in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

12/29 DIR EN GREY“UROBOROS-breathing-”at 大阪城ホール SET LIST

2008-12-29 22:18:07 | ライブレポート
2008.12.29 DIR EN GREY〈UROBOROS-breathing-〉


19:13頃開演

◆SET LIST◆
SE.SA BIR
01.VINUSHKA
02.RED SOIL
03.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS

04.STUCK MAN
05.慟哭と去りぬ
06.蜷局
07.凌辱の雨

京voice delay

08.GLASS SKIN
09.CONCEIVED SORROW
10.DOZING GREEN
11.dead tree

京voice delay

12.HYDRA-666-
13.冷血なりせば
14.BUGABOO
15.凱歌、沈黙が眠る頃
16.REPETITION OF HATRED

-EN.1-
17.我、闇とて…
18.ain't afraid to die
19.INCONVENIENT IDEAL

-EN.2-
20.OBSCURE
21.Mr.NEWSMAN
22.CLEVER SLEAZOID
23.朔-saku-
24.THE IIID EMPIRE
25.THE FINAL

21:40頃終演


12/25 RENTRER EN SOI“THE WAR OF MEGIDDO~自己回帰 最終章~”at 渋谷CLUB QUATTRO

2008-12-28 11:12:09 | ライブレポート
素晴らしいライブであった。

お世辞ではなく、本当にそう思えた。何年ぶりだろう、声を上げて泣いたのは。悲しみでも、寂しさでも、恐怖でもない、涙。美しいものを見たときにひとりでに流れ出る感情のしずく。彼らのライブはとても美しかった。


RENTRER EN SOI〈THE WAR OF MEGIDDO~自己回帰 最終章~〉
砂月(Voice)・匠(Guitar)・瞬(Guitar)・遼(Bass)・未架(Drums)の5人からなるロック・バンド、RENTRER EN SOIの解散ライブ。忘れもしない2008年9月17日午前0時。OFFICIAL SITEに突如現れた「大切なお知らせ」の文字。RENTRER EN SOIの世界が、終わってしまう……。
だが、不思議なもので、その日からこの日までの約3ヶ月間、解散という実感はまったく沸かなかった。25日の朝になってもまだ。会場に着いてもまだ。ホール内へ入ってもまだ。しかし、ライブが始まった瞬間。その時がきたと感じた。現実を受け入れなければ、と強く思った。メンバーのあまりにもまっすぐな姿。

「LAST SCENE」。イントロの瞬のギターの美しさに息を飲んだ。静かに歌い出す砂月の透き通った声。「JUST MAD PAIN」で、目の前が見えなくなるほど、勢いよく噴き出すスモーク。白い煙から視界が開け、確かにステージに存在している5人のメンバーの姿が映る。
本当にこれはRENTRER EN SOIだろうか。今までとは明らかに違う。いつだかの匠の言葉を思い出す。“25日のライブは「作品」を作る気持ちもある”。この日のためだけの音響、照明、演出。そう、彼らは決して妥協しない男たちだった。最高のライブを見せる。5人がどれだけの気持ちで“解散”という決断を下したのか。それは彼ら自身の姿が物語っていた。全てを出し切れる今だからこそ、全力で、魂を込めて。ひしひしと伝わってくる、その想い。


“自己回帰 最終章へようこそ”

砂月が物語のページをめくる。音が、世界が、溢れていく。ホール入口付近までぎっしり人で埋まった会場。ステージに押し寄せる波は序盤からすさまじいものだった。
未架の力強いドラムから始まる「DAMNATION」では演奏が終わっても歌い続ける砂月がいた。“貴方を…貴方を…離れたくはないのに…”全身を使い、顔を歪ませながらも叫ぶ。もしかしたら、彼もわたしたちと同じ気持ちなのかもしれない。悲しくて寂しくて、どうしようもないのかもしれない。
「太陽の届かない場所」では左胸にマイクを当て、鼓動を、生きている証を刻みつける。このバンドの鼓動もあとわずかで止まってしまう……。ふとそんな考えがよぎってしまう。「神話」では、時折客席からすすり泣く声が聞こえてくる。無情な時に思えた。しかし「MUDER INTENT」では、その涙さえ振り払わなければならないほどの激しさで攻め立てられる。また、本編ラストの「分裂LE+DD人格」では、砂月が客席へとダイブ。なかなかステージへ戻れなくなってしまい、そのまま歌い続けるというカオスっぷりを見せつけた。
こうしてみると、改めてRENTRER EN SOIの楽曲の振り幅の広さに感心してしまう。静と動、希望と絶望、MICHAELとSATAN。2つの極面を描くことで見えてくる世界。だんだんと彼らの伝えたいことが明らかになっていく。

