やっと元通りの日常が戻りつつあります。
9月から1級の試験直前対策として自分の中の計画を実行するべく
NHKラジオ英語講座は実ビジだけ集中して聴くのみ。
攻略リスのほうはテキストとCDを溜め込んでいました。
やっと1級の呪縛から合格ということで開放されて
なんと9月号からやり直しをしているところです。
昨日10月号まで消化。
今日から11月号に入ります。
これがリスニングがあまり得意じゃない私には
結構な辛さありです。
英語学習が音派(リスニング、音読大好きグループ)の人には
こういう学習方法は苦にならないんだろうな。
私のような文字派の人間には
ずっとリスニングで英語力UPを計るトレーニングを課されたら
もう疲れ果てます・・・・・。
今の学校の英語では音重視になっている模様。
私のグループの生徒の皆さんは案外シンドイかもしれませんね。
ちょっと心の広い先生なら、いくつもの方法があるよ、と
度量の広いところを生徒に提示して欲しいなと思ったりします。
暗示的だけど、自分の力量にあった山の登山計画にみたてたら
時間的に早いけど辛いコースか、
ゆっくりだけどその登る道中の詳細を
忘れずに覚えておくコースを選ぶか、
選ぶのは登山者自身という感じかな?
英検は5級あたりからあるそうですね。
だから5級は近くの公園の滑り台、
そこから順々にすこしずつ登りがいのある
高い山に登っていくような感じですか?
1級は日本国内だったら富士山に登ったようなものかな?
やっと頂上から下界を見る余裕ができた、とか。
と書いていますが、ここがモヤモヤ・・・・。
つまり自分がそれほど上達しているという感覚が全く欠落しています。
おかしいな、これは一体・・・・。
こういう気持ちを抱えつつ、以前に取り組もうと買い求めてあった
翻訳家・佐藤洋一先生の『はじめての理系リーディング』から
実務翻訳のエッセンスを知ろうとし始めました。
佐藤先生が感激したある英文、
'Use an extension cord to plug your PC into a distant wall socket.'
これを日本語に訳すとき、学校英語の力(私もそのレベル)で試訳すると、
「お使いのPCを近くのコンセントに接続するため、延長コードをお使い下さい。」
と、まぁこんな感じに訳すじゃないですか。
これでは失格なのです。
お金をもらってるプロの仕事としては落第点だそうです。
プロならば、
「電源コンセントがお手元にない場合、延長コードをご用意下さい。そしてそのコードを利用して、お使いのPCをそれに接続してください。」
これくらいの訳出ができねばあかんということです(ため息)。
英語の文章をそのまま直訳じゃだめだめ。
何をつけたし、何をあえてつけたさないか。
このあたりがプロとアマの違いかもしれませんね。
ここで着目しなければいけないのが、2つある不定冠詞の、an,a。
「不定冠詞の条件的ニュアンス」つまりifとして訳出せねば
プロの訳にはなりえないということです。
フェローのベータコースを終了した時にも感じたのだけど、
実際に自分が英文を正しく読めているのか、
今回の英検1級、長文問題でも甚だ疑問だった。
感覚としては読めた、ということは感じたのだけど
佐藤先生がおっしゃるのは「読めていると勘違いしているだけ」ということが
学校英語から脱却していない限りあると言われる。
翻訳の初歩のコースを終わって何を会得したかといえば
自分の読解力に懐疑的になったということ。
もっと研鑽をつまないと達観したような意見は
どうにも言えそうにない気になります。
脇役で主役からは程遠い冠詞の,a,an,the。
これの使い分けだけでも文章の内容理解度が格段に上がるという好例だと思います。
実務翻訳は地道な(下積みの)日々の積み重ねで誰でも到達できるものだと
この佐藤先生はいうのですが、翻訳「家」と翻訳「者」の間にある
漢字二文字の違いの大きさは凄いモンがあると思います。
12月も目前。
22日あたりから恐怖の塾内冬期講習が始まり、始まり。
愛憎渦巻く英検準備から開放された年末年始も含めて
12月内は、まずこの佐藤氏の著書をじっくりとやりつつ納得をして
春が来るまで「理系たまごの~」をやり終えようかと思っています。
そのうちにフェローで私が希望するマスターコースも開設されるでしょう。
もちろん通信教育オタクの私なので、
通信コースでマイペースでやろうと思います。
9月から1級の試験直前対策として自分の中の計画を実行するべく
NHKラジオ英語講座は実ビジだけ集中して聴くのみ。
攻略リスのほうはテキストとCDを溜め込んでいました。
やっと1級の呪縛から合格ということで開放されて
なんと9月号からやり直しをしているところです。
昨日10月号まで消化。
今日から11月号に入ります。
これがリスニングがあまり得意じゃない私には
結構な辛さありです。
英語学習が音派(リスニング、音読大好きグループ)の人には
こういう学習方法は苦にならないんだろうな。
私のような文字派の人間には
ずっとリスニングで英語力UPを計るトレーニングを課されたら
もう疲れ果てます・・・・・。
今の学校の英語では音重視になっている模様。
私のグループの生徒の皆さんは案外シンドイかもしれませんね。
ちょっと心の広い先生なら、いくつもの方法があるよ、と
度量の広いところを生徒に提示して欲しいなと思ったりします。
暗示的だけど、自分の力量にあった山の登山計画にみたてたら
時間的に早いけど辛いコースか、
ゆっくりだけどその登る道中の詳細を
忘れずに覚えておくコースを選ぶか、
選ぶのは登山者自身という感じかな?
