<幼少期>
1991年 小学2年生の夏休みに死にかける
1994年 4つ上のいとこの影響でマセ潤になる
<Jr.期>
1996年 中1のとき学級委員に任命される
1999年 堀越高校に入学 遂に学園のキングに
<>
1999年 11月嵐デビュー
グループのお笑い担当に任命される
2007年 マイケル・ジャクソン
*****
翔くん
「さあ、まいりましょう!松本潤記念館!
今、お気持ちいかがです?」
潤くん
「いやー、非常に複雑です。この3人が来てることが怖い、オレは。」
翔くん
「なるほど。ご紹介しましょう。
本日は、青春時代からMJをよく知ります、中村七之助さん、生田斗真さん、尾上松也さんにもお越しいただいております。
よろしくお願いします。」
3人
「お願いします。」
翔くん
「七之助さん、お三方は、我こそは松本潤をよく知っていると?」
七之助くん
「知り尽くしております。今日は2人ひきつれて、全部暴露しに来ました。」
翔くん
「みなさん、どうですか。我々としてはもうおなじみなんですけど、
この大きな松本潤像(赤ちゃんの時の写真のパネル)、この松本潤見たことありましたか?」
七之助くん
「見たことなかった。ないですね。」
潤くん
「これ1歳とかだから。」
翔くん
「完成してますから。」
吉村さん
「もう、目見てください。天下人の目してる!」
翔くん
「生まれて1年にしてね。」
翔くん
「これぞThis is MJ 松本潤の俺様年表!
幼少期の松本潤、まだか弱い。
小学校2年生の夏休みに、これメンバー知ってる人もいるんじゃないですか?」
ニノ
「ああー、あの、事故。」
翔くん
「こちらですね。死にかける。
これは結構な大事故だったんですよね。」
潤くん
「大事故です、ホントに。
なんか、近所の小学校の近くに、友達と一緒に駄菓子屋さんにいたの。
で、駄菓子屋さんから飛び出したの。
したら、目の前にトラックがいたの。
で、そのトラックに、そのまんま行ったらはねられて、私死んでました。
でも、小学校2年生の松本潤は、死ぬって思った瞬間ちょっと下がったら、
トラックの後輪にそのまま足持ってかれて、
20メートルぐらいひきづられたの。」
尾上さん
「えー。」
ニノ
「よく知る人間がめちゃくちゃ驚いてる。」
尾上さん
「え?聞いたことある?」
ニノ
「たしかに聞いたことないよね、これはね。」
潤くん
「ここ(右足の甲あたり)の傷が。」
七之助くん
「あ、傷は知ってる!」
大ちゃん
「それみんなに言ってないの?そういう話にならない?」
潤くん
「いや、なかなかなんなくない?オレ小2のとき死にそうになってる(笑)。」
七之助くん
「昔聞いたかもしんないけど、そんな大事故だとは思ってなかったな。」
翔くん
「これはね、メンバーも知らないと思います。
さすがの松本潤、事故の後駆け付けたお母さんに涙物の一言を言うんですけど、
相葉くん、なんだと思いますか?」
相葉ちゃん
「マツジュンはすごい周りが見えてるから、”お母さん、運転手さんに謝ってきて!”」
翔くん
「ああー。もしかしたらそれも言ってたかもしれないんですけど、
お母さんにはこの言葉をかけます。お願いします。」
”明日の家族旅行、行けなくなっちゃってごめん”
相葉ちゃん
「わー。」
斗真くん
「めちゃくちゃいいやつじゃん。」
翔くん
「責任感の塊ですよね。」
尾上くん
「小学校2年生でしょ?」
潤くん
「めっちゃ楽しみにしてた家族みんな。オレも。」
ニノ
「めっちゃ痛いわけでしょ?」
潤くん
「めちゃ痛い。だって、ここ(足)ちぎれて肉ないんだもん。」
相葉ちゃん
「ちぎれて!それなのに周りのこと気にしてるわけだ。」
翔くん
「このころ、小学校2年生のころのMJこちらです。」
水着姿の子供3人の写真。
翔くん
「うしろにね、隠れて。」
相葉ちゃん
「え?隠れてるの?」
翔くん
「これMJですよ。」
尾上さん
「らしくないじゃん。」
翔くん
「吉村さん、こういう表情の印象ありますか?」
吉村さん
「いや、こういう感じじゃないですよ。この子はねのけて前に、この顔ですよね。」
ナレーション
「まだかわいらしかったMJ。しかし、小学校高学年になると一変。」