砂月が豹柄のスーツで登場したアンコールでは(アンコール2・3ではメンバー全員バンドTシャツに)、「精神死13度目」を筆頭にとことん暴れさせる。「苺オブラート」ではメンバーが遼コールを始め、客席にも浸透。インストアイベントでは照れていた彼だが、沸き起こる歓声の中、ばっちりお立ち台でベースソロをキメてくれた。フロント陣はステージを端から端まで動き回り、会場を煽る。
“盛り上がらなかったら途中でやめるから”
そんなギリギリの発言に、オーディエンスも“負けていられない”というように、全力でぶつかっていく。
また、OFFICIAL SITEで募っていた楽曲投票からは「水夢見る蝶々」と「into the sky」を披露。RENTRER EN SOIによるRentrer en Soiの再現。砂月の背中に羽が生えてゆく。ギター陣のユニゾンが絡み合う。ただその音に体を預けたくなるような心地よい空間が生まれていた。


“頭振ったら何言おうとしてたか忘れちゃったよ!でもみんなに言いたいことがある。ありがとう。…頭振って最後に残ったのは感謝の言葉だったってね(笑)”

“これから辛いことがあったとしても、RENTRER EN SOIが歩んできた7年半という軌跡は、絶対に消えないから思い出して”

“綺麗事じゃなくて、本当に…目を閉じればみんなの姿が浮かんで、自分がどういう言葉で、どういう姿勢でライブに向かっていけばいいかが見えたんだ”

砂月は、いつものように一言ひとことを考えながら丁寧に話していた。まるで諭すように、そして自分に言い聞かせるように。

“生まれ変わってまた会おう。約束しよう”


最後のアンコール。シャウト曲が流行っていた当時に、自分たちらしさを出すため作ったという「波紋伝う眩暈」を存分に聴かせ、ラストは、誰もがこの曲だろうと予想したに違いない「STAY GOLD」。とてもやさしい歌だった。黄金色のまばゆい照明。コーラス部をいつまでも歌うオーディエンス。それを愛おしそうに見つめる匠、瞬、遼、未架。このまま時が止まってしまえばいい。本当にそう思った。砂月が両手を広げる姿が、まるでここにいる人すべてを抱きしめているように見える。……なんて美しいのだろう。“バンド”と“ファン”を超えた“人”と“人”の絆。これがRENTRER EN SOIの求めていた、愛という名の“光”なのかもしれない。

“「自己回帰」の物語は完結しました”

そう言って、深々と頭を下げる5人がいた。未架が口元を震わせ泣いている。匠と瞬が互いを激励するように熱い抱擁を交わす。放心したようにドラムライザーの前に座り込んでしまった砂月に遼が優しく声をかける。そして、すべてを成し遂げた5人には、いつまでもいつまでもあたたかい拍手が贈られていた。



聖なる夜に刻まれた永遠の物語、RENTRER EN SOI。またいつか、彼らと一緒にその物語をなぞる日まで、そっと胸の奥にしまっておこう。砂月のくれた“約束”という言葉とともに――







ほんとうに心からありがとう

12/26 DIR EN GREY“BAJRA”at 横浜BLITZ

2008-12-27 15:48:01 | ライブレポート
2階席最前列ということで、わたしの目には、ステージとフロアにいるお客さんだけが映るわけで。この日は「DIR EN GREYを観る」ということに専念しました。

とにかくメンバーとオーディエンスの熱さが尋常じゃない。端から端まで、フロアにいるすべての人のエネルギーがステージに向いているんです。しかし、京さんは“お前らそんなもんか!”と煽る。また、この日彼は何度も“お前らの声を聴かせてくれ”と叫んでいました。まだ足りない、もっと、もっと…というように。どこまでも貪欲。吐き出し、求めていく。そんな様が見て取れました。


“深ーく深く深く…堕ちていく様 ただ見ているだけ
心が浄化されていく
人の過ち 優しく手を差しのべて
愚かな心 わかっていても 心が求める
おぞましい優しさに また喰われる
本能のままに どこまでも高い太陽に
手を高く高ーく高く伸ばし
つかめるものはいつも
限りなく小さな愛情と どこまでも大きな絶望”

