先週お会いした時は血痰と下痢が酷いと訴えていた。
昨日お会いしたらなんだかげっそりと痩せた印象です。
とうとう吐血したらしい。
餌やり仲間のTさんは肺癌が進行しているのに積極的な治療は受けずに死を待っている。
生涯独身を貫き、小さな古い一軒家で暮らしている。
地域猫の中でも一番の巨体ガル君を保護して療養中。
もしも救急車を呼んだらその時点で保護団体のOさんがガル君を引き取る予定です。
遺言書も作ってあるそうで持ち家は遠くに住む甥っ子に相続してもらうそうです。
でも古い一軒家はそのままでは住めないだろうし甥っ子さんも素直には喜べないでしょうか。
私からの提案は自宅を不動産業者に買い取ってもらい家賃を払って住み続ける方法。
Tさんの死後は不動産業者が建物を解体し新築に建て替えて売却します。
区内の一軒家なら一時的にまとまったお金を受け取ることが出来るのでそれを治療費に充てる。
肺は2つある臓器なので片方を失っても生きてゆけます。
そんなことを言えるのも私も皮膚がんで右手親指を切断しているからなのです。
「全身麻酔での手術は眠っている間に終わりますから~」
癌と言っても腫瘍を切除すれば生存率だって高くなるし私は手術を受けるように説得してます。
私と会うたびに「今日でお会いするのも最後かも?」と死ぬ死ぬ詐欺みたいなことばかり言う。
「これまで猫の為にたくさんのお金をつぎ込んだのだから少しくらい自分の為に使ってもいいのでは?」
何度も何度も説得を続けてます。
そして今日も元気に餌やりをしてましたよ^^
猫好きのTさんは土手の上で地域猫に会うのが元気の源になっている☆