翔くん
「4つ上のいとこの影響で、マセ潤になる。」
(※このエピソードについての放送はなし)
一同
「(笑)」
相葉ちゃん
「マセ潤だ。聞いたことないぞ。」
ニノ
「いろんな潤があるなー。」
相葉ちゃん
「マツジュン、MJだ。」
翔くん
「我々も知らないんですけど、ちょっと物を入れ込みたいと思います。
お願いします。
(モニター登場)さあ、こちらお願いします。
どうでしょう?松本さん、見覚えあります?」
潤くん
「嘘!?よしくんじゃない。」
よしくん
「マツ、久しぶり~。」
潤くん
「すげー、オレの小学校の同級生。」
斗真くん
「へえー、マジで。」
翔くん
「こちら、小学校時代MJと野球でバッテリーを組んでいた西村さんです。
よろしくお願いします。」
西村さん
「初めまして、西村です。」
翔くん
「5年生の時、結構ませてたということなんですけれども。」
西村さん
「ま、そうですね、普通小学生って、まあ、我々もそうだったんですけども、
短パン、ハイソックス、Tシャツってのがトレンドだったですけど、
マツはそういうのを絶対に着なかったです。」
潤くん
「いや、ない、ない、ない。みんなと一緒なイメージよ。」
翔くん
「こっちは証拠握ってますからね、西村さん。」
西村さん
「はい。」
上下デニムのセットアップを着た潤くんと友達の写真。
潤くん
「すげー、なにこの写真。」
ニノ
「これはだから西村さんが持ってた写真なのかな?」
西村さん
「そうです。」
翔くん
「斗真どうですか?」
斗真くん
「もう周りの子たちと比べてもファッションセンスがハイレベルすぎますよね。」
翔くん
「セットアップですから。」
潤くん
「あいつうぜーな(笑)。」
七之助くん
「怒られるよ、また。」
翔くん(司会)
「西村さん、大人になった後の事件もお持ちなんですよね?」
西村さん
「はい。
私、20代のとき結婚式挙げたんですけど、
そのときに、やっぱり、マツ、スターだったんで、そのときは誘わなかったんですけど。
そうすると、マツのほうから、結婚式1週間前ぐらいですかね、電話かかってきて、
行きたいんだけど、行ってもいい?っていう連絡が来たんですよ。
そんときは、めちゃくちゃ本当にうれしかったんですけど、
ただ、その、スターが来ることで、なんかちょっと持っていかれちゃったらどうしようっていう不安な気持ちはあったんですけど、
まあ、新郎新婦入場の時に、入場の時に、ドアが開くじゃないですか、
その瞬間に、もう、なんか、マイケル・ジャクソンみたいな格好して、
一番前で一番目立ってたんですよ。」
潤くん
「意外と普通の格好してったつもりなんだよ。
すいません、すいません、っていう感じだったと思うよ。」
翔くん
「今日は西村くんが主役だから?」
潤くん
「もちろん、もちろん。」
ニノ
「それは西村さん覚えてるんですか?そういったことは?」
西村さん
「遠慮してたって感じはしなかったんですけども、
質問コーナーとかでも、やっぱ、先人切って質問してきた。」
吉村さん
「目立とうとしてるじゃない!」
翔くん
「一番じゃない!」
潤くん
「盛り上がっちゃったんじゃない(笑)きっと。」
翔くん
「さあ、小学校5年にして覚醒したMJですけれども、中学生になりどんどんキングの片鱗を見せ始めます。
中学1年生のとき、これもメンバーみなさん知ってるかもしれないです。
クラスの〇〇に任命されます。」
ニノ
「イメージキャラクター!」
翔くん
「こちらです。学級委員長に任命される。」
斗真くん
「高校の時はやってなかったよね。」
七之助きん
「やってなかった。引っ張っていく力はあるけれども、そういうことが面倒くさいって男だから。
絶対自分ではやらないはず。」
潤くん
「そう。絶対自分でやってない。他薦だった。」
翔くん
「これがね、クラスに激震を走らせるんです。
他薦で学級委員長になる男はこういうことができるんだと。
”クラスのルールを全てMJ仕様に変える”
だって、オレ自分で言ってないもん!みんなから選ばれたから!」
七之助くん
「たしかには、理屈的にはねえ。」
翔くん
「これはどう?ご自身としては、みんな喜んで?
