☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

案ずるより・・・

2011年09月13日 | 三婆通信

1週間のショートステイを終えた埼玉の 1の叔母

どうしたかと電話してみたら とてもご機嫌で帰ってきたようです。

行き慣れたホームの方たちに 優しくしてもらい 

いつも正常なわけではない 認知症がかかっているご本人とっては

「3日も1週間も10日も 終わってみれば同じだね~!」と 介護する側の 3の叔母 

帰ってこれる家があり、それも待つ人がいる家だからこそのショートステイ。

3の叔母が倒れたら そうはいかなくなるのだから 

「月に一度は自宅に帰ってゆっくりした方がいいわ」と進言した。

 

 

思えば、三婆が田舎に帰りたいとやってきたのはまだ2年前のことだった。

実家の母の入所していた施設を訪問し「こんなところに入れられて可哀そうに・・・」と。

たぶんあの時、初めて介護施設というものを 訪問した叔母たち。

ひとつの社会見学も かねていたような。

あの時、こんな日がすぐに訪れるとは 誰しも考えも及ばず現実に重ねることを恐れていたと思う。

でも湯治場での様子や埼玉を訪問したときの三婆の様子からして

このままでは絶対に大変なことになると私は危惧していた。

三婆通信の備忘録を読み返してみて本当に準備万端に、よくぞここまで・・・と感慨深いものがある。

あの時点だからこそ私もあそこまで動くことが出来たけど。

この2年で、私を含め廻りのみんなも大きく変わった。

時は まったなしに 確かに進んでいる。

そして、これから先どんなシナリオが待ちうけてているのかは誰にもわからない。

なにごとにも不安はつきものであるが、案ずるより・・・なんとやら。

 

 

1の叔母のショートスティ中に 横浜のおばさんと娘のKさんが 面会に来てくれたとのこと。

みんなに心配してもらって 本当に幸せ者な叔母である。

3の叔母に電話で 「とてもアットホームで良いところね~」と話してくれたらしい。

横浜の叔父さん夫婦も高齢となり これから施設のお世話になることもあるかもしれない。

 

他人事と思っていた介護についてのことを何も知らずにいる人も

ある日 突然困ったことになる前に、

身近なお年寄りの生活から 学ぶことって たくさんあるような気がする。