英検は5級あたりからあるそうですね。
だから5級は近くの公園の滑り台、
そこから順々にすこしずつ登りがいのある
高い山に登っていくような感じですか?
1級は日本国内だったら富士山に登ったようなものかな?
やっと頂上から下界を見る余裕ができた、とか。
と書いていますが、ここがモヤモヤ・・・・。
つまり自分がそれほど上達しているという感覚が全く欠落しています。
おかしいな、これは一体・・・・。
こういう気持ちを抱えつつ、以前に取り組もうと買い求めてあった
翻訳家・佐藤洋一先生の『はじめての理系リーディング』から
実務翻訳のエッセンスを知ろうとし始めました。
佐藤先生が感激したある英文、
'Use an extension cord to plug your PC into a distant wall socket.'
これを日本語に訳すとき、学校英語の力(私もそのレベル)で試訳すると、
「お使いのPCを近くのコンセントに接続するため、延長コードをお使い下さい。」
と、まぁこんな感じに訳すじゃないですか。
これでは失格なのです。
お金をもらってるプロの仕事としては落第点だそうです。
プロならば、
「電源コンセントがお手元にない場合、延長コードをご用意下さい。そしてそのコードを利用して、お使いのPCをそれに接続してください。」
これくらいの訳出ができねばあかんということです(ため息)。
英語の文章をそのまま直訳じゃだめだめ。
何をつけたし、何をあえてつけたさないか。
このあたりがプロとアマの違いかもしれませんね。
ここで着目しなければいけないのが、2つある不定冠詞の、an,a。
「不定冠詞の条件的ニュアンス」つまりifとして訳出せねば
プロの訳にはなりえないということです。
フェローのベータコースを終了した時にも感じたのだけど、
実際に自分が英文を正しく読めているのか、
今回の英検1級、長文問題でも甚だ疑問だった。
感覚としては読めた、ということは感じたのだけど
佐藤先生がおっしゃるのは「読めていると勘違いしているだけ」ということが
学校英語から脱却していない限りあると言われる。
翻訳の初歩のコースを終わって何を会得したかといえば
自分の読解力に懐疑的になったということ。
もっと研鑽をつまないと達観したような意見は
どうにも言えそうにない気になります。
脇役で主役からは程遠い冠詞の,a,an,the。
これの使い分けだけでも文章の内容理解度が格段に上がるという好例だと思います。
実務翻訳は地道な(下積みの)日々の積み重ねで誰でも到達できるものだと
この佐藤先生はいうのですが、翻訳「家」と翻訳「者」の間にある
漢字二文字の違いの大きさは凄いモンがあると思います。
12月も目前。
22日あたりから恐怖の塾内冬期講習が始まり、始まり。
愛憎渦巻く英検準備から開放された年末年始も含めて
12月内は、まずこの佐藤氏の著書をじっくりとやりつつ納得をして
春が来るまで「理系たまごの~」をやり終えようかと思っています。
そのうちにフェローで私が希望するマスターコースも開設されるでしょう。
もちろん通信教育オタクの私なので、
通信コースでマイペースでやろうと思います。