そんな言葉のあとに続く「GLASS SKIN」はやりきれない哀しさがありました。あきらめにも似た哀しみ。絶望。でもそこにあるのは退廃の美しさ。
ゆっくりと左手で顔を覆い、荒い吐息を吐き出す。ピアノの旋律が重々しく感じてしまう「CONCEIVED SORROW」はさらに哀しみを助長していきました。“涙も嘘も…”のフレーズを生声で歌う……いや、あれは悲痛な「叫び」と言ったほうがいいかもしれません。心が叫ぶ。それを見たような気がしました。


この日、見入ってしまったシーンです。このシリアスな雰囲気は「dead tree」まで続くのですが「HYDRA-666-」からはだんだん爆発していきました。特に「冷血なりせば」はヤバいです。ヤバい。2回言っておきます。はい。ライブ映えする曲です。Shinyaさんの高速ドラミング、パワーコードでガシガシ突くフロント陣。ヤバい。Toshiyaさんが両手を挙げながら嬉しそうに上手に行ってました。戻るときも同じように両手を挙げて、リズムに合わせてノリノリで歩いてました。お化けのようでした(←意味わからんよね)

アンコールはまた「Mr.NEWSMAN」がものすごい盛り上がりを見せていました。「CLEVER SLEAZOID」の“声も出ないくらいに…”のオーディエンスの合唱は最高でした。あの中で自分が歌っていると自分の声も聞こえないくらいなのですが、上から聞いてみるとものすごい声量なんだなということがわかり、感動でした。

“まだイケるか!まだイケるか!イケんのか?聞こえないんだよ!!ホントかー?男!男ー!男ーー!!もっとイケんだろ!後ろ!後ろー!後ろーー!!全員でイケんのか!全員でかかってこい!!”

揺れます、蠢きます、横浜BLITZ。ラストの「THE IIID EMPIRE」。Dieさんがぐるんぐるん首を振り、薫さんが京さんのそばでオーディエンスを見渡しながらギターを弾き倒し、Shinyaさんが屈み込みながらありったけの力を込めてドラムを鳴らします。Toshiyaさんの投げたマイクスタンド、後ろに突き刺さってましたよ(!)演奏が終わると京さんは左胸を叩いてステージをあとにしました

大阪城ホールではどんな景色を見せてくれるのでしょうか。そして彼らは1万人以上の“声”を聞いたとき、何を思うのでしょうか。それでも“もっとー!!”と叫ぶ京さんの姿が目に浮かびますが笑 やがて明らかになる『UROBOROS』の世界。どんな色が見えるかな

12/26 DIR EN GREY“BAJRA”at 横浜BLITZ SET LIST

2008-12-26 21:37:33 | ライブレポート
2008.12.26 DIR EN GREY〈BAJRA〉

◆SET LIST◆
SE.SA BIR
01.RED SOIL
02.REPETITION OF HATRED
03.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS

04.DISABLED COMPLEXES
05.慟哭と去りぬ
06.蜷局
07.凌辱の雨

京voice delay

08.GLASS SKIN
09.CONCEIVED SORROW
10.DOZING GREEN
11.dead tree

京voice delay

12.HYDRA-666-
13.冷血なりせば
14.GRIEF
15.BUGABOO
16.凱歌、沈黙が眠る頃

-EN-
17.STUCK MAN
18.OBSCURE
19.Mr.NEWSMAN
20.朔-saku-
21.CLEVER SLEAZOID
22.THE IIID EMPIRE

12/25 RENTRER EN SOI“THE WAR OF MEGIDDO~自己回帰 最終章~”at 渋谷CLUB QUATTRO SET LIST

2008-12-26 11:42:20 | ライブレポート
2008.12.25 RENTRER EN SOI〈THE WAR OF MEGIDDO~自己回帰 最終章~〉

