こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は牛の飼料作りです。 玄米の選別した屑玄米(ホソ)を粉砕機で細かく砕いています。 輸入のとうもろこしが干ばつの為高騰しています。 少しでも餌代を安くするためと、ホソの再利用です。 普通ですとくず米業者に安価で売り払います。 くず米業者は再度選別して、せんべいや菓子の材料・味噌などに選別して再利用しているようです。 専門に集める業者が居るのですから、うま味があるのでしょう。 ホソを少なく、出さない栽培方法で収量確保に努力しています。 栽培密度・肥料の施肥量・天候等によって毎年違いが出ます。 個々の農家の技術の力量で収量が決まります。 先々の天候を読み取って、施肥量、水管理、防除などで管理しています。 農業は経験と記録に元ずいた勉強が欠かせない難しい職業です。 減収したのは悪天候のためにしても、経営が生きずまっては何にもなりません。 化学肥料一辺倒になればなるほど、天候不順に敏感になって食料事情を脅かす事になります。 良質米をいかに多く、くず米をいかに少なくするかに賭けた農業をやっています。 それを解決するのには有機物・微生物農法が一番です。 「消費者にとってこの農法が良いんですがねェ」 農家は知ってても気付かないふりをしているのかもしれません。