
行く予定でなかった孫たちの音楽会をひょんなことから見学できた。
なかなか楽しいもので、年少、年中、年長と技量の差が歴然としていることに驚いた。
1年ごとにかくも進歩するものなのだと痛感した。
合奏でYはシンバル担当だったのだが、一人しかいないパートを間違えないかとハラハラしたがなかなかどうして堂々と演奏していた。
Kはメロディアン担当で、こちらは複数人数で演奏するのだが、メロディアンの全体演奏と含めると2曲をマスターする必要が有り、よく覚えたものだと思う。
今の私には到底無理な芸当だ。
Kは歌う時の姿勢がよく、大きな声で歌っている姿に感動した。
特に「みんなともだち」を手話で歌う姿に涙してしまった。
みんなともだち ずっとずっとともだち
がっこういっても ずっとともだち
みんなともだち ずっとずっとともだち
おとなになっても ずっとともだち
みんないっしょに うたをうたった
みんないっしょに えをかいた
みんないっしょに おさんぽをした
みんないっしょに おおきくなった
みんなともだち ずっとずっとともだち
がっこういっても ずっとともだち
みんなともだち ずっとずっとともだち
おとなになっても ずっとともだち
みんないっしょに プールであそんだ
みんないっしょに ロボットをつくった
みんないっしょに かけっこをした
みんあいっしょに おおきくなった
みんなともだち ずっとずっとともだち
がっこういっても ずっとともだち
みんなともだち ずっとずっとともだち
おとなになっても ずっとともだち
それを手話と共に年長となって卒園を控えた子供たちが美しいハーモニーで歌う。
歌詞の内容を聞きながら一生懸命な彼らの姿(実際は二人の姿)を見ていると自然と涙が流れてきた。
入院した子供に付き添い、彼等をここまで育てた娘を思い、素直に育って卒園を迎えようとしている彼らの姿に感動したのだった。
嬉しい涙だったが、涙もろくなった。