日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
=
26-②を念頭に、数回に分けて「語選択」問題を掲載しています。8回目。今回は、「同音の畳語での異語」問題です。=
*畳語とは「同じ単語または語根を重ねて一語とした複合語。意味を強めたり、事物の複数を示したり、動作や作用の反復・継続などを表したりする。」語句です。
( )内に該当する漢字を埋めてみてください・・・マウスを動かせば答えが見えます。
1.<読みはすべて「コウコウ」>
①(
耿 耿):① 光が明るく輝くさま。「洋 灯(ランプ)がーーと輝いて居る」② 気にかかることがあって、心が 安らかでないさま。
②(
煌 煌):きらきらとひかり輝くさま。 「電灯が-と輝く」 「 - たる星辰の限りなき・・・」
③(
皎 皎):白く光り輝くさま。「 ーーたる望月、黄金の船の如く」「ーーたる河漢の女」
④(
鏗 鏗):金石の打ち合う音。鐘の音などが鳴りわたるさま。「浅草寺の明(あけ)六つの鐘が、ーーと鳴り渡って居る」
⑤(
杲 杲):日光の明るいさま。「朝日はーー―として照る・・・」
2・<読みはすべて「トウトウ」>
①(
洞 洞):穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。「薄紫にけぶる野末に大きな月がーーと顔を出す」〈蘆花・思出の記〉「黒(こく)ーーたる夜」〈芥川・羅生門〉
②(
蕩 蕩):①はてしなく広いさま。「瓢々ーーとして窮まるところを知らず」〈独歩・悪魔〉②心のやすらかでゆったりしているさま。「王者の民ーーたりと云う句の価値を始めて発見する」〈漱石・吾輩は猫である〉
③(
丁 丁):斧で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「ーーと白檀を伐つ斧の音」〈白秋・蟻〉
④(
鼕鼕・鏜鏜・鞺鞳):①鼓や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓がーーと打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉② 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、ーーたり」〈竜渓・経国美談〉
⑤(
幢 幢):炎などが揺れ動くさま。「満目の紫焔ーーとして」〈蘆花・自然と人生〉
<追加> 「取って置き:語選択(その1)」で3文字熟語を案内しましたが、また一つ、ぬけていました。ここに追加しておきます。
○父母が大切にかわいがっている子。秘蔵っ子・・・ほんそご (
奔走子 「ほんそうご」とも。)
👋👋👋👋👋👋