SE.廻
01.LAST SCENE
02.UNENDING SANCTUARY

03.JUST MAD PAIN
04.CRUSADE
05.STIGMATA
06.THORNY RAIN BREAK

07.DAMNATION
08.太陽の届かない場所
09.月が舞い降りる事のない大地

10.LAST WORD「 」
11.神話

12.MURDER INTENT
13.BAPTISM
14.AMONGST FOOLISH ENEMIES
15.分裂LE+DD人格

-EN.1-
16.精神死13度目
17.THE ABYSS OF DESPAIR
18.I HATE MYSELF AND WANT TO DIE

-EN.2-
19.水夢見る蝶々
20.into the sky
21.廃墟と化した箱庭
22.苺オブラート
23.浮遊追想
24.METEMPSYCHOSIS

-EN.3-
25.波紋伝う眩暈
26.STAY GOLD

12/24 DIR EN GREY“BAJRA”at 横浜BLITZ

2008-12-25 09:42:07 | ライブレポート
なぜかロッカー大混雑。冬だからみんなコートとかでてこずってたのかな

さて、どこで観ようか迷ったのですが、やっぱり前に行っちゃいました笑 押しで行き着いたのは、Dieさんの前5列目くらい。かなり観やすいベストポジション!今日空いてたよね

暗転してから押しが始まりました。最近フライングが多かったから、逆に珍しい。
SEの「SA BIR」が流れ出し、興奮が一気に浸透する会場。バックドロップはなく、照明の映える白いカーテンがあるだけです。縦のドレープが美しいそれを、紫色の照明が怪しく照らしていきます。そしてメンバー登場。

京さんは黒ジャージ(パンツ物販?)。Dieさんは途中からの白いタンクトップ姿しか覚えてない。Shinyaさんもタンク(たぶん白)。Toshiyaさんは白いジャージ(スキン側髪の毛すこし生えてきてた)。薫さんはほとんど見えなかったんだけど、黒っぽい服装でした(仲間のブランドのかな?)

1曲目は「RED SOIL」。京さんの狂ったような即興もキマっていました。わりとCDを再現。ザクザク切り刻むようなリフが幕開けにふさわしい。
続く「REPETITION~」はギター陣がそれぞれの位置で向き合ってアイコンタクトしながら弾いていました。Dieさんがギターを縦に構えてスライド気味に弾くのはやっぱりカッコいい。
「AGITATED~」が終わったあたりで京さんが“かかってこい”みたいなジェスチャー。ちょっとアメリカンだと思った笑

「STUCK MAN」はグルーヴを感じました。Toshiyaさんのベースを見たかったのにわたしの位置からは見えなかったのが残念。
「慟哭と去りぬ」は「RED SOIL」に続き、ライブ初披露。…これは最初何の曲をやってるかわからなかった。轟音でただ鳴ってるだけの単調なものに聴こえてしまって。京さんのキメるべき箇所のボーカルが弱かった気もします。オーディエンスもノリをつかめず。今後どうなっていくか気になります。
逆に「蜷局」は前回のツアーで披露しつづけていただけあって、もうモノにしていました。京さんがずっと踊ってます。カンボジアのクメールの踊りを彷彿とさせるような。手首のスナップが綺麗で表情よりも手に目がいってしまう。
「艶かしき~」はShinyaさんずっと見ていても飽きません。ハチドリのようにハイハット刻んでいます笑 “♪もう二度と~”のあとの間をもう少しとってほしい気もしましたが。黄金色の照明。

ここでvoice delay。叫ぶでもなく歌うでもなく、「語り」に近い。詩を朗読している感じ。「おぞましい優しさ」「太陽」などのキーワードが印象に残りました。言っていることは難しくてすんなり頭には入ってこないのですが、雰囲気は伝わる。最後に“希望は捨てろ”という言葉が。ぞっとしましたね…。いつだかのライブでも言っていましたよね?

「GLASS SKIN」。ものすごい沈黙の中始まりました。ちなみに日本語詩。
「CONCEIVED~」は“♪背負った~”前のサビをマイクレスで歌っていました。ちゃんと聴こえる声量に圧巻。
「DOZING~」も日本語で。そして「dead tree」が復活!後半のサビでまぶしい赤色の照明が客席に当たり、まるで血しぶきのよう。京さんがお立ち台で両手を広げ、神懸かっていました。

「HYDRA-666-」は途中歌っていなくて、Dieさんのカッティングが響いていました。オーディエンスの“6!66!”は見事に揃う。揃うといえばやはり「audience~」も負けていませんが。ギター陣のトレモロのハモりが綺麗でした。
本編ラストは「凱歌~」。Dieさんのタッピング!!最後の音にヴィブラートかけていたのがさりげなく素敵。目まぐるしい展開が、ノっていて楽しいです笑

