こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
看護師さんも募集中!!

看護師ブログのランキングです。ポチッってしてもらえると励みになります。(^^)/

にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
にほんブログ村

春まであと一歩。

2010-03-27 23:29:36 | 訪問看護、緩和ケア
せっかく晴れたのに、なぜか気温があがりませんね。
一分咲きのまま、ソメイヨシノも困ったように蕾を固くしています。

でも昨日、ケアプラン配布の帰り、裏の公団住宅で「つくし」を見つけてしまいました。

昔は、つくしなんて、その辺の空地にいくらでも頭を出していたのに、近年この辺では見たことなかったのですが、灯台もと暗し。

こんな近くにこんなにいっぱい、つんつん頭を出していました。

一本採って見ると、薄い緑色の胞子がいっぱい詰まっています。
指で頭をポンポン叩くと、ボワッと誇りみたいに胞子が広がります。
土筆って、これで増えるの?

昔たくさん摘んできて、お母さんに「お浸し」作ってもらった思い出があります。
たしか、ほろ苦かったような。
蕗のとうもそうですが、春の野草ってちょっとほろ苦いのかも知れませんね。

風はまだまだ冷たいけれど、「つくし」のつんつん頭を見ていてすごくうれしくなりました。


夜になって、家に帰ると玄関に楽天BOOKSの包装紙がありました。

頼んでいおいた本です。

こんなすごい本があるの、私知らなかったんですよ~。

独居の患者さんの看取りで、「これでよかったのか」と言う思いにとらわれたときに、「緩和ケア医の日々所感」と言うブログのコメントをを通して、教えていただいた本です。

でも、今読んでよかった。
今、読むべき本だったと実感しました。

私の感想を述べる事は差し控えます。
もし、「死」というもの、それにかかわる人との価値観に思い悩んでいる方、まだ読んでいなければ是非お勧めします。

「納棺夫日誌」も、感銘を受けましたが、もっとダイレクトなメッセージを受ける事が出来ます。
ただ、その受け止め方にも価値観の違いはあると思いますが・・・

また、「緩和ケア医の日々所感」のなかの「ハイジの隠れた話」も御一読ください。
(この前から、リンク貼ろうとしても、貼れなくなっちゃったんです。飛べなくてごめんなさい。なんでだろー??)