そのシステムを喜んでくれた。
それとも、あのときは、まあまあ、私ちょっと独裁者でした、どっちですか?」
潤くん
「いや、みんな喜んでくれてハッピー。」
翔くん
「では、モニターをお願いします。続いての参考人です。」
潤くん
「マジ?」
翔くん
「こちらの方です。お願いします。」
モニターに映る男性2名。
潤くん
「(笑)。」
翔くん
「さあ、もちろん見覚えありますね?松本さん。」
潤くん
「はい、あります。」
翔くん
「MJの中学の時の親友、秋庭さん、宮沢さんです。よろしくお願いいたします。」
秋庭さん、宮沢さん
「よろしくお願いします。」
翔くん
「宮沢さん、これルールは変えたということでよろしいですか?」
宮沢さん
「そうですね。あの、代表的なのが、クラスの席決めなんですけども。
まあ、通常、くじ引きだったりとかするじゃないですか。
ただ、松本は、それだと自分が座りたい席に座れないので、挙手制に変えて、
もちろん、あの、一番後ろに座っておりました。」
ニノ
「でも、宮沢さん、こんなこと言いたくないんだけど、
みんながそうしたいって言ったからね、うちの松本はそうしたんですけど、
それは覚えてますか?」
宮沢さん
「そうですね、ちょっと、僕の中では、記憶にないようなんで。」
一同
「(笑)」
潤くん
「おい!おい!」
斗真くん
「ちょっと記憶がすり替わっちゃった。」
吉村さん
「シンプルな独裁じゃないですか。」
ニノ
「秋庭さんは、その光景は見てたりしてたんですか。」
秋庭さん
「もちろんもちろん見てます。」
翔くん
「秋庭さんは、どうとらえてます?」
秋庭さん
「いやあ、もう完全に今と変わらず独裁者。」
一同
「(笑)」
潤くん
「今と変わらず(って)おかしいから!」
翔くん
「秋庭さんは、どういう印象だったんですか、中学の松本潤は?」
秋庭さん
「一番印象あるのは、中3の修学旅行だったんですけど、目立ちたくないと理由で、
1人だけ、ジャージ、上下ベロアで来て。」
斗真くん
「ちょっと待ってください!」
ニノ
「目立ちたくない・・・。」
斗真くん
「上下ジャージ・・・。ベロアですか?目立ちたくないから?」
一同
「(笑)」
七之助くん
「すごいね。」
ニノ
「みなさんはどういった格好だったんですか?」
秋庭さん
「もちろんみんな制服。」
翔くん
「こちらの情報ですと、かばんもみんなとちょっと違ったという?」
秋庭さん
「1人だけヴィトンのボストンバッグ。」
一同
「(爆笑)」
斗真くん
「中3?」
ニノ
「でも、それはすべて目立ちたくないからなんですよね?」
秋庭ちゃん
「そうです、もちろん、もちろん。」
吉村さん
「目立つでしょ!ヴィトンのバッグ。」
翔くん
「宮沢さん、でも、大人になってからもお付き合いあったりするんですか?」
宮沢さん
「そうですね、はい。
まあ、成人してから、一緒に焼き肉食べに行く機会があったんですけど、
僕が塩を焼いてたんですね。で、そのあと、タレをすぐ焼いたら、
めちゃめちゃキレられました。」
七之助くん
「こまけー。」
尾上さん
「そういうとこあるよねー。」
斗真くん
「うん。」
翔くん
「メンバーのみなさんどうですか?」
相葉ちゃん
「全然違くない?オレらのときと。」
ニノ
「うん。我々には本当に気遣ってくれるから。そんなことしたって、何にも怒らない。」
尾上さん
「焼き肉の焼き方で怒られたことない?」
ニノ
「怒られない。1回もない。お鍋とかも・・・。」
相葉ちゃん
「むしろ焼いてくれるよね。」
斗真くん
「やっぱ、嵐のときにいるストレスが全部こっちに来てると思う。」
一同
「(笑)」
翔くん
「全部オレらのせいなの!」
大ちゃん
「え、でも、ちょっとはイラっとしてるの?」
潤くん
「全然。」
大ちゃん
「こっちのは。」
潤くん
「全然。」
ニノ
