“カルピスも冷えてるよ~”(by 火垂るの墓)ということで、この日はお酒ではなくホワイトウォーターをオーダーしてみたよエリアリアン。
カルピスとかヤクルトって、飲んだあと口の中になんか残る感じがするじゃない?あれがニガテであまり飲まないのですけれども、久々に飲んでみたらなかなかおいしくて感動してしまったよ。お水や氷を多めにして割ればいいのねーきっと。って、そんなわたしのカルピス事情はどうでもいいですよねー!
◇-RoiD-(O.A)◇
キレイメイケメン揃いのヴォイヴォイ系でした(アバウト)
ボーカルの彼がすごく緊張しているみたいで、固い印象をうけました。髪の毛のセットもガチガチに固まっちゃっていたなあ。動きをだそう!
“手を挙げろ!”と一生懸命煽っていても、内心の“みんな手挙げてくれるかなあ……?”っていう不安が表面に出ちゃっている感じ。自信をもって堂々とステージに立つことを心がければ、彼にとってもオーディエンスにとっても、ステージだったりバンドだったりの見え方が変わってきそうです。えらそうになにを!
まだなにも色がついていない若い状態なので、自由にかたちを変えていくのだろうなあと思いました。
気がかりなのは、オフィシャルサイトがググっても出てこない点と、メンバーブログのペタ数(しかし最近アメブロユーザー多いよね!!)が少ない点である。余計なお世話。
◇ReivieЯ◇
うわー、隼人さんがストレートで誠さんがパーマになっています。ヘアスタイル逆転!
誠さんはギターも赤いセミアコじゃなくて、黒いギブソン(?)になっていました。
ボーカルJeyさんの存在感が増していてびっくり。前までは楽器陣に目がいってしまっていたのですが、きょうのライブは彼からいちばん目を離せなかったよ。
でも、ReivieЯさんはステージのどこを見ていても楽しめると思います。メンバーさんそれぞれに華があって、ひとりをずっと見ていても飽きないんじゃないかってくらい。
個人的には下手ギターの琥雨さんがかなりツボですねえ。熱くて男気あふれるプレイがステキです。ラストに演奏した「voice」という曲のタッピングの音がクリアでカッコいい!
あと“ヴォーイ!”って吠えまくったあとに、ニコッて笑うのは反則です。
ドラムの妃露さんはツインペダルで穴あきシンバルをつかっていましたね。
BORNさんのつぎは彼らの番じゃないかなあと、勝手に思っています。目指せ次世代拳系バンドの担い手!
◇n'DooL◇
以前拝見したときは『囚人』がテーマでしたが、今回は『妖怪』になっていました。
キョンシーみたいにピョンピョンと跳ねながらメンバー登場。
1曲目が「LOVE&PEACE」という曲だったのですけれども“LOVE!! and PEACE!!! ソイヤソイヤソイヤソイヤ!!!”とお祭り風。
ちなみにこのときのメンバーさん、全員楽器持たずに踊っています。ボーカルも代わる代わるチェンジし、5人とも歌っていたんじゃないかしら?曲のクオリティも高いのでツカミはばっちりでしょう笑
3曲目くらいで、やっとみんな定位置について演奏をはじめるという展開。ヴィジュアル系にはエアー系という新ジャンルができはじめているようです。
上手ギターのRioさんは、楽器を持っていても盛り上げ隊に徹していた感じ。フリ全力!小柄ですし、ファンモンのケミカル氏みたいでした笑
そして相変わらずボーカルの皐明さんは“イケますよねぇ~!?”と語尾上がり。でも歌唱力はばっちりなのでなにも言いませんっ。
久しぶりに手首トントンするフリを見ましたわー。
◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇
【SET LIST】
SE_禁じられた謝肉祭
01_食物連鎖
02_禁忌
03_乱脈(仮)
04_放送禁止のブルース
05_拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています
06_堕落論
倫堕さんの“ジャパニーズモンキー!!”というシャウトの直後、すかさず亜門さんがロールを入れてはじまった【食物連鎖】。音源ではボーカルとドラムが同時にインしていますけれども、ライブならではの始まり方も緊張感があってシビれました。
【乱脈(仮)】では、倫堕さんがおもむろにマイクスタンドを持ってきてスタート。
個人的に、マイクスタンドってバラード等でつかうイメージだったのですけれども、こうやって色っぽく魅せることもできるんですね。ケッチさんのコーラスもすごく綺麗でした。
この曲を聴くとウルトラマリンの香りがしてきそうな気分になります。同意者求ム。
“汚れた顔で嗤う~”の部分でミラーボールが回った【放送禁止のブルース】をはさみ、【拝啓、売国奴の皆様 靖國の空が哭いています】へ。終戦の日でしたし、キター!っていう感じでしたね。カリスマが「右」をノリノリで指さしていました笑
サリーさんのコーラスのモノマネは“チャイナバカーッ!(シャウト)”ってやると近づけるような気がします(真顔)
そういえば、倫堕さんが指をファインダーみたいにして覗きこむのには、なにか意図があるのでしょうか。以前からたくさんやっているので気になるポイントなんです。フロアの景色を切り取っているように見えるので、好きな場面のひとつだったりします。
そんなカリスマ、【堕落論】のラストでステッカーバラマキ事件を起こしました。
記されていたのがこちらの情報だそう。
←←←
おっと間違えたこちら↓↓↓
2010.12.15[WED]LOFT
2010.12.16[THU]LOFT
キョクトウガールフレンド
新宿ロフト単独2DAYS
新宿暴動-SHINJUKU RIOT-
“中指を立てたまま 息絶えてみせようか”という歌詞がこの日はなんだかグッときました。今年もまだまだ飛ばしてくれそうですー。
◇宇宙戦隊NOIZ◇
超ハッピー!
