英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

愛する人を失いたくない

2013-03-16 14:07:47 | 日記
ややショッキングなタイトルなのですが、
本当にこの2日間、泣き通しです。
どうしたものか、途方に暮れています。

というのも、私が母親代わりに頼りにしていた63歳の実姉が
一番難治性の高いガン、すい臓がんに罹っていたことが分かったからです。
彼女が腰痛と背中の痛みで、精密検査を受けたのが昨年10月半ば。
すぐに検査入院→1ヵ月後手術となっていたとは!

別の用件(実家の農作業の手伝い)で久々に姉に電話をかけると、
ありえないほどの弱い声で話すのです。
おかしすぎる、どうしたの?と問い詰めても「今は言いたくない」という
姉らしくない黙秘の一点張り。
私は「まさかガンじゃないやろね?」と、とうとう言ってしまいました。
彼女は否定しないので、確信を持ちました。

そんなバカな。
便りのないのはよい知らせとばかり思っていたのに。

実子のようにお互いの子どもの成長を見守ってきたので
姪と甥に聞き出しました。
そうじゃないと、寝れないなと思ったからです。

甥はどうしても母親である姉から聞いて欲しいという。
仕方ないので次に姪に問いただすと・・・。
驚かないでよと前置きされてすい臓がんだったというのです。

気が動転してしまい、自分の感情が抑制不能になりました。
どうしたらいいんやろ?どうやったら生き残れるのや。
絶対に死なせたくないという感情しかないのです。

亡母が45歳でリューマチを発症し、
私13歳、姉21歳から二人三脚で実家の専業農家を継いだ兄夫婦と共に
まず母親の介護が始まりました。
母親はその後崖を転がり落ちるようにひどい慢性リューマチになり、
50代後半から初老性痴呆症状も出て10年間寝たきりの状態でした。

その母をどうやって見守るか、姉は私の影になり日向にもなって
支え続けてくれたのです。
二人の母親がいたということかもしれません。
その姉がなんでそんなタチの悪い病気にならないといけないのか。
どうしてもその1点から思考が止まっている状態なのです。

兄弟間が悪くならないように、本音で話をしていこう。
こうしてほしいことがあれば、不都合なことでも言って欲しいと
親の介護でよくある兄弟の揉め事をそのつど回避してきました。
お互いの子ども同士も今でも仲が良いのは、
私たちがうわべだけの関係じゃなかったからだと誇れます。

だからなぜ教えてくれなかったのか。
姪に恨み言を言うと・・・・。
「シルフねぇちゃん(私が17歳の時に産まれたので)が
もの凄く頑張って1級を受けて合格しそうだっていう時に
こんなことを言ったら、
絶対に心配して手につかなくなるのがわかるから言わない」
だから言えなかったんだ、と言われました。

私の資格試験の合否なんて関係ないじゃん、
そう言い返したら、
「でも、お母さんはおねえちゃんにどうしても受かって欲しかったんだから」
とそう言うのです。
もうそれ以上言う言葉がない・・・・。

もしすい臓がんに罹っても1病息災で持病として
通常の生活をしている方をご存知なら
ぜひ教えてください。
まだ死なせたくないのです。

有り難いという言葉の意味の重みをひしひしと感じています。
朝起きて、朝ごはんを食べて家族がいる。
特別なことじゃないことが、どれほど貴重で有り難いことなのか。

フェロー、マスター経済・金融の受講許可が今日宅急便で着きました。
4月から新たな学びの道がスタートする予定になりました。
でも、姉のことを区別して考えられるだろうか。
そうしなければ、彼女が嫌がることは重々わかるのですが
自分の感情がうまくコントロールできない現状です。
ご協力、お願いします!!

