2番目の叔母が亡くなって半年余り・・・
3月の大震災以来、ずっと訪問していなかった埼玉の叔母宅に行ってきました。
大宮の駅で姉と待ち合わせをして
1番叔母がショートスティで お世話になっているホームへ面会に
ちょっと驚いた顔
「わたし誰かわかる?」という姉に ちょっと間を置き
「みっちゃん でしょ?」と。 私にも「よく、来てくれたわねぇ・・・」と。
帰りは玄関まで出て送ってくれました。
たぶん一緒に家に帰りたい気持ちなのでしょう。「これから藤沢に行くの」と言って バイバイ
ホームの中では、とても認知症があるようには見えないしっかりしたお話しぶり
でも家に帰ると プッツンしてしまうことが多々あるのです。
そんな日常の知られざる一面を施設の方に連絡帳に書いてやろうとすると
それを、しっかり読んで「余計なことは書かないで!」と怒るらしいから
幼稚園の連絡帳とは 大きな違いがあるわけです(笑)
しっかりしている面と すっかり抜け落ちる面 時に激しく怒り 時に優しくいじらしく
いかに姉妹とはいえ、その両方をつぶさに見て接し、日々生活を共にするというのは大変なこと。
89歳の姉をみるのが 79歳の妹という 老々介護
あれから、ずっと 残された1番叔母のお世話係として付き添っていてくれた3番叔母
自身も足が悪く月に一度の通院時だけ自宅に帰るという日が続いていました。
電話で愚痴を聞いてやることしかできなかったけど、ストレスもピークに達していることが感じ取れ
1番叔母は1週間のショートステイにお願いして 自宅でゆっくりしてもらうことにし
今回は慰労会をしてあげようと 私と姉・3番叔母の娘R嬢の 新三婆 が 企画しました。
忙しい中 最近は2週間に1度 母と叔母の陣中見舞いに訪問しているR嬢が
大宮駅前のホテルの 中国料理のお店 に案内してくれました。
「母に一度 北京ダックと フカヒレのスープを食べさせてあげたいの」と。
私と姉もご相伴にあずかり、楽しいお食事とおしゃべりの時間を過ごしました。
蟹の卵入りフカヒレスープ 「おいし~~い!!」
北京ダック
ホタテと鶏肉のブラックビーンズ炒め 車海老の二種盛り
牛肉の柔らか煮 豚肉と野菜のビーフン炒め
次々と運ばれてくるお料理は どれも美味しく
叔母も 嬉しそうに しっかりといただきながら
私たちの知らなかった”今だから話せる昔のお話し”などを聞くこともでき
とても 貴重な時間でもありました。
大宮の駅まで出てきたのは2年前 三婆で田沢湖から帰って来て以来という叔母 こちら(クリック)
杖をつきながら、やっと歩いてきたけれど
「とても楽しかった♪ ほんとに ありがとう」 と何度も口にし嬉しそうでした。
また これからも大変なこともあると思うけど、「こんどまた来ようね」と
母を送って行く娘と お別れしました。
叔母にとっても 忘れられない楽しい一日であったと思います。