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●このお方、もう80歳近いんだ・・・それにしては、頭も柔らそうで、文章力も“岩乗”な方だ・・・
●「ローマ人の物語」シリーズ(全13巻か14巻ぐらい)は、昔、途中までしか読んでなかったので、同書籍を借り出して読み直そうとしていたら、本書籍が12月に新刊で出たので、こちらから読むことにした(図書館予約でやっと今借り出し・・・2日間で読了)
●なにしろ、読みやすいし面白かったなあ・・・久々に“読みで”のある書籍だった👍・・・
●アテネとスパルタの違い(人、政体、その他もろもろ)や比較、歴史上著名な人物の生き生きとした描写や著者の寸評、大帝国ペルシャとの2度にわたる戦役の描写などなど、一気に読ませる内容だった・・・著者の、物語の節々での寸評というか、解説のような話しぶり(書きぶり)がまた、とても面白かった・・・。特に、テミストクレス(ペルシャを、著名な“サラミスの海戦”で壊滅させた名将)が、曲折あって、晩年、アテネを追放され指名手配された後、敵国ペルシャの時の王クセルクセス(2世)・・・テミストクレスがペルシャ海軍を壊滅させたときのクセルクセス王の次男ーに単身面会した後の、クセルクセス王の描写・・・・「・・・翌日に再び会うことにして別れたのだが、その夜、王の寝所からはしばらくの間、奇声が聴こえていたという。私の想像ならば、次のようになる。31歳の若き王は、一人だけになった寝所で、王の威厳をあらわす衣装を次々と脱ぎ捨てながら、わきあがってくる高揚感を押さえきれずに部屋中を踊りまわる。「テミストクレスが来ちゃった、ランランラン。来ちゃった、来ちゃった、ランランラン」・・・(以下略)」・・・「これって、サイコウッ!!」って言いたいほど、著者に拍手したい・・・読みながら大笑いしてしまった(^^)
●あと、スパルタの事も新鮮な情報ばかりで、「へえーっ!スパルタって都市国家や人ってそうだったんだあ!」と、勉強させてもらった・・・新鮮な知識というのは、それだけでも刺激があって嬉しいものだ・・・。
●こういう描写や表現、寸評、あるいは、時折シニカルな物言いでの解説なども織り交ぜての古代ギリシャ世界の物語・・・ホントに面白かった・・・全3巻の予定、「ローマ・・・」と同様、1年に1巻のペースだとしたら完結まであと2年待つのか・・・待ち遠しいな。
👍👍👍 🐒 👍👍👍
なお、この書物で、著者は「岩乗」という熟語を使ってましたね・・・ほとんどの国語辞典が、「岩乗=頑丈」としているけど、漢検・漢和辞典や広辞苑は微妙に扱いが異なっている(岩乗≒頑丈ってとこか)
<参考>漢検漢字辞典第2版
「岩乗」=①すぐれて強健なウマ ②人や物が丈夫で強いこと <表記>②は「頑丈」とも書く。
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●このお方、もう80歳近いんだ・・・それにしては、頭も柔らそうで、文章力も“岩乗”な方だ・・・
●「ローマ人の物語」シリーズ(全13巻か14巻ぐらい)は、昔、途中までしか読んでなかったので、同書籍を借り出して読み直そうとしていたら、本書籍が12月に新刊で出たので、こちらから読むことにした(図書館予約でやっと今借り出し・・・2日間で読了)
●なにしろ、読みやすいし面白かったなあ・・・久々に“読みで”のある書籍だった👍・・・
●アテネとスパルタの違い(人、政体、その他もろもろ)や比較、歴史上著名な人物の生き生きとした描写や著者の寸評、大帝国ペルシャとの2度にわたる戦役の描写などなど、一気に読ませる内容だった・・・著者の、物語の節々での寸評というか、解説のような話しぶり(書きぶり)がまた、とても面白かった・・・。特に、テミストクレス(ペルシャを、著名な“サラミスの海戦”で壊滅させた名将)が、曲折あって、晩年、アテネを追放され指名手配された後、敵国ペルシャの時の王クセルクセス(2世)・・・テミストクレスがペルシャ海軍を壊滅させたときのクセルクセス王の次男ーに単身面会した後の、クセルクセス王の描写・・・・「・・・翌日に再び会うことにして別れたのだが、その夜、王の寝所からはしばらくの間、奇声が聴こえていたという。私の想像ならば、次のようになる。31歳の若き王は、一人だけになった寝所で、王の威厳をあらわす衣装を次々と脱ぎ捨てながら、わきあがってくる高揚感を押さえきれずに部屋中を踊りまわる。「テミストクレスが来ちゃった、ランランラン。来ちゃった、来ちゃった、ランランラン」・・・(以下略)」・・・「これって、サイコウッ!!」って言いたいほど、著者に拍手したい・・・読みながら大笑いしてしまった(^^)
●あと、スパルタの事も新鮮な情報ばかりで、「へえーっ!スパルタって都市国家や人ってそうだったんだあ!」と、勉強させてもらった・・・新鮮な知識というのは、それだけでも刺激があって嬉しいものだ・・・。
●こういう描写や表現、寸評、あるいは、時折シニカルな物言いでの解説なども織り交ぜての古代ギリシャ世界の物語・・・ホントに面白かった・・・全3巻の予定、「ローマ・・・」と同様、1年に1巻のペースだとしたら完結まであと2年待つのか・・・待ち遠しいな。
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なお、この書物で、著者は「岩乗」という熟語を使ってましたね・・・ほとんどの国語辞典が、「岩乗=頑丈」としているけど、漢検・漢和辞典や広辞苑は微妙に扱いが異なっている(岩乗≒頑丈ってとこか)
<参考>漢検漢字辞典第2版
「岩乗」=①すぐれて強健なウマ ②人や物が丈夫で強いこと <表記>②は「頑丈」とも書く。
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