Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

2018/2019 WC Super Devoluy Sprint Race

2019-02-03 23:03:13 | 2018/2019 ISMF World Cup
今日はワールドカップ第3戦フランス Super Devoluy 最終日のスプリントレースでした。



ジュニアのレースが早い時間帯のため、会場準備は日の出前から始まります。運営スタッフの支えにここでも頭が下がります。



私は少しでも身体が動くようにと今日も軽いジョギングからスタート。



昨日のダメージもなく、良いコンディションを維持しています。



スプリントレースは時差スタートの個人タイムアタックによる予備予選で上位30人を決め、以降は6人1組による準々決勝、準決勝、決勝を行うラウンド制レースです。



コースはシール120m(D+20)→ツボ足40m(D+15)→シール170m(D+30)→滑降480m(D-65)のレイアウト。他大会より緩斜面ですが、2回目のシールが少し長めになっていました。



スプリントレースはまず予備予選で30位に入らないことには31位も最下位も同じなので、今日は最初から全開で一か八かの勝負。最初のシールとツボ足までは快調なペースを保ちましたが、2回目のシールで完全に足が止まり、タイムを大きく落とす結果に。滑降は緩斜面で旗門も簡単な設定だったためにまずまずだったとは思いますが、予備予選52位。











今日の様なコースレイアウトであれば、少なくとも予備予選を通過する30人はすべてのパートを一歩も歩かず走りきっています。さらに上のラウンドに残っていく選手に至っては、15分ほどのインターバルで最大4本、これを走り切っています。



一度は突破している予備予選、うまく流れを最後までつなげられれば、再び可能性はあるはずです。次のワールドカップはアジアラウンド中国。準ホームでは巻き返しを図りたいと思います。



今夜もSuper Devoluy に後泊なので、表彰式後はフリーに。



レースのトラックが残っている良い機会
なので、試行錯誤しながら何周か回ってきました。トップランカーの動きのイメージが鮮明なうちに、良いトレーニングになりました。

中国大会に向けてはこれから一旦帰国。明日はマルセイユまで戻ります。