こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は福島の大熊中学校の2年生10人と引率の先生3人で震災復興の視察に来てくれました。 大熊町は原発の被害で帰還困難地区に指定されて、会津で避難生活を余儀なくされているところです。 3坪の絆の井戸の建屋に全員が入り、中に展示している写真、経緯を書いた掲示版を見てもらいながらの説明でした。 津波の様子から被害の様子、復興に向けた対応、農業機関・行政への働きかけなどに対する応答、ボランテァの支援活動の様子等をつぶさにお話ししました。 大熊の若者が声をあげなければ、訴え続けなければならないことをも伝えました。 私の所とは比べ物にならない大熊町です。 いつ帰還できる目途の絶たない中学生に、本気で接する事しかできませんでした。 気休めの言葉すら浮かばない私でした。 一人一人に9月14日の報道ステーションなどを記事にした出口氏のメルマガを手渡しました。 小さな行動が大きな波紋を起こすことも、一歩踏み出す勇気も必要なことが分かってほしいと・・・ 思いを込めて渡しました。
午後はEM石鹸作りの講習会の会場提供に協力しました。 環境教育をしている安斎さんと小林さんが指導しています。 安斎さんはEMの説明と石鹸作りの指導で、小林さんはEM団子作りの指導です。 10数年石鹸作りで究極の石鹸を作れるようになったお二人から、ラッピングされた石鹸を作る前に頂いていました。 食用廃油3.3リッターに450gの苛性ソーダ・テラC・EM活性液を42度Cまで下げながら撹拌作業が主で、牛乳パックに詰めて持ち帰りました。 受講生10人3グループに分かれての石鹸作りでした。
6時近くに明日の雨予報で、カブを播種しました。 カブ肌が土壌害虫に食害なければワサビ醤油で食する野菜の大トロになってくれます。 鈴木有機農園の看板になってくれる大トロ・カブです。