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コロナ禍後の日本はどうする

2020年06月01日 | Weblog
 今年の正月を迎える時には、まさか今の日本の状況、世界状況を想像することは出来なかった。 100年に一度の危機。 まさしく、世界経済はこのウイルスによって大打撃を受けている。 
人間が動物である以上は、感染症から逃れる術はない。 これまでの人類の歴史を紐解けば、ウイルス(感染症)との闘いを続けてきた。 近年はコロナウイルスが数年単位で世界的規模で拡散している。 今後はさらにこの傾向は加速する気もする。 今回の新型コロナの収束は来るだろう。 しかし、再び新しいウイルスは登場して、人類を苦しめるのは、相当高い確率で起こる事だろう。
今後の人類がやるべきことは、ウイルス(感染症)対策をどれほどの危機感を持って対応できるかに掛かっている。
幸いにも、日本は世界的に見ても、このウイルスの拡散を最低限の被害で抑えている。 これは日本人の習慣なのか、日本人独特のDNAなのか? それとも、対応が適切だったのか? それとも、医療体制の問題だろうか? それとも、BCGなどのワクチンを強制的に接種する日本の医療の対応か?
いずれにしても、まだ、北九州や都内では感染者が無くなっている訳でもないけど、今の状況を見る限りは、感染者が0になる日はそれほど遠くは無いだろう。

勿論、第2波、3波が来る可能性は高いとも言われている。 今年の冬を迎える頃には再びこの新型コロナが蔓延する事態になりかねない。
それまでに、ワクチンや感染防止対策の進化が求められる。 
来年のオリンピックの開催も本当に開くことが出来るのかは安心材料が少ない。
世界的には未だに感染は拡大傾向にあるし、世界は今後どのような姿になるのかも予想できない。

今回の新型コロナの対応では、安倍政権の対応に対して不信感が高い。
内閣支持率は39%を割って、不支持率45.5%に上っている。 コロナ対応だけではなく、これまでの安倍総理に関わる疑惑なども含めて、不信感が上積みされている。
黒川氏の定年延長法案が本人の不祥事で頓挫した事で、その処分に関しても政府は内情を明らかにする意思もない。 これは、明らかに、表に出せない事情が安倍内閣にある事を意味する。
森友、加計学園、さくらを見る会、その前夜祭に関しても、ほとんど肝心な部分の内容を開示出来ないのは、闇の部分が多く残されている事を意味する。
何も後ろめたさが無ければ、全てを開示することが可能だろう。 
森友問題でも、官僚の死を解明する意思さえ示さないのは、それが安倍総理に繋がっている事を闇に葬る事を官僚だけではなく、検事長の黒川氏も含めて、さらには、同じ卓を囲んでいたジャーナリスト達との癒着からも、これまでの安倍総理に対する忖度以上に正義を平気で溝に捨てるような行為が繰り返されているのは明白だ。

今回の新型コロナの対応だけではなく、安倍内閣がいかに市民に対して、不誠実で、庶民を騙し、庶民を見下している政権だと言うことを、この辺でいい加減に理解したほうが良い。 次回の選挙では、こうした自民党の悪しき手法を忘れてはいけないだろう。 日本人は時が過ぎると全てを寛容に許すような民族だ。 しかし、これからはそんな悠長なことを言っている場合でもないし、今の若い人達が将来この国で幸福を手にするためには、厳格な政権への姿勢を見せない限りは、これまでのように、延々と闇に付される疑惑は続くのである。
それは、正義より、自己を尊重する現政権の根本的な基盤になっている事が最大の癌気なのである。
少なくとも、日本の将来を担う官僚、政治家には、正義を貫く覚悟を持って、この国の政治を作って欲しいと思うのである。
そうでなければ、我々庶民は浮かばれない。 私の息子や孫達が将来幸福であることを願うのは当然だし、そのために、正義を正義と思わない人間が、国の政策を決めるような立場に就いている事は、それ自体が不幸そのものだ。
私達はもっと政治に向き合い、疑惑、不正、闇を一掃できる社会にする必要がある。
その為にも、多くの声を上げ、多くの疑惑を解明し、多くの不正に出来る限りの姿勢を見せることに努力する必要があるだろう。



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