こんばんわ 鈴木有機農園です。
友人から頼まれ、水稲の生育状態を見に行きました。 大震災後、今年から水稲栽培を始めたところです。 友人は表土を剥がすことを拒み瓦礫などを自分で拾った農家です。 隣の田圃は表土を剥がし15Cmほどの落差があり、生育も雲泥の差です。 隣の地主は今となって憤慨しているそうです。 友人は表土を取ることを拒んだ時、周りから白い目で見られたそうです。 表土の無い水田は私の試算では、5割の収量でしょう。 同じ手間暇かけて半分ですから憤慨は当たり前です。 「ながいものにまかれろ」の農業社会の弊害が今現れています。 私は土地を育てる農業に徹して冷害などに対応しています。 万が一、エルニーニョで冷夏になれば、減収に拍車がかかると思います。 農家が疲弊しないように順調な天気を願うばかりです。