アンコール。DieさんはUROBOROS Tシャツの黒を着ていました(ただいま限定コンテンツで申込受付中)。Dieコール起きました。アツいよ上手。
「Mr.NEWSMAN」のイントロで歓声。上手の盛り上がりハンパない。GiGS編集部・坂野氏のために演奏したというお話を思い出しました。2回目のサビをオーディエンスに歌わせていましたね。歌詩があやふや。なんとなくで乗り切る。
「朔-saku-」前あたりで“おまえらの声を聞かせてくれーー!”と煽る京さん。「GRIEF」では上手にToshiyaさんが来ていたかも。「CLEVER~」はサビでのオイ!オイ!の掛け合いがいい。前にいると、この時の体の反り返りがかなりイナバウアー気味です。
“まだイケるかー!”と男と女をそれぞれ煽り「THE IIID EMPIRE」。薫さんが上手に来ていました。なんか髪型が似ていてDieさんと見分けがつかない。…あれ、わたしだけ?Dieさんめっちゃ笑顔。オーディエンスの顔を見ながら弾いていました。


スピーカーが近かったからかもしれませんが、かなりの音圧を感じました。鼓膜が震えているのがわかるくらいのギリギリの爆音といった感じ。Shinyaさんがセッティングを変えたようで、ゴングドラムが客席から見て右側に移動していました


思ったこと、覚えていることを書くとこんな感じです。Dieさん中心に京さん、Shinyaさんしか見えなかったので、26日は全体をしっかり観たいですなぁ

12/24 DIR EN GREY“BAJRA”at 横浜BLITZ SET LIST

2008-12-24 22:15:13 | ライブレポート
2008.12.24 DIR EN GREY〈BAJRA〉

◆SET LIST◆
SE.SA BIR
01.RED SOIL
02.REPETITION OF HATRED
03.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS

04.STUCK MAN
05.慟哭と去りぬ
06.蜷局
07.艶かしき安息、躊躇いに微笑み

京voice delay

08.GLASS SKIN
09.CONCEIVED SORROW
10.DOZING GREEN
11.dead tree

京voice delay

12.HYDRA-666-
13.凌辱の雨
14.Merciless Cult
15.audience KILLER LOOP
16.凱歌、沈黙が眠る頃

-EN-
17.OBSCURE
18.Mr.NEWSMAN
19.GRIEF
20.朔-saku-
21.CLEVER SLEAZOID
22.THE IIID EMPIRE

12/10“ルーシー主催『THE SEVEN DEADLY SINS』~七つの大罪 The disorderly world~”at 高田馬場AREA

2008-12-11 21:07:09 | ライブレポート
\2500にしては濃すぎやしませんか、このイベント。いろんな意味で。


〇真不純CHILDREN〇
「まふじゅん」ではなく「しんふじゅん」ですよ、みなさん。と言いつつ、私も最初は前者だと思ったんですけどね。すみません。
dis CのVoさんが療養中のため、セッションバンドと言いつつコピーバンドでの出演(本人談)のようです。“気合い入れていこうか!”とheidi.の「泡沫」から始まり全4曲披露。上手Gtさんに華がありました



〇ReivieЯ〇
何気に観させていただくのは3回目。前観たとき(11/17)より断然良くなっていました。1ヶ月で変わるものですな。今まではガーッと煽り曲ばっかりのSET LISTだったのに、今回は2曲めにバラードがあったのね。それがあることによって、メリハリがついていました。あとファンが熱い!バスドラと掛け合いのように“オイ!オイ!”と拳があがっていたのが、カッコよかったですね。てか動員増えた?なんか来年あたりキそうな予感。



〇L'eprica〇
幕が開いたらメンバーは既にいて。幻想的・退廃的な感じでした。もう少し、あともう少しでものすごく人を惹き付けるバンドになりそう。
2曲目がサビ始まりで、歌詞が“季節は~”だったのね。一瞬ラルクの「the Fourth Avenue Cafe」かと思った笑 メロも似てたものでつい。4曲目(ラストだっけ?)のバラードは良かったですね!THE壮大。
サポートBaがex.Sugarの殊さんでした。でももうすぐで辞めちゃうそうですね。
MCでは、来年4/4のAREAワンマンを告知し“ジメっとしなよ”とのことでした。