「だって、そっちで発散できるもん。」
一同
「(笑)」
翔くん
「秋庭さん、宮沢さん、ありがとうございました。
どうでしょう、なにか最後に伝えておくこととかもしあれば。」
秋庭さん、宮沢さん
「・・・。」
潤くん
「ないね、ないね(笑)。」
ニノ
「怯えないで!笑って!」
翔くん
「ありがとうございました!」
ナレーション
「オレ様感が爆発し始めた中学時代。
しかし、ちゃんとかわいらしい一面も。
ひとつ目の記念品は、MJに内緒である人が提供してくれた品物。」
翔くん
「かなり貴重な品です。こちらです。」
MDの登場。
翔くん
「松本さん、見覚えはありますか?」
潤くん
「まったくないです。98年?MD?」
翔くん
「久しぶりに見ましたね、MD。」
ニノ
「これは危ないぞ。」
吉村さん
「これは危険だ。」
ニノ
「これは危ない。」
潤くん
「なに?」
翔くん
「これは、生田斗真さんに贈ったMD。今日こちらお持ちいただきました。」
潤くん
「なにそれ?」
斗真くん
「そこにも書いてある98年。
えっと、当時、愛LOVEジュニアっていう番組があったじゃないですか。
で、途中からおにいちゃん連中がごそっといなくなって、
ちょっとちっちゃいジュニアたちだけでやりましょうってなって、
で、そのリーダー的存在が僕だったんです。
急にMCとか番組とか任されて、すごい緊張してたら、ある日、
滝沢くんとMJが、僕のためにオリジナルMDを作ってくれて、
これでMDがんばれよってくれたんです。」
MDを手に取る潤くん。
潤くん
「やば!」
吉村さん
「置いてください!証拠隠滅しますから!」
斗真くん
「歌ってるの、潤が。」
潤くん
「オレが歌ってるの?」
翔くん
「覚えてるの?」
潤くん
「まったく覚えてない。」
「じゃあ、これは危険だ。」
斗真くん
「もうすっごいうれしくて。
ものすごいうれしくて。」
ニノ
「がんばれたっていうことなんだね。うん。」
斗真くん
「そう!」
潤くん
「初出し?」
斗真くん
「初出し。」
相葉ちゃん
「初出し。」
大ちゃん
「これでマツジュンの声だけってことだよね?」
斗真くん
「そう。MJがめっちゃラップしてるんだけど、もうつたなすぎて、すっごいかわいい。」
?
「聞きたいなー!」
ニノ
「MDはさすがにもう聞けないよ!」
吉村さん
「聞けないですよね。」
翔くん
「さあ、それでは、お聞きいただきましょう。」
潤くん
「最悪だ。」
翔くん
「MJラップです。お願いします。」
♪Scarfade Groove/SMAP
♪愛してる愛してない/米倉利紀
潤くん
「最悪。」
翔くん
「うれしかったんだよね、だからね。」
斗真くん
「うれしかった。」
潤くん
「おまえ、完全に馬鹿にしてるだろ!」
斗真くん
「違う!本当にうれしかったの!マジで!」
七之助くん
「なんかコピーしてもらえたりしませんかね。」
斗真くん
「あ、もう欲しい方には。」
ニノ
「あ、うれしい。」
吉村さん
「本当ですか。なんか強めにこられたら、これ(MDを印籠のように)あるぞ!ってやれば。」
潤くん
「(笑)」
ナレーション
「そして、高校生になったMJは、遂に学園のトップに上り詰める。」
翔くん
「堀越高校に入学。ついに学園の、ご存じ、キングになる。
これ誇張じゃないですよね?」
尾上くん
「いや、まったく誇張じゃありませんね。
これあとセットなのがあるんです。キング松本だけじゃないんです。
キング松本、デビル波野(七之助くんの本名)って呼ばれてたんですよ。」
翔くん
「波野というのは?」
尾上くん
「この方です。」
翔くん
「七之助さん。キングとデビルが。」
尾上さん
「そうなんです。」
ナレーション
「学園の絶対権力であったMJと七之助。
しかし、そんな2人のおかげで、ある奇跡が。」
尾上くん
「(芸能コースは)3学年で1クラスなんですよ。」
