４時間後には・・・

孫達が帰って行った。
手抜きを知らない彼等に付き合うためには、こちらも全力投球であたらないと大怪我をしてしまう。
昨夜は大はしゃぎでボールの取り合いをしたが、双子とはいえ体がひと回り大きいＹなどはラグビー選手の様な突進であった。
今日はそんな彼らを見送りに新大阪まで行ったのだが、春休みも終わりに近くなった為か、ホームでは私たちと同じようなお孫さんを見送る老夫婦の姿がチラホラ見受けられた。
彼等は３歳児で旅費がかからないので自由席での帰京なのだが、運よく来たのぞみの３列席が空いていて、混雑の割にはスムーズに乗車できた。
加速スピードも速い新幹線の別れはあっけないもので、あっというまに彼らの姿は消えてしまった。
帰宅した私は大掃除を行い、家人はコインランドリーでの洗濯に何回も往復することになった。
そうこうしているうちに、早くも彼等は東京の自宅に到着したらしく「スカイプをしよう」と電話が入った。
無事着いたことを確認したが、彼等はもうすっかり自宅に馴染んでしまって精神的切り替えは私たちの比ではない。
２週間の滞在だったが、なになかと行事が目白押しで、あっと言う間の２週間であった。
その間こちらは飲み食いが進み、下腹部のふくらみがまたまた気になるようになってしまったのである。