こんばんわ 鈴木有機農園です。
トマト先生のトマトです。 私のはまだ熟していません。 やっとゴルフボールぐらいのも見受けられる位です。 88歳のトマト先生がトマトハウスの中を這いつくばって栽培した執念のトマトです。 甘味・酸味とも程良く感じられるトマトです。 弟子の私に贈られたかけがえのないトマトです。
芋沢で今年から稲作りを始めた岩佐さんの生育状況を見に行きました。 親父は田圃の畦畔つくりで汗水たらした仕上がりに興味があり、誘ったら喜んで同行してもらえました。 オール有機肥料で栽培は初めてですので、追肥を薦め早めの茎数確保を狙うようにアドバイスしました。 お米の販路確保に、見晴らしの良い雑草畑でイベントをしかけて農業の良さをアピールしたら・・・ 眼下に大倉川が有り、遠くに滝が見え、川面を渡る風が吹き上げてくる自然環境、加工音の無い空間が醸し出す癒しが受けるはずです。 土地の貸し手の鈴木さんの所でお茶を呼ばれ、ぼんやりとした夢まで投げかけてきました。
夜に寿司店へお米の配達です。 若い職人が私の体を気遣って、倉庫まで運んでくれます。 最近お客様がお米に関心を持っていると感じているそうです。 ササニシキはなぜ、倒れやすく作りづらいのかと質問されました。 ひとめぼれは男性的で、ササニシキは女性的でデリケートな面が有って、平成5年の大冷害から激減した品種です。 私はイネが育ちやすい環境を整えてやり、ササニシキの本来持っている生命力を最大限引き出せば、何ら変わりなく栽培できることを伝えてきました。 お米に入れる大きなチラシを次回の配達の時に約束してきました。 握る手だけでなく、知識まで伝える努力の一端を垣間見る事が出来ました。