潤くん
「ホームルームがね。」
尾上くん
「そうそう、ホームルームが。
キング・デビルと呼ばれていたものの、そのおかげで3学年、全学年が仲良くなるという。」
翔くん
「へえ。」
尾上くん
「奇跡が起きてですね。」
翔くん
「まとめ上げようっていうのお二人の共通認識ではあったんですか?」
七之助くん
「これはあった。」
翔くん
「あったんだ。」
七之助くん
「偉そうにしないでおこうねっていう。」
潤くん
「ふたつ離れてるとさ、1個の教室にいてもさ、なんか、挨拶するかしないかぐらいの、
すっげー距離遠い感じじゃん。
じゃなくて、1年生からも、普通におはようって声かけてもらえるような3年でいようねっていう話をした。」
翔くん
「なるほどね。」
七之助くん
「1年のときそれは思ったんだよね。」
潤くん
「ね。」
七之助くん
「3年生がやっぱ怖かったんで、ちょっとこれはって思って、
ずっとそれは3年になったときにやろうって、ずっと2人で話してた。」
ナレーション
「友達想いでとにかく熱い男MJ。
七之助がそんなMJを目の当たりにしたある出来事が。」
七之助くん
「これ随分前なんですけど、
市川っていうね、格好よくて、性格もすっごいいい男がいるんですよ。」
潤くん
「同級生。」
七之助くん
「同級生。
ずーっと彼女ができなかった、なぜか。
で、その市川くんに、ようやく彼女ができたっていうときに、
みんなでうちに集まって、お祝いしたの。
で、まあ、普通に、話してたら、ある人が泣き始めた、
よかった、本当に、って。
できてよかったよ、って泣いたら、それにつられて全員泣き始めた。
でも、僕ちょっとひいちゃって。
いやいや結婚じゃないじゃん!
もう、ただ普通に付き合う。
でもどうしたどうしたみんな変だぞっていう、感じになって、
ふっと周りを見渡すと、松田龍平とMJだけ普通の顔してるわけですよ。
お、さすがだな、と思ったら、ちょっと松田龍平は立って、
僕の部屋からMDコンポを持ってきて、尾崎豊さんのI LOVE YOUをかけて、
ひとこと、こんなに尾崎がよく聞こえる夜はねえなって。
あー!松田もだったか!うわー!おい!MJ!って見たの。
したら、MJは、こう(膝をかかえて)お!さすがだな!と。
そして、宴もたけなわになり、みんな寝始めたんですよ。
そしたら、(七之助くんの肩をたたく)MJが、ちょっと(外へ)って言われて、
どうしたのかなと思ったら、玄関出て、外で、階段があって、踊り場がちょっとあるんですけど、そこにこう(手で座れという指示)、隣に座って。
そしてら、ゴローンってこう(頭に手を組んで寝そべる)したんですよ。
地べたですよ。外の。白みがかった空を見上げながら、
なんだろうなと思ったら、1分ぐらい沈黙があったときに、
MJが、友達っていいよな、って言ったんですよ。」
一同
「(笑)」
吉村さん
「おまえもか!」
七之助くん
「MJおまえもか!」
翔くん
「ずっとためてたんだろうな。」
七之助くん
「だから、たぶん自分の中で計算してたんでしょうね。
一番格好いい、オレが射止めてやる。」
潤くん
「格好つけたいとかそういうのじゃなかったんだけど、
彼も言ってない、龍平も言ってないと思ったら、
龍平はいったわけよ、そっちに。
オレは行くもんかと思ったんだけど、
寝ようとしても寝れないぐらいオレはもう市川がつきあったっていうのでもう大興奮。」
翔くん
「ああ、うれしかった。」
潤くん
「うれしかったね。
で、外出て、がらにもなく(手を頭にあてて)友達っていいよな。」
一同
「(笑)」
七之助くん
「びっくらこいた。」
翔くん
「さあ、続いてですね、嵐としてデビューした1999年ですけれども、
グループの〇〇に任命される。
大野さん?」
大ちゃん
「これはあれですよね、お笑い、じゃない。」
翔くん
