英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

第4回提出完了!

2014-05-11 10:57:46 | 翻訳
ふぅ!!!

今回は、血液、脳と神経のパートでした。
血友病とパーキンソン病の課題文が訳出部分でした。
日本語に訳して、後から読んでみても
専門用語が多くなってきて、内心ビクビク。
『ええんか、ほんまにこれで間違ってないんやろか』
と、疑心暗鬼になりまくりです。

3分の2が終わったことになりましたねぇ。
で、実感としてちょっとはノウハウを蓄積できてるの??と
やはり自問自答の日々です。

私は要領が悪い人間です(言い切ってどうしますか、という話ですが)。
自分が心底大丈夫、と思えるレベルまで行くのに、
多分要領のよい人の3倍ほど努力せねばならんだろうな、と思ってます。

ここで問題は、その努力が「正しい方向にむかっているのか?」ということ。
私が講師として高校3年生に接するときにも肝に銘じていることです。


先を歩いている先生が、後から来る生徒に教える一番大切なこと。
これはその個人のいる正確な位置と、立ち向かっていく方向を示すこと。
たぶんこれでお金をもらえるのかな?と思ったりします。


私もまだまだなので、これは自分への戒めだと前置きして言いたい。
自分の力量以上の英文を読んで、
「そうそう!」
と読めた気になっているとしたら、
これは非常にまずい。

今回の課題に対しても、無生物主語の取り扱いに一苦労。
どうしてもそのままではアカンのです。

英文でこういう文章に出くわしても
なんとなく読めた気になって通り過ぎるじゃないですか?

でもこれを和訳するとなると、最適な日本語訳は難しく、
本当に読めた=腑に落ちた、というところまでいかないのではと思います。

昨晩の自主勉強サークルで、あるメンバーが実践倫理学者(ここでまず難解やろ?と思う)の
Peter Singerの英字新聞への投稿記事をリーディング課題として選んでいました。

実は倫理学、とくに生命倫理学(マイケル・サンデルもそうですが)は、
専門学科として見ると、主観を全部切り捨てて人間が選択するルール作りをする分野です。

つまり究極の場面でぎりぎりの命の選択をする時に
どんな規則に従うと正しいのかという線引を考える学問です。
ちょうど老猫の介護をしている最中だったので、
まぁ~辛すぎて。
彼の理論によれば、ペットの老猫はすぐ殺さねばならないカテでした。
この規則作りが、生命倫理の範ちゅうでは中心となるのです。

そう言えば、シンガー氏の超有名な著書、
『実践の倫理』が倫理学の単位をもらうための
課題図書になっていて、これをたたき台に4千字のレポートを作りましたっけ。

1回読んだだけじゃ、さっぱりわかんない・・・・・。
何回読み返したんだろう?と暗い気持ちで立ち向かったことだけ思い出します。

ここで云いたいことは、英文で書かれた記事の背景に潜むものとか
比較対象にしている「もう一方のもの」が何なのか。
これを忘れずに読むことも必要かも、という点です。

字面だけ読むと、最初に作者が提示したテーマを忘れてしまいがちだから。
まさしく木をみて森をみず、ということになります。

現在進行形の私の場合もまさしくそれ。
サルでもわかる式生物の基礎みたいなものを買い求めました。
結局、生物の基礎の基礎ができていないから、
字面しか読みとれないお粗末な訳出になるんだろうなぁ、と思ってます。
はぁ~、道は長いや。

基礎固めを地味にやりながら、あと2回の課題提出に向かっていきます。

とまぁ、カチカチ(がちがち?)の翻訳修行のかたわら、
最近、めちゃくちゃはまっているドラマがあります。
それはTBS系列毎金曜日夜10時からの『アリスの棘』。

大学病院の不正が構造的な悪を生んでいく中で、
その犠牲者になった父親の復讐を晴らしていく新米女医がヒロイン。
まったく荒唐無稽じゃないなぁ、と思いながら
興味深く見ています。
でも本当にあったら、怖すぎる・・・・・。




高橋優君のパワフルなエンディングテーマソング、カッコいいわぁ~♪