こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は国営仙台東土地改良事業の起工式に参列しました。 震災後の復旧・復興と早期営農再会を計るため、直轄特定災害復旧事業により大区画化で20年30年先の農業ビジョンを目指す事業です。 復興庁復興副大臣をはじめ、東北農政局長・仙台市長等の列席のもと行われました。 事業実施面積1979haの国営事業で初めての大規模圃場整備だそうです。 局長の挨拶で始まり、最後の鍬入れで〆ました。
着工するまで同意書を貰ったり、農家ここを回って説得してやっとスタートです。 農業者として農政局には今までの営農地盤よりちょっとでも良くなればと・・・言いつつ、マイナスは有ってはならないと口説く言ってきました。 用水で苦労してきた農業ですので今でも疑問を払拭し切れていません。 取り越し苦労になれば良いんですが、農業現場を知らない役人に理解して貰うのにも委員の仕事でした。
「鍬入れの儀式」
国際食糧事情に対応できる農業地盤と、それを担える農業者の養成を共に進めてほしいと思いながらの起工式参列でした。