「お笑い担当に任命されると。お笑いリーダー。」
ナレーション
「意外にも、嵐結成当時は、お笑い担当だったMJ。
当時の雑誌を見てみても。」
翔くん
「こちらです。」
米俵をかついでいる潤くんの写真。
翔くん
「俵をかつぐ。」
吉村さん
「(笑)むちゃくちゃおもしれーじゃん!」
潤くん
「いや、だから、こういうことにちょっとずつ疑問を持つようになるのよ。」
翔くん
「そうなんです。今の言葉とおり、お笑い担当であったMJに事件が起こります。
こちらです。
”理想と現実の乖離にグレる”
このころからMJは、カメラを向けても笑わなくなる時期に突入しますね。」
潤くん
「入りました。疲れちゃったんだよね、そういうことに。向いてなかったんだろうね。」
ナレーション
「続いての記念品は、グレた結果、MJが購入したあるアイテムが記念品。」
翔くん
「これはメンバーは必ず覚えていると思います。
皆さんももしかしたらご存じかもしれません。こちらです。
”ごつい指輪”。大野さん。」
ニノ
「懐かしい、よく持ってたね。」
大ちゃん
「うわー、すっげえ思い出した。」
吉村さん
「よみがえった、記憶が!」
尾上さん
「すごいよみがえってる(笑)。」
大ちゃん
「これをだよ、(手に指輪があると仮定して)こんぐらいあるでしょ。
いつしかこっち(手のひら側)に行ってて、それでオレ殴られたから。」
吉村さん
「ちょっと待って、ホント?それ?」
潤くん
「(笑)」
尾上くん
「もう武器じゃん、武器。」
翔くん
「これ、当時のあんまり笑いたくないなっていう思いが、
その王冠に込められてしまったってことですかね?」
潤くん
「そうだね。くしくも王冠だね。」
翔くん
「キングだからね。ずっと取っといてあるの?」
大ちゃん
「(指輪を手に取って)重いよ。めちゃ重いよ。当時もっとこんぐらい(大きく)感じたよ。」
ニノ
「めちゃめちゃ痛かったからね、たぶんね。そう思うんだよね」
大ちゃん
「こんなちっちゃかったっけ?」
ナレーション
「さらに今夜はみんなが思い出に残っているMJの私物を大公開。」
七之助くん
「懐かしい。」
翔くん
「懐かしいでしょ。」
七之助くん
「してた、してた。」
翔くん
「これなんですか、松本さん?」
潤くん
「ブレスレットです。ライブの時にしてた。」
ニノ
「してたしてた。つけてた、つけてた。」
翔くん
「ちなみに、これ?」
潤くん
「これ、一番初めに買ったクロムハーツ。」
翔くん
「それいつ買ったやつですか?」
潤くん
「これ中2です。」
吉村さん
「嘘でしょ!」
七之助くん
「それめちゃくちゃ覚えてる。」
斗真くん
「僕ね、あの、スカジャン?アロハ風味の。
これを、なんか、大人数の食事の時に、MJが着てたんですよ。
僕らこの洋服すごいいじったんですよ。
なにそれ?ハワイのお土産屋さんで買ったの?みたいな。
それで結構ワーって盛り上がったんですよ。
で、全然MJの反応が悪いんですよ、なんか。
いつもだったら、おい!とか言うのに、ずっと苦笑い。
あれ違うかなと思って、家に帰って調べたんですよ。
そしたらとんでもない値段のスカジャンで。
50万ぐらいする。
だけど、みんなで、わー、そうだそうだオレもハワイで見たことある、
ゲラゲラ!ってなったもんだから、それから二度と着たの見たことない。」
潤くん
「そんなことはないけど。」
翔くん
「相葉さん、こちらの一番最後の品、相葉さんですかね。」
相葉ちゃん
「相葉さんというか、これオレですか?いやー、オレか。
あの、松本さんがコンサートの前に、ね、楽屋で、この格好してたんですよ。
コンサートの前に。
で、座って資料とか読んだりとかしてて、あれ?これ、ツッコミ待ちかな?と。
これボケてるんじゃ?ボンレスハムみたいじゃん!みたいな。
で、言ったら、周りの人たちが、みんな見て見ぬふりをしている。」