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よく聞く話ですが (sylphide1832)
2013-03-22 17:09:26
ピッピさんへ

ご心配かけてすみません。
でもね、これって本当だったのか、と思ったのは
生死を分けるような宣告を聞くと、
足元からサラサラ砂が奈落のそこに落ちて
自分が深い闇に入ってしまう気分とはこのことかと思いました。

今朝、本人から話を聞き、
あまりの手際よさに絶句しました。
墓の購入から葬儀社の手配まですでにしていたとは!
全くなにをやってるんだろうと呆気に取られました。

年末年始に嫌な話をしても
私が完治するわけじゃないのに言いたくなかったとも言ってました。

でんすけさんがお住まいの兵庫県たつの市にある治療施設の件を話しました。
彼女自身が院長先生と話すと約束してくれて少しほっとしています。
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Unknown (ピッピ)
2013-03-22 11:36:37
お気持ち、お察しします。
とても仲の良い、素敵なお姉さんだから、心痛されているのですね。このところのコメントにも書いてあるように、先端医療をうけられるセンターがまだ少ないですがありますね。(ウチの近くにもできました) お姉さんと相談されながら納得のいく治療を受けられることをお祈りします。私の家族も(場所は違いますが)ガンの手術を受けて、そろそろと普通の生活をしております。お姉さんは気丈にシルフさんに心配かけまいとなさっておられるようなので、苦しいでしょうが、シルフさんも頑張ってください。
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Unknown (sylphide1832)
2013-03-21 22:33:47
でんすけさんへ

はい、助かります。明日そこで姉が治療可能か、本人と電話で話す予定です。
なんか、助かるかどうかもお金の有る無しで決まるのか、と複雑な気持もします。
返信する
Unknown (おでん)
2013-03-21 19:57:08
了解しました。できるだけ情報を集めます。
以後、この件の連絡はFBのほうでさせていただきますね。

でもあそこ、半端なく遠いですよ。ほとんど岡山。山の中だし。
公共交通機関は相生からバスかな。
感覚的には神戸からだと桑名~尾鷲ってかんじかも。

また情報集まり次第ご連絡差し上げます。
忌憚ない意見の方がいいですよね。
返信する
地の利ということでお願いがあります (sylphide1832)
2013-03-21 15:08:12
でんすけさんへ

地元情報をぜひ教えてくださいませんか?
すい臓がんにかなり有効な治療法の
粒子線治療を先端技術として行う機関が
たつの市、兵庫県にありますよね?
→兵庫県立粒子線医療センター

ここの情報は地元ではどうですか?
私は岐阜県に住む姉の娘と息子や夫が付き添えなければ
私が行くつもりでいます。
ネット上では、ここの院長自らが受診を希望する患者と応対し、
治療が可能だと判断すると、患者の主治医と連絡をとって
治療が開始されると書いてあります。

有り難いことに、姪っ子である娘の嫁ぎ先が裕福な会社をやっていて
300万円以上もかかる、この治療費は全額出せるそうです。
QOLも優れたこの施設はどうなんでしょうね?
もしご存知なら教えてください。

注・あのようなものですみません。でん吉クンにはどうだったかな??
返信する
前に前に (sylphide1832)
2013-03-21 15:01:28
足立sunnyさんへ

もうね、足立さん、でんすけさん、私。
いつガンになっても可笑しくない「ガン適齢期」(汗)。
50代前後から一気に加齢からくる免疫不全病に罹りやすくなりますよね?

もう他人事なんて言ってられません。
私は人間関係をとても大切にすると自分でも自負しています。
だから自分を信じて困った時に助けてくれた姉や兄に一大事があれば、
どうにかして役に立ちたいととても強く思うのです。

とくに姉は、両親が身体を悪くして入院となった時、
けっして逃げ出さず、自分から率先して付き添いをかってでてくれた人です。
だからこんな時に私が何をおいても動かねばと思います。
絶対に80歳までは生かすんだ、と今日も強く思いました。

遅まきながら、大ヒットしたドラマ『家政婦のミタ』を見ました。
最終回で最年少のきぃちゃんという少女がミタさんに、
「ねぇ、奇蹟ってなあに?」と問うのです。
「奇蹟とは、人が強い意志で絶対にあり得ないことを起こすことです」
そうミタさんが応答したのです。
人が強い意志で誰かを生かそうとすると
奇蹟は起きますね?
現在、情報を急ピッチで収集中です。
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Unknown (おでん)
2013-03-21 05:38:37
昨日、頂きました。こんなときにお気を使っていただき恐縮しています。

