in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

9/14【MUGEN∞Beauty~Visual Rock Day~Thanks Free Event】at SHIBUYA-AX

2010-09-15 06:26:54 | ライブレポート
「∞ループ」(he■di.)とか「サイケデリコ∞サイケデリコ」(ダ■ト)とか、最近【∞】の記号が流行っているのかしら……!というわけで、新美容出版株式会社さん主催によるSHIBUYA-AXフリーイベントに潜入してきました。どういう経緯でヴィジュアル系のライブ・イベントを開催することになったのか非常に気になーるきょうこの頃。Squeeze Spiritsを発行している有限会社One's COSMOSさんのアレかな?アレってなんだ。



お客さんの入り具合は、キャパの半分ぐらいでしょうか・・・。



KYOKUTOU GIRL FRIEND(O.A)

【SET LIST】
SE
SE_禁じられた謝肉祭
01_堕落論
02_噛みついて離れない
03_放送禁止のブルース
04_勝手にしやがれ
05_闇を嗤え_警告(instrumental)

ついにKYOKUTOU GIRL FRIENDがAXのステージに!
はじまる前まではニヤニヤが止まらなかったのですが、暗転した瞬間に一気にドキドキしはじめて、おなかが痛くなりました。わたしが緊張してどうするのか!

いつもの登場用SEが鳴ってゆっくりと幕が開く。カーテンが真ん中から開いていくことに、うわー大物っぽい!と感動しました(そこかよ)。いやー鳥肌たっちゃったよね。

【禁じられた謝肉祭】で楽器陣登場。そしてふらりとヴォーカルの倫堕さんが。彼の裸足も亜門さんのドラムセットもしっかり見えるくらいステージが高い。広い。天井も高い。

亜門さんのドラムってシャープでタイトなイメージがあるのですけれども、会場のせいか【堕落論】のイントロで踏み込んだバスドラがめちゃめちゃパワフルでかなりテンションあがりました。
AXでの極東サウンドは、ドラムとギターが相性良かったのではないかと思います。サリーさんのベースは、小さい小屋でビリビリいっているのがカッコいいみたい。

倫堕さんの“俺についてこい!”というシャウトからはじまった【噛みついて離れない】は、照明がステキでした。“「今夜 ベイビー 絶望をあげる」”のあとに、金色のライトがまるでフラッシュのようにメンバーの頭の高さで光って、一瞬4人の姿がシルエットになったのです。

【放送禁止のブルース】では“crack a boy”の部分にリバーブをかけるというギミックがあって、新鮮かつおもしろかったです笑
【勝手にしやがれ】はこれぞKYOKUTOU GIRL FRIEND!っていうグルーヴがでていてすばらしかった!客席の拳も思った以上に(失礼)あがっていて、もう感無量……というかふたたびニヤニヤです。

しかし【闇を嗤え_警告】では、亜門さんとケッチさんがズレそうでズレなくて、でもズレそうで……というアレでヒヤヒヤ。でもなんとか持ちこたえて終われたので結果オーライ!
倫堕さんが指でつくったファインダーには、どんな景色が映ったのだろうか。

※個人的に感じた本日のステージの様子。

亜門さん→とにかく一生懸命
サリーさん→冷静、小さい箱でも大きな箱でも俺は同じっていうスタンス
ケッチさん→ぜったいはしゃいでる、ギターソロでは“俺のターン!”
倫堕さん→冷静に見せかけて実はけっこう緊張してる

でした…すみません!






花少年バディーズ

【SET LIST】
SE
01_Blue Bad Boy
~MC~
02_NBL
03_バレリーナ
04_落陽
05_Balloon

ミニ・アルバムとオムニバスを聴いていたのでぜんぶ知っている曲だったというミラクル!
「Blue Bad Boy」の音のバランスが最悪で、なにやっているんだかまったくわからなかったというカオス!(調整したのかNBLからはよくなりましたが)

MCでは、獏さんがakiさんの大ファンだったらしく“いつか会えるといいなあと思っていたけれど、本当に会えるなんて!”とよろこびを語ったり、“akiさん観てるかなあ?aki様~!aki様~!(咲)”とジャンプしたりと相当なはしゃぎっぷりでした笑

んーバディーズさんってハッピーでポップな曲が多くて、メンバーもはっちゃけているイメージがありますけれど、バラードの「落陽」が完成度高くて引き込まれてしまいました。ふだんふざけている男のコが、急に真剣な表情になって“好きだよ”って言ってくるようなそんな感じですね。こんな一面もあるんだー!っていうのがわかるメリハリの効いたステージだったと思います。

ビリーのときにもこのステージに立った彼らを観たけれど、きょうのほうが断然輝いていた!