ニノ
「そりゃそう。」
相葉ちゃん
「あれ?オレ間違えたなと思って、
え?ごめんごめんごめん、空気違うのわかった、オレが悪かった、
これなに?って聞いたら、あの、汗が直接つかないように、
ライブのとき、1枚かますやつなんだっていう話をされて、
あー、そうなんだ、いいね、オレも着さしてって言って、
次のコンサートからオレも着た。」
潤くん
「たぶん着たくないのに気遣ったんだよね。」
相葉ちゃん
「もう言っちゃったもんだから、オレも着た。」
翔くん
「相葉くんのメンタルがすごいと思うのが、そのままの流れで、
その日のMCで、そういうことがあったにもかかわらず、
ねえねえ、みんなさ、今日本番前にマツジュンがさあ、って始めるのよ。
でも、オレもニノも大野さんも、それいじっちゃダメなやつ・・・。」
相葉ちゃん
「盛り上がるかなと思ったんだけどねー。」
斗真くん
「みんないじっちゃダメって空気だったから。」
ナレーション
「MJと週7で打ち合わせをする振付師さんに演出家MJとしての顔を聞いてみた。」
振付師
「嵐のライブに関してはセットリスト問題ってのがあるんですよ。
このセットリストっていうのが、組むのにすごいカロリーを使うんですね。
で、彼は僕にセットリストを作ってくれ、と、
参考に作るから、って言って、で、いざ見てみると、
1か所も参考にしていない。
全く見たことのないセットリストが第1稿として出てくるっていうのが、
まあ、毎回ですね。
参考にしないのに、なぜ頼むのかが・・・。
あとは、まあ、とにかく細かいですね。
あの、物理的な締め切りまでは、一生悩んでます。
もう、気になっちゃって、気になっちゃって。
スワッチっていって、生地見本みたいなのがあるんですよ、衣装の。
で、なに見てんだろう?と思ったら、キュプラって書いてあるんですよ、
キュプラって中地(裏地)なんですよ。
でも、それ(上着のボタン)しめるんですよ。
しめるのに、中地をずっと15分ぐらい眺めてて、
もう見えちゃったから、気になっちゃった。
(もう見せないほうがいいんじゃないんですか?)
そうそう。でもね、覚えてるんです。
あれ?キュプラどうなった?
あ、決まりましたよ、みたいなの言うと、
どれに決まったの?オレ知らないんだけど、
で、それで、それ見せられると、
これとあともうひとつは?ちょっと見えづらい、電気つけてー!反射いいな。
キリないですよ。
本書ける。」
翔くん
「セットリスト、これ全然参考にされないなんて振付師さんの意見ありましたけど、
二宮さん相葉さんもありました?そういうこと。」
ニノ
「(小声で)ありましたよね。」
相葉ちゃん
「ありましたね。」
ニノ
「彼はね、とにかく頼むんだよね。」
相葉ちゃん
「頼まれた。」
ニノ
「で、オレと相葉くんで、(セットリスト)作ってよ、みたいになったんだよね。」
相葉ちゃん
「セットリストをね。」
潤くん
「あの、素晴らしき(世界)から始めようってなったやつだよね?」
相葉ちゃん
「そこはオレら覚えてない!」
翔くん
「なんなのこのエピソード。」
相葉ちゃん
「そこは覚えてないんだけど、たしかに組んだんだよね。」
ニノ
「組んだ組んだ。で、見せたんだよね。」
相葉ちゃん
「見せた。」
ニノ
「したら、ありがとう!ってなって。」
相葉ちゃん
「結構いい反応したんだよね。」
ニノ
「そう。へえ、ってなって、そっから1週間ぐらいして、できた!ってなって、
みんなで打ち合わせしたら、ひとかけらもなかった。」
相葉ちゃん
「彼(振付師)の気持ちはよくわかるよ。」
ニノ
「彼(振付師)はホントすごいと思う。」
相葉ちゃん
「折れないもんね、心が。彼は。
結構折れたもんね、一瞬でオレら。」
ニノ
「折れた折れた。そっからもう黙ってコーヒー飲むようになったもん。」
一同
「(笑)」