うちの会社のさる課長さんも定年前にガンと判明して、(もうアカンから)ゆっくりしたら・・・なんていわれてましたが、「いや仕事頑張る」ってなんとか勤め上げいまは嘱託で働いておられます。もうかれこれ6~7年かな。やはり気力も大きんかな、と思ったりします。
返信する
推移を見守りましょう、と。 (足立sunny)
2013-03-20 15:56:16
すい臓ガンは、たしかに極めて難物と言われていますが、個人個人のケースによって千差万別ですので、推移を見守りましょう、と言わせてください。
周りでは、病気の件で助力することが殆どできないのが、ガンという病気の特質です。できることといえば、本人の気力を(なるべく普段通りの対応で)支えてあげること、でしょうか。
ウチの妹(義理のですが)は進行が早く、だいぶ以前に・・・でしたが、飯先生(牧師)は全身ガン状態でしたが15年以上も世界を飛び回っておられました。
治療法は、日進月歩していますが、冷たいようですが、治るか否かは、神の領域とおもいます。
返信する
ご心配かけてすみません (sylphide1832)
2013-03-20 07:13:17
yukoさんへ

マダムのところではお会いしてましたね?
ようこそこんなブログにお越しくださいました。
おまけにまたこのような楽しくない話題ですみません。

今回の一件は、本当に寝耳に水というものでした。
まさか、というか、自分だけは、というものです。

一応夫が完全退職後もひたすら掛け金が急上昇(退職後一気に値段が上がる)の健康保険料も
生活費を切り詰めつつ払っています。
やはりどこかで二人に一人が癌になるご時世だと思っていたからです。
でも60代の初めの実の姉とは思ってもみませんでした。

アメリカ、ハーバード大付属機関のがん研究所などが出す研究結果を気がつくと探しています。
pancreatic cancer therapy,key factor, Kras oncogene などなど。
こんな風に英語が道具になって知りたい知識を探すことになるとは。
できればそうなりたくなかったなぁ、と思っています。
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Unknown (yuko)
2013-03-19 18:54:16
初めまして。yukoと申します。時々主婦さんのところで書き込みさせて頂いていまして、sylphideさんのブログを紹介されました。以来、時々こっそりお邪魔していました。

私もお伝えできる情報がなくて申し訳ないですが、お姉さまのこと、お祈りしています。

返信する
こんなことなら、と (sylphide1832)
2013-03-18 09:03:15
サミアドさんへ

ご心配かけてすみません。
母親がわりの姉、それも今頃の63歳はすごく元気ですよね?

昨年12月8日に没した姑104歳と誕生日も血液型も同じ姉。
科学的根拠もなく、きっと同じとは言わないまでも
80代まで生きるだろう、とタカをくくっていました。

そしてこのことがもっと早くわかっていたなら、
フェローマスターコースの選択も
「経済・金融」より「医学」のほうにしたのになぁ、と
やや気分が落ち込むのです。

数ヶ月でどうなるということじゃないのよ、おねえちゃん、と
姪っ子にも言われているので、
近くで泣いてしまうほうがよっぽど本人やその家族に迷惑がかかると思います。
いや・・・・気持ちを切り替えるのはちょっと時間がかかりそうです。
またよい情報があったら、もれなく教えてくださいね。
どうもありがとうございました。
返信する
Unknown (サミアド)
2013-03-17 22:03:53
役に立つ情報をもってなくて申し訳ないのですが、お姉さんの病気お見舞いもうしあげます。
病状がよい方向に向かうことをお祈りします。

ほんと、健康なのがあたりまえとおもってるのだけどそうじゃないんですよね。年齢と共に身体もあちこち悪くなっていくので日々気をつけないといけませんね。

シルフさんもお姉さんの事が心配でしょうけど、翻訳の勉強を頑張りながらもご自分の身体も労わってくださいね。
返信する
娘である姪っ子に怒られました (sylphide1832)
2013-03-17 11:01:00
マダムへ