うむー、これに尽きるでしょう。
後ろのほうのお客さんに向かって叫さんがこんなことをおっしゃっていました。
「曲がわからなくてもとりあえずニコニコしとったらええんや。手挙げたり、適当に(前にいるお客さんの)マネしたりしてみ?それがイベントのたのしみ方や。ムスッと立っていてもつまらんやろ」
……惚れてまうやろー!!笑
NOIZさんは地球をちゃんと救っているよね。みんなを笑顔にしてくれるもの。
相変わらず登場時と退場時に変身シーンがあるのですけれども、その動画がオフィのプロフィールに貼り付けられていて、思わずぜんぶ観てしまいました……という余談。
◇Lycaon◇
10月6日に発売されるシングル「EROS」に合わせ、セクシーな衣装で登場のLycaonさん。
ボンテージ風の衣装に身を包んだボーカルの悠希さんを見て、近くにいらしたバンギャルちゃんがひとこと。
“清春きた清春”
ちょっと!笑
でも、わたしも「EROS」(KGFの「セックス」に並ぶすごいタイトルである)を歌っているときの息遣いがHAKUEIさんに似ているなあ、なんて思ったりして。CM動画↓↓↓
MCでは衣装について語っておられました。悠希さんはこのローライズ&左太もも丸見え衣装のためにTバックをはいていらっしゃるとか。ピンクのTバック。リボンがついているからそれを選んだとのことです(説明しながら後ろを向いてチラ見せしていた)。なんかもう彼は変態キャラになっちゃえばいいと思います。いっそオネェになってくれたら完璧です。
いつも以上に悠希さんの2.5次元加減や、リトさんの美背中ばかりが印象に残ってしまいました。あれー曲の記憶が……
◇amber gris◇
【SET LIST】
00_OP
01_snoozy and roll
02_sinker.
03_lizard skin.
04_悲しみ暮れる黄金丘陵(コートドール)
05_over flow girl's sick
-EN-
06_茨の花は罪に咲く
マイスペに上がっている曲と手鞠さんのMCを参考に書き出してみると、こんなセットリストでしょうか。
かなりお客さんが帰ってしまって、会場がスカスカになってしまったので、2段目に降りて拝見してみたのですが……近い!笑
でもその分、よりダイレクトに伝わってくるので感動。
手鞠さんはやはりステキなボーカリストだと再確認しました。“元Ruvieの手鞠”じゃなくて、もうしっかりと“amber grisの手鞠”になっているのね。僕の居場所は此処だ、と示されたようなライブでした。
「lizard skin.」のブレイク前に“さあ、おいで”とつぶやく手鞠さん。
「悲しみ暮れる黄金丘陵」は殊さんのベースラインが歌うようでキレイ。
「over flow girl's sick」は、青々とした丘と、雲ひとつない空、そして涼やかな風を感じる疾走感のある曲。でも、その中に消えない悲しみもあって。
なんの変哲もない青空でも、それを見ているだれもが幸せというわけではない。空の青さに泣く、っていうのはこんな感じなのかなあと思いました。
いままでの5人はセピア色のほこりっぽいスラム街の一角で唄っているイメージだったのですが、そこを抜け出して、街を見下ろせる丘までやってきたんじゃないかなあ。(はい、妄想タイムです)
アンコールは「銀色のコフィン」かなあと思ったら、「茨の花は罪に咲く」でした。この曲も凛としていて大好きですけどね。
音源を何気なく聴いているときはそこまで気に留めなかったのですが、“まるで、恋をする様に。愛しておくれ。”という歌詞がいい言葉だなあと思って、曲終わりまでそれについてぼーっと考えてしまいました。純粋さを失わないでってことかなあ?とか、いつまでも見つめていてほしいっていう束縛なのかなあ?とか。
一挙一動から目を離せないバンドさんも好きですけれど、目を閉じて、心の中で想像を広げていくようにゆったりとした聴き方のできるこのバンドさんも好きなんです。ワンマンはマストで観なければー!
小高い丘に立たずんだ彼らの頬を、風がそっとなでていきます。
“あれはなんだ?”
すっと伸びた人差し指の先を追うと、遠くに鬱蒼とした森が見えました。
“あそこに彼女がいるかもしれない”
微かな鼻歌を奏でながら歩く吟遊詩人を先頭に、5人は丘を下っていきます。
そこが“失意の森”と呼ばれていることも知らずに――。