〇KYOKUTOU GIRL FRIEND〇
自主盤さんに貼ってあったポスターがインパクトありすぎて(「どくいり きけん たべたら しぬで」のコピーとメンバーの写真)、気になっていたバンド。ここ良いわ。
なんだろう?V系っぽくないんだよね、あんまり。写真ではパンクっぽいイメージを受けたのですが、そこまでパンクってわけでもなく。テクノ?歌謡曲?ミクスチャー?でもカテゴライズしないほうが楽しめるかもしれません。実際、次はどんな曲がくるんだろう?ってワクワクしちゃったのよね。久々です、こんな感覚。
まずベースに耳が持っていかれたのが意外。Voさんも存在感ありましたね。てかお名前が林田倫堕(はやしだりんだ)って。V系特有の癖のある歌い方をあまりせず、飾らない感じが良かったです。あとポスターやフライヤー同様、歌詞にもインパクトが。“恋人よ その手を離すかもね”とか“目の眩むほどの札束に火を付けろ”とか。どくいり きけん。なるほどね。気になるのでまた観に行けたらなと思います



〇emmuree〇
怖いよーおかーさーん!みたいな。すっっっごい疲れた&失神しかけた。
・・・。<サイレント>観たときも思ったけれど、想さんって骸骨みたいよね(失礼)地獄からの使者です的な怖さが…(だから失礼)この方はマイクなしで歌っても迫力ありそうですよね。上手いんですよ。“歌が”っていうのももちろんなのですが“表現力が”ね。
何曲目か忘れてしまいましたが音に呑み込まれてしまいそうな瞬間がありました。ホントに危なかった。倒れるかと。
楽器陣はシンフォニックメタル好きなのかなーっていう印象。



〇Sugar〇
◆SET LIST◆
SE.
01.Snow White
02.Blossom
03.苦悩と憂鬱に溺れて
04.JAM
05.afterglow
-MC-
06.月に啼き、朝を哂う花と

最近の曲で固めたSET LISTでしたが、逆に今のSugarが観られた気がします。てか聴きたい曲ばっかりで個人的に大満足。“楽しいライブ”とはこういうことを言うのか!という感じで。
「Blossom」でSIZNAさんのツインリバーブ+マーシャルの音をしっかり感じられました。厚みが増したなぁと。だけど疑問。音が分離というか…もろ2つ鳴ってますって聴こえてしまうのは、それでいいものなの?詳しくないのでわからないんです。双方の音が溶け合って一本の音になればすごく良さそうって思ってしまった私は、前のアンプのほうが好みだったってことなのかな。SIZNAさんにわかりやすく解説してほしいです。はい。
「苦悩~」はLokiさんがエロかったです、セリフ的部分が。で、ちらっと上手観たらSIZNAさんも体を左右にブンブン揺らして超ノリノリ。わかるかな?“♪sweet honey~”の部分なんだけど。不意打ちで笑っちゃったわ
ラストの「月に~」は感動的でした。このブログには書かなかったのですが、実は秋にもAREAでこの曲を聴いていまして。で、その時は確か青系の照明だったと思うの。だけど今回は黄金色。まさに夜明けのようでとても美しかったです。そうそう、あっくんが神懸かってました。なんなのあの熱を秘めたドラミングは!みたいな。この曲はラストのコーラスを楽器陣全員でやっていたのですが、3人でやっと聴こえるって感じですね。「Blossom」「afterglow」のSIZNAさんと真悟くんのコーラスはささやか過ぎて聴こえませんでした笑



〇ルーシー〇
後味悪い映画を観たようでした。いい意味で、たぶん。
雰囲気を大事にする感じで、MCも本編は一切無し。楽曲はキャッチーさがあまりないのでとっつきにくいのですが、やってることは面白いかもしれません。リズム隊が良かったです。Ba.泰介さんがカッコいいんだなー。てか以前遼さんが使っていたモデルと一緒じゃない?あぁ涙が……。エレクトリック・アップライト・ベース(だよね?)も使っていて、深みのある音を聴かせてくれました。しかもVo.榊さんがどこからともなく指揮棒を取り出して振り始めるから、バンドというより音楽団という言葉が浮かび。うーん。つかめない、1回観ただけじゃ。なんとも言えないこの音楽団。
アンコールでは榊さんがMC。あら喋るのね。泰介さんにもマイクがパスされてましたが彼は口べたのようです。というかルーシーはみんな口べたらしい(榊談)アンコ自体は1曲。ターンをキメる広未さん(若干よろめき)に泰介さんが笑ってました。あら笑うのね。
結論:どうやら人間らしい(おい)