☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

3日目は雨

2008年12月20日 | 旅日記
《 大人の休日3日目 》

3日目の朝は雨でした 

お天気次第で・・ということで、予定は立てていませんでしたが、冷たい雨模様では外では楽しめません。

とりあえず、東京に行くことに。
伊東の駅は、観光客でごった返していました。
中高年のグループが多く“大人の休日”を利用しての・・と思われる方の多いこと!

そういえば、下田のロープウエイの中や散策路で耳にした“秋田なまり”
「・・・んでねーが?」「・・・んだんだ!」
実家の兄のような ジパンググループのしゃべりが聞こえてきた。
みんな考えること同じだね~(笑)

どうせなら、せっかくのフリーパスだものと・・
 思えば遠くへ来たもんだ~~♪

姉の旦那様は私の荷物を送ってあげるからと持って途中の駅で下車しました。

東京へ向かう電車の中。
「埼玉の叔母さんたち、どうしてるかしらね・・」との話に。
姉も気に掛けながらも、ずっと行っていないとのこと。
私もしばらく行ったことがない。
「行ってみようか?!夕方の新幹線までの時間。大宮から乗車すればいいわけだし・・」
「そうだね!」 急きょ決定!

「次の横浜で降りよう!」 大宮まで行ける湘南新宿ラインとか言う電車に乗り換えた。私は初めて乗る電車。都会は交通網もどんどん進化している。
大崎・渋谷と乗車する人も伊東の駅とは違っておしゃれな若者が増えてきた。

   

大宮の駅は、デパ地下の銘店街のようにおしゃれな食べ物のお店がたくさん並び、とても賑やかに新しくなっていました。一緒に食べましょうと、いろいろ買い込んで叔母たちの住む家に向かいました。

父方の叔母二人は70代後半と80代の姉妹ふたりで暮らしています。
みんなに心配されながらも、昔からのご近所さんにに支えられ、なんとか元気にしている様子。

「まあ~~!よく来てくれたわね~~~!!!」と大喜び 
上のtoi叔母がひとりで、tomi叔母はお散歩に行って居ないけどじき帰ってくるとのこと。ケータイも持っていないという。
(まあー・・心配だこと。。) 1時間しても帰って来ない。

近くの公民館に居るかもしれないと聞いて、私は探しに出て見た。
その建物のガラス越しに座って本を読んでいる叔母らしき姿が見えた。
図書室・・そーっと入って行って向かい側に座り、じっと見ていた。
(やはり、歳とったなァ・・)
昔、私の仕事が忙しくて家事を手伝いに来てもらったこともある。
今の私が、あの頃の、叔母さんの年齢。。

あの頃も本が好きでよく読んでいたっけ。
「お・ば・さん♪」と声をかけると、
めがねの奥から、けげんな顔で「・・・・・!」
すぐにわかってくれた。「どちらさま?」と言われなくてよかった 



二人とも、とても喜んでくれて本当に行って良かったと思う。
元気でいれば、こうして会うことができる。

来年は田舎のお墓参りに行きたいと言う(毎年言っている)
歳をとり、ふるさとの山河への郷愁はつのるばかり。。
数年前、滞在した水沢温泉の湯治にも、また行きたいと。
電車の旅は、もう誰かが付き添って送って行かなければ無理に思えた。
私たちにできることは、やってあげたいと思う。

いつまでも私たちを見送る叔母たちの姿が目に焼きついた。




そして入院中の母は、今日90歳の誕生日を迎えました。
お見舞いに行ってきましたが、来年元気で叔母たちと再会できるのでしょうか?

みんな歳をとって・・・さみしいけれど

残りの人生は、元気で暮らし楽しくありたい。

そのためにも、旅に出ましょう~♪

また次の 旅 を楽しみに頑張って