)がトリを務めたんですよという話をされてました。
演奏後、昇さんに“歌い上げますね~”と褒められた戮さんは、“僕なんてカスですよ。けなしてくださいよ”と謙虚すぎる振る舞いでした(笑)



〇9GOATS BLACK OUT〇
◆SET LIST◆
SE.
01.raw
02.夜想曲-nocturne-
03.新曲
04.in the rain
05.新曲
06.新曲

なんとトリでした。キーワードは重なる音(by hati)・心に響く音(by utA)・黒山羊(by ryo)。

幕が開くとメンバーは既にそこにいて、1曲目は黒髪ストレートヘアになったryoさんがしゃがんだまま歌い始めた「raw」。手を痙攣しているようにピクピクさせたり、地獄の底から聴こえているのかというくらいの迫力のシャウトをかまします。「夜想曲-nocturne-」ではutAさんとhatiさんがアイコンタクト。太い音に圧倒でした。そして何かをブツブツと呟きながら新曲へと導くryoさん。ラップっぽいメロと、同期のコーラスと輪唱するようなサビが面白い1曲でした。歌い終えると“どうもありがとう”と一礼。先程までシールドを叩きつけ、ハハ…と不気味な笑い声を発していた人とは思えません、はい。
“10年。10年とは人の人生を変えてしまうほどのもの。これから先の10年間も、優しい雨が降りますように…「in the rain」。”なんで曲紹介もいちいちカッコいいんですか。サビで黄金色に照らされたステージは美しかったです。
叫びから始まった本日2曲目の新曲は、激しさと冷たさが混在する感じ。曲自体は激しいよりなんだけど、歌がそれに噛み合ってない印象を受けたのね。“熱風”まではいかない、“温風”みたいな。イメージばっかりですみません。utAさんがコードをジャカジャカやってたことしか覚えてないの(笑)
ryoさんが喉を押さえ、マイクレスで喘ぐように叫びながらラストへ。こちらも新曲なのですが、なんだかカオス。utAさんのシャウトと絡むファルセットのサビ、ベースソロ、ミュートしながらのカッティング。
“さぁ手を貸して…”囁くような声で求めるryoさんに恐る恐る手を伸ばすオーディエンス。ドキドキする怖さですよ、ホントに。
“Thank you、また逢いましょう。”そう言い残し、両手で投げキスをして去って行かれました。
ちなみにのぼたん情報によるとPPPさんと楽屋が同じだったそうで。うわー豪華だなこれ。



長くなりましたがおつかれさまでした!