英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

ひどい書かれよう→The Japan Syndrome

2011-10-27 10:12:20 | TIME reading
Michael Schumanによる10月30日号の52ページでの日本の扱い、これどうなんでしょ??
「アンナ日本になったらあかんよ、もう一貫の終わり」的な書かれ方ですわ。

アメリカはいい国なんでしょうかねぇ。
1%の富裕層が国家の富の25%あたりを占めていて、大勢の若者が職なし状態になってデモしてるって書いているのに
まだ日本は最悪だとシューマン氏は書いているのです。

一箇所どうしても読めない部分があったので、昨晩の英会話クラスの講師、ジェシカにその箇所を尋ねてみました。
それは記事で言えば、アメリカ国旗が日本の国旗の色、二色にイラストしてある部分の下、4行目の、
let alone addressed 。

full sentence だと、

The reason this never succeeded is that the government hasn't admitted,[let alone addressed],the country's serious structural obstacles to growth.

彼女が言うには、これは前に言ったことの強調として書いてあるというのだけど
今ひとつピンとこない。
なぜかといえば、日本語でこなれた訳が自分の中にできないからだと思う。

日本語で言い換えると、
「これが決してうまくいかなかった理由は、「何度も言うようだが」政府が日本の深刻な(経済)成長のための構造的障害を認めてこなかったことだ。」
ぐらいですか??

こういう一つ一つの単語がわかってもいくつか連なるとわかんないよぉ~ということがありますね。

もし「おい、方向違いだよ」というご意見の方、お知らせください。

この記事ともう一つ'The Culture'で面白い部分がありますhttp://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,2097304,00.html


ジュネーブ湖の周りには20世紀初頭から花嫁学校、finishing school,がたくさん林立したということです。
大きな戦争がいくつもあったことで大半が姿を消したのだけど、今回紹介された学校IVP、The Institut Villa Pierrefeu は新興国のインド、中国からのお金持ちの女性を年齢を問わず受け入れ、お金儲けをまず第一に考えて生き抜いてきたということです。

青いたすきをかけているのは男性役で、面白いのは日本なら全て男性からという昔ながらの決まりがあったりするのだけど
ここでは主宰者(ホステス)以外は飲み物はまず女性が先、それから男性。

食べ物は常に左から給仕すること、講師はフランスの名門・コードンブルー卒でヨーロッパ式のマナーを習得していること。

インド系にみえる生徒の1人は自分の家にスタッフを雇って住まわせるくらいの人もいるし、ゲストの間隔は55センチでなくてはいけないとか、ワイングラスは首の部分じゃなくてもっと下のほうを持たねばならない等、面倒くさいマナーを生徒たちに高いお金をとって学ばせる施設だそうですわ。

何やら割高なプランの中には家族同伴で住めるのもあるとか、まぁお金を儲けるためなら何でもします、って感じです。
だから生き残れたんだなぁって実感。


写真をみてもわかるとおり、白人よりも黒人1名、アジア人2名、インド人2名で校長らしき人物だけが白人という人種構成だ。

つまり世界のお金持ちの構成がこの写真で一目でわかるのではないかと思った。
因みにアジア人は2名とも中国人だと思う。
ピンクのカーディガンを着ている中国人の女性は金融関係で大もうけをして早々に引退したという。
一体どんだけ稼いだのかと、下世話な気持ちになったりする私。

日本みたいになったらアカンで、という記事とお金があって困ってしまう中国人の話。
今回の記事では両極端のアジアにある2国が際立ってるなと感じています。