今朝、六時前、NHKラジオ第一放送にて、シンガーソングライターの岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」が流れた。
この曲を生まれて初めて聞いたのは、福島県立安積高校第一学年での、卒業式が行われる前に行われた、三年生を送る会「予餞会(よせんかい)」にて、皆で三学年の卒業生の方々を送る際、彼らが退場の時、この曲、「夢をあきらめないで」が流れ、使われた。平成元年の春の事であった。
私は何て、時宜にかなった、素晴らしい選曲なんだろうと、それらが執り行われた安高(あんこう。安積高校)体育館に於いて、一人で感動感激していた。素晴らしい、三年生の先輩方の見送り方だと思った。この曲も、卒業のテーマ曲としては、いい曲だな、と単純に率直に思った。
私が、安積を転校し、栃木県立宇都宮高校を卒業する時には、音楽の先生が、手にアコーディオンを抱きしめて、何となく手作り風の、「栃木県立宇都宮高等学校校歌」を卒業生の為に伴奏を付けてくれて、我々は誇らしげにその場を後にした。あの時の、「校歌」が、私のその後の人生で、どんなに励ましと応援、慰めになったかは、計り知れない程である。
今週の、何日か前には、そのNHKラジオ第一で、松たか子さんの「アナと雪の女王、レットイットゴー」が掛かり、私はその時も思わず感動して、アマゾンミュージックにて、その曲を買い求めた。この曲は、私の音楽資産、コレクションには所蔵してはいなかったからだ。
ラジオを聴いていると、本当に、意外な曲との出逢い、再び過去の佳き想い出を思い直させたり、等々、一杯、いいことがある。
これだから、ラジオは、聴く事が、止められないのである。
以上。よしなに。wainai