Kaya

きのうかおとといくらいに、バラエティー番組でTHE ALFEEの高見沢さんの衣装&ギターコレクションが紹介されていたんですね。それを観ながら、彼には着たい衣装と弾きたいギターがあって、ご自分の美学もあるんだなーと思っていたのですけれど。きょうKayaさんのステージを拝見して、彼女もそうなんじゃないかなあと思いました。

モスグリーンのミニ丈ドレス。腰からドレープがつくられていて、後ろから見るとロングドレスに見えるお召し物。360°どこからでも見て!っていうような作り込み方ですよ。
女子なら思わず“着てみたい!”と思ってしまうであろうデザインで、本当にかわいらしかった。ヴィジュアル界の森ガールとは彼女か!

麗しいダンサーもいらして、とっても華やかなライブでした。
大好きな「Silvery Dark」も聴けてうれしーい。どんどん入れ替わるチャートのラブソングより名曲だと思うのです。あと「ショコラ」がかわいかったー!ヴィジュアル界のPer■umeとは彼女か!

MCは“「MUGEN∞Beauty」と聞いたからには、わたしが出なくてだれが出るの?(微笑)”といった調子で相変わらずな姫でした。





amber gris

【SET LIST】
SE
01_OP
02_悲しみ暮れる黄金丘陵(コートドール)
03_over flow girl's sick
~MC~
04_love in the first
05_lizard skin.
06_銀色のコフィン

楽器陣が板付きでスタンバイ。……と思ったら手鞠さんもドラムライザーに腰かけてさりげなくい
らっしゃる!

手鞠さん日々進化しているような気がする!(登場の仕方じゃなくて歌の面ね)
「over flow girl's sick」の中での強弱の付け方がね、前を見据えた強さと、泣いているんじゃないかっていうくらいの儚さを1曲の中で表現していて、すごいなあと感心してしまいました。
ステージングもそう。大きなステージを利用して、際に腰かけて歌ってみたりね。

amberのギター陣は反り返るステージング癖があるのでしょうか。「lizard skin.」ではKanameさんもwayneさんもエビ反りしていてちょっと笑ってしまっただよ。

「銀色のコフィン」は手鞠さんの祈るようなアカペラから。「lizard skin.」の最後の“~祝福を。”の歌い回しもとってもやさしかったから、ここの流れは讃美歌みたいに透明な空気を感じました。
しかしwayneさんのカッティングが速すぎだ!笑 でもつぎのセクションでテンポ落として無事に終演。

※手鞠さんの新衣装、フライヤーで見る限りはそうでもないのに、実際はけっこう赤い色が目立つのね。黒と赤のロングパーカー……なんてギャ男!(ギャ男だもん、と言われたらうなずくしかないですが)





DuelJewel

「華唄」なつかしい!
拝見するの数年ぶりな気がするダールジャールさん(失礼)。

ここからワンマンライブです、って感じに会場の空気がシフト。盛り上がりがすげーい!2曲目にやった曲なんて、頭から終わりまでずっとタオル振り回していたよお客さん。

9/22発売のmini Album『ZERO』から「朧月」も披露されました。
演奏面と魅せる面のバランスが絶妙なんだろうなあ。あとメロディーがきれい。





aki

文句なしにカッコよすぎでしょう。さすが!
クセのある歌声ですけれど、逆にそれがクセになっちゃいますね。

サポートメンバーの演奏がやたら巧いなあ!と思っていたら、Dummy's CorporationのYokoyamaさんにHitokiさん、Death-Oさん、そしてex.MaitoreiA のDAISHIさんというそうそうたるメンバー。akiさんの紹介を聞いて気づくわたし(遅)。

実を言いますと、ここまで出てきたバンドさん全部に対して“ベースが聴きとりづらいなあ、AXだとこんなものなのかなあ”と思っていたのですけれども、Hitokiさんのベースはきれいに音の粒がそろっていてバリバリ聴こえたー!しかもあくまでakiさんの歌がメインでまったくクドくないのです。感動。

MCでは“むかしのヴィジュアル系はジメジメしていてひっそりとライブやっている感じだったけれど、いまはこんなに大きな会場でたくさんの人が観に来てくれて……”といったことをおっしゃっていました。また、タイトルの『MUGEN∞Beauty』に関して“俺はMUGEN∞Beautyにはなれないかもしれないけれど、MUGEN∞Dirtyではいるからさ”という茶目っ気も。


21時半ごろすべて終演。
帰りにパンフレットをいただきました。



中には出演バンドのアーティスト写真やプロフィール等が掲載されております。
無料でいいの!?っていう素敵イベントでしたね。