しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

震災当日のブログ記事

2018-03-11 13:06:00 | 日記

無事ですか?!

2011-03-11 21:15:52 | 日記


うちのトラックに積みきれない量だったので

問屋のトラックに私の自転車を積み助手席に乗り込む。(隣の葛飾区で木造住宅を新築の仕事)

現場に積荷の石膏ボードを敷地内に下ろしたら問屋トラックをここで帰した。

3階までウインチを使い荷揚げを始めてすぐに

「おいっ!地震だぞ!デカイぞっ!」

足場の上にいる親方が叫んでいる。

息子と娘婿が窓から石膏ボードを室内で受け取っていた最中。

「親方!建物の中に避難して!」私が叫んだ。

「あんたこそ石膏ボードの下敷きになるから離れろ!」

私を気遣い親方も避難しながら叫んでいる。

積み上げられた石膏ボードにしがみついて立っているのが精一杯!

ガス屋のトラックが倒れる?って位に大きく揺れている。

とうとう東京が壊滅する地震が来たのだろうか???

このまま死ぬのか?そんな恐怖に襲われながら揺れが収まるのを祈った。

「みんな大丈夫か?」親方が確認している。

近所の住民は家から飛び出し道路に出ている。

「まだ余震が続くからちょっと一服しようや」変な日本語だ。

熱い缶コーヒーを飲んでいるとまたデカイ揺れだ!

痛風で足が不自由な父は無事なのか?

携帯電話は不通だった。

空模様も怪しいので石膏ボードを室内に入れ終わってから

現場からは自転車で会社に向かう。

総武線は動いて無さそうだ。(総武線をまたぐ跨線橋の上から確認)

街中に被害は無い。

とにかく情報が欲しい。










会社の中は材木が倒れたり横に傾いたりしていた。

父が一人で直して、私もかなり直した後の写真です。

余震が続いているからここで止めて、明日またやることにした。

自宅に帰ると猫が怯えている。

お風呂場はびしょびしょ、浴槽の水がこぼれたようだ。

車で実家に行く。

途中のスーパーは営業中止になっている。

実家のガスメーターの復帰ボタンを押して復旧させた。

テレビで情報を得て電車が全て停っているのを知り

兄の家、妹の家に連絡した。

親は帰宅難民、案の定子供達が家に居る。

実家に避難させるために迎えに行くと申し出たが大丈夫だと言っている。

江戸川区の状況はこんな感じです。

まだ揺れております。

みなさん、無事ですか?
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7年目の 3.11

2018-03-11 00:10:20 | 日記
5分ほどのスライドショーにはご遺体の写真が含まれており閲覧に注意が必要です。

でもこれが東日本大震災の真実です。


東日本大震災【テレビでは報道されない】20110311



このブログの右側にあるフォトチャンネルにもありますが

私は震災から2か月が経とうとしてた5月の連休に宮城県南三陸町へボランティアに行きました。

津波で町のすべてを失った地域ですが学校がすべて高台の上にあり

小学校の体育館が避難所になっており志津川小学校は日本一遅い始業式を行います。

その為にも避難住民は他の場所へ移動して避難生活をしなければならず

引っ越しの為の小型トラックを持ち込んで参加できるボランティア募集に応じました。

現地へ行くまではトラックを何に利用するのかが分かりません。

もしかしたら荷台にご遺体を乗せる覚悟もあったのです。

片道500kmの道のりは夜通し走り、午前中のみの活動でお昼過ぎには現地を出発し

帰宅するのは夜の8時過ぎ、24時間ほとんど眠らない活動でした。

朝の6時前、人が誰も居ない壊滅した町を目にした時は夢でも見ているような錯覚を起こします。

出発から10時間もかけてやって来たのにそのまま何もせずに帰りたくなるような恐怖心に包まれた。

だがボランティアセンター前の駐車場に停まっている車のナンバープレートを見ると

九州の大分ナンバーもあり全国からはせ参じたボランティアの存在を知り勇気が湧いて来た。

目の前にある体育館(ベイサイドアリーナ)も電気や水道が使えず朝でも薄暗い建物内には

600人もの住民が避難生活をしてたのです。

駐車場には仮設トイレがズラリと並んでいる理由はその為だった。


ボランティアで向かった先の志津川小学校もライフラインが寸断されて

給水車を用意して支援してたのは自衛隊の沖縄の部隊です。

あの時、日本の自衛隊は国の防衛を放棄して10万人規模の災害派遣で東北に集結してた。

日本の防衛は在日米軍がその任務を担ってくれたのです。



最近の国会を見ていると腹が立つ!

野党の倒閣運動は誰の為?

国民の為ではないことぐらいすぐにわかる。

震災の事、すっかり忘れてしまったかのような野党議員は要らないなぁ…






コメント (1)
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