もうね、今回は足元から砂が落ちていくような、
まさしく奈落のそこに突き落とされるような気分です。

おかしいですよね。
二人に一人がガンになるんだぞ、と散々メディアで報じられているのに、です。
阪神、東日本大震災もまさか自分が渦中の人物になると、
現実におこるまで実感できないのが人間なのかもしれません。
能天気でした・・・・・。

夫や息子、娘も気を使ってくれています。
でも、あちこち二人で話し合ったり、
旅行するために企画を練ったりしたこと。
尋ねた場所での何気ない一言。
昨年病気が判明する前の9月に立山に行きたいと
彼女が言ったのに、私が英検準備があるのでキャンセルしたこと等々。
次から次と、ぐるぐる頭を映像が駆け巡るのです。
もう混乱してしまって、次にどう気持ちを向けたらいいのか、
自分でわかってはいても収集できないのですよね。

つい姪にその弱音を吐露すると、
「そんなメールなら、もう読みたくない。前向きになろうとしてるのに。」
といわれてしまったのですよね(ため息)。
謝りのメールをすぐ入れたのですが、
私の中での混乱が解決できたわけじゃないのです。

もう少しすると、合併症で腸閉塞をおこしたあと
体重が激減して40キロをきった身体も回復期に入るだろうということ。
それから姉自身が病気の説明を自らしたいということです。

彼女の家族に出すぎたことをしないように、
妹として彼女が気晴らしになることが何か、
よく考えてみようと思っています。

マダムも日々体力勝負かもしれないけど、
睡眠だけは何とか確保してね。
身体の健康は有限なんだとしみじみ思い知ってます。
でも、本当にありがとう。
私がメソメソするのが一番困ると言われたので
実務翻訳者になれるようにがんばろうと思います。
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あっこさん、共にがんばりましょうね (sylphide1832)
2013-03-17 10:49:07
あっこさんへ

女独り、第二の人生の始まりですね!
私の元英語講師の中西哲彦先生も英語でお金を稼がなきゃ、
せっかく1級をとっても力が落ちるぞ、と何度も言われましたから。

自分を常に試されるのが力を上に押し上げるのでしょう。
厳しい現実もあるかもしれないけど、しゃかりきじゃなくて「ぼちぼち」がんばりましょう。

姉の闘病をどうやってサポートしていくか。
まさか63歳でこんなたちの悪いガンに罹るとは!
すごく食生活に気も配っていたのに、です。

教えていただいたサイトにも出向いて
隅から隅まで読ませてもらいました。
一病息災でQOLも上げつつ、
お節介になりすぎないように見守るつもりです。
ありがとうございました。
嬉しかったです。
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Unknown (大阪の主婦)
2013-03-17 08:11:43
心痛、お察しします。。

様々な、がん闘病のお話のケースや、実家の母の友人などが癌を患う話は、年齢が上がるとともに増えてきますね。

癌のステージにもよるかもですが、同じく、すい臓がんを患い、手術をし、その後、なんとか、定期フォローをしながら5年以上。。て方もいます。

いつも思うのですが、家族ができることは、
日々、本人が一番快適でいられるようなことをしてあげる。それしかないですよね。

癌治療、医療は進んでいるし、西洋医学と、そのほかの代替医療、うまく共生しながら、いい状態に持って行けたらいいのですが。



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Unknown (あっこ)
2013-03-16 16:03:58
以前、FBで食事療法でがんを治した人の記事を見たのですが、見つけられませんでした。
それで、今ググってみましたが、下記のようなページを見つけました。
有料ページもあるし、真意のほどはわかりませんが、以前FBで見かけた記事とだいたい同じことを言っている気がします。
http://www.ozv.co.jp/gan/doc/doc01.html
食事療法関連で調べてみるといいかもしれません。

私も今朝、フェローの書類が届きました。
シルフさんがよい勉強ができるような、心の平安をお祈りします…。
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