こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は3月の気温で田圃の雪はすべて解けて無くなりました。 私は午前中、渡辺整形外科に膝の治療に、床屋に行ったりの雑用でした。 床屋さんの店長さんとお米談義になり、何処で仕入れたか微生物で除染が出来るんだと言っていました。 EM菌での除染効果が高い事などで盛り上がりました。 駄目元でやってみようという政治家がいれば何かが変わるのにと、恐れてばかりで実行力の無い奴ばかりで駄目だね・・・と、店長と愚痴ぽくなってしまいました。
親父はビニールハウスにカブを播く準備をしていました。 20ミリ?で2150円もする松島交配の「CR雪あかり」を播種しました。 4月には食べられると思います。 このカブはワサビ醤油で食べると「大トロ」になります。 手造りのEMボカシ肥料の力で大トロになるんです。 料理店で刺身として出すのですから、半端な味では有りません。 3月になればトンネル露地栽培で出荷しますが、その後はきめ細かな味を出すことと、綺麗な餅肌を作りだせませんので、刺身用は作れません。 3月には人参も同じような栽培で独特の味を持った人参に仕上げています。
5時から実行組合の総会です。 こじんまりした組合ですので委任状2戸で集まったのは9名の総会です。 運営資金は10a当たり、500円を集めたお金と、JAから3万円ほど支援される資金がすべてです。 今年から震災・津波で被害を受けた復田の耕作依頼者が殺到して、賄いきれない状態と嘆いていました。 この年になって農機具を買い揃えてまで農業を・・・と、躊躇しているようです。 採算割れの農業経営を長く強いられてきた反動が農業崩壊に拍車をかけようとしています。 掛け声だけで、何とかなる食糧では無いことを政治家も、国民も本気になって考える時になっています。 農業が駄目になったら国は砂上の楼閣になってしまいますよ!