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精神科医で作家の樺沢紫苑氏の最初に買ったのが「インプット大全」それに対して、樺沢紫苑氏が最も強調したかったのがこの本「アウトプット大全」。
それぞれ、自分の脳に、「入力」と「出力」を説かれているが、この先生は主に、読書や映画鑑賞、自分が日々生活の中で感じた事、運動を行う事の後に、この「アウトプット(出力)」を我々一般人も、SNS等を通じて行うと良い、と仰られている。
とにかく、理系の人が書いた本だからか、きっちりしているな、と思ったのは、ページ数が両書とも、何と同じであった。内容も深そうに思うし、こうした啓発本というものの走りともなった本でもあり、ベストセラーを記録した。
後はこれらを真似た自己啓発本作家たちが、皆で判で押したように同じような理屈とタイトルで、どこかで聞いた事のあるような内容で述べたに過ぎない様な事が多い。
勿論、ここで先生が言われている事は、精神医学、脳科学に基づき、普遍性がある故に、この先生の話も、一見、どこかで聞いた様な錯覚に陥るが、オリジナル性は高いと考える。そうじゃなかったら、これ程の大ベストセラー、その後にその後追いで真似に走る他の作家たちは現れなかった筈だ。
とにかく、この先生、樺沢紫苑先生は、彼の毎日更新のYouTube動画で見る限り、紙の本と電子書籍、どちらが良いのかは、世界中の論文を見る限り、まだ結論は出ていないと言う。しかし、いずれにせよ、そのスマホ等の発するブルーライトがいけないし、スマホの場合、あの極小さな画面で情報を得る姿が、この先生にとっては、非常にこれからの若者たちを憂慮心配為され、やはり、大画面、スマホじゃなくてPC・パソコン、それからネットTVが良くて、小さな画面では子供の頃からそんな環境下で育つと、前頭葉に悪影響を与えるのではないか、と非常に危惧、心配為されている。
それらはこの先生のあくまで説だが、私もそんな気がして来た。この先生に言われなくとも、私も極力、外出先以外では、滅多にスマホには頼らない生活が続いていて、「家でん」だけでも賄える気もするし、しかし、現代人に携帯電話は必須だろう。だから、一概に要らない、と決めつける事も出来ないし、この先生も使用は極力避けた上で、一応はスマホは所有している様子である。
それも、外出先での私用の電話とか、PCの二段階認証等での使用に限っての事なのだろう。
とにかく、私にとっては、この二冊の読書の日々が待ち受けている。
ちゃんと読み通しこなす事が出来るのか。積ん読だけは是非とも避けたい。
今から非常に読む事が楽しみである。
以上。よしなに。wainai