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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●29-1向け掲題模試(第3回)を配信します。
●今回の29-1向け模試は、初心者(初合格を目指している方)やリピーターの方ともに楽しめる内容にすることを企図しています。すなわち、
・初合格目指している方でも160点前後は十分取れるレベル(漢検四字熟語辞典、漢検漢字辞典(第1版)、過去問5年分ぐらい、市販の各種問題集や参考書などをある程度こなしているレベルを想定)
・一方でリピーターでも190点を超えるのはちょっと難しいレベル
と、両方のニーズを充たせるような内容とすることを企図しています。
●ごく一部の問題を除いて、漢検2辞典からそれほど外すことのないようにしているので、お役には立つかと思います(音読み問題・文章題以外は、ほとんど漢検2掲載熟語、および、その熟語から派生している問題としています。)
●コメント等を拝見すると(漢検・過去問はあまり無くて新出問題が多いせいか)、上記期待値よりは10~20点程度は下がるようですので、あまり気にしないで楽しんでください。
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(注)音読みは基本的には<漢検2>および<大字源>の読みにしています。他の読み方もあるかも知れませんので、解答以外の読みもあるようでしたらお知らせいただけると有り難いです。
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その3>
(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.管窺を嗤咲される
2.岡巒糾紛として雲を吐く
3.雲動き、野馗に風馳す
4.羔犢の臑肉を喰らう
5.卦筮で吉兆を得る
6.故実を澡熨す
7.鸞軫に鸞纛を掲げて出座する
8.鹹鹵の荒地に辟易する
9.門衢に乞食が屯する
10.是非を明覈し、賞罰を必ず行う
11.王妃の宝靨を拝顔する栄を得る
12.宮闕より竜轜が出立する
13.野鴿、深竇を翔る
14.流盻し姿媚を発す
15.災厄により人庶流迸す
16.後昆のために茂猷を貽す
17.溟濛たる山岳を迥眺する
18.巨履も小履も同賈である
19.木罌を繋いで渡水用の桴とす
20.功業を誇詫す
21.会合は藹やかな雰囲気に終始した
22.雌の鴦が1羽で泳いでいる
23.何の顔あってか郷党にまみえん
24.朝早く糶に出かける
25.徳、厚く、信、矼し
26.苟に日に新たにして、日日新たなり
27.糸鮪はキハダの別称である
28.孝子、匱しからず
29.国境を警固する守備兵が戍に集まる
30.定木で矩形を書く
(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。19、20は国字で答えること。(40)2×20
1.昆虫のギタイはなかなか見分けがつかない
2.ほのかにカビの臭いが漂う
3.クコ茶には延寿の効果があるという
4.この夏はショキアたりでひどい目に遭った
5.神前に玉串をホウテンする
6.江戸時代、田舎侍はアサギウラと嘲られた
7.ジンゼンとして日を過ごす
8.木のオウゴで唐櫃に収めた太鼓を担ぐ
9.ラデン細工の漆工芸品を鑑賞する
10.遊びホウけていたので受検に失敗した
11.病気にカズけて参加を断る
12.嘆けとて月やはものを思はする カコち顔なる我が涙かな
13.オウヨウたる大河へ漕ぎ出す
14.何事にも動ぜずオウヨウに構える
15.風俗がカイタイし人心が乱れる
16.公金をカイタイし遯竄した
17.ワイン品評会で香りのよいホウジョウを試飲する
18.ここは地味がホウジョウな土地だ
19.キクイタダキは頭頂の中央が黄色いのが特徴だ
20.エリを仕掛けて魚を捕らえる
(三)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.ことばを美しく飾り立てて人を罪に陥れること
2.親しい友人の氏名・住所を記した帳面
3.衣服がみすぼらしい人をあざけっていう語
4.城の外囲い。外城。
5.まごころに感じること。まごころが通じあうこと
<語群>
(じょうこう、おんじゃく、ふかく、ふんぞうえ、ばいきん、かんぷ、きんらんぼ、てんきぼ)
(四)次の問1と問2の四字熟語について答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
( 1 )不霊 ( 2 )一新 ( 3 )替否 ( 4 )才高 ( 5 )玉折
一裘( 6 ) 福善( 7 ) 飄飄( 8 ) 兵戈( 9 ) 肉山( 10 )
<語群>
(そうじょう、らんさい、ほりん、ろうろう、りんかん、いっかつ、りゅうじょ、めいがん、かいん、けんか)
問2 次の1~5の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の四字熟語群から選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記せ。(10)2×5
1.死後、極楽浄土に行けるように心から願うこと
2.善悪を区別することなく人の真似をすること
3.ばらばらに離れ散ること。めちゃめちゃになった様子。さんざん。
4.物事や規則などにとらわれすぎて、融通のきかないこと
5.始めのない無限の世界
<四字熟語群>
( 煩言砕辞 膠柱鼓瑟 東施効顰 無始曠劫 黄中内潤 欣求浄土 師資相承 乱離骨灰 )
(五)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.巻丹 2.杜松 3.雀榕 4.交喙 5.小筒
6.杜夫魚 7.赤翡翠 8.拶双魚 9.小茄子 10.傀儡子
(六)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.褫奪 - 2.褫ぐ
イ.3.婬逸 - 4.婬れる
ウ.5.値遇 - 6.値う
エ.7.徽言 - 8.徽い
オ.9.扛轎 - 10.扛ぐ
(七)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
1.仰望 2.綿密 3.叡悟 4.長生 5.吻合
6.蒼生 7.蜚語 8.襯染 9.叱正 10.細流
<語群>
(ずさん、かげん、しんしゃ、ようこん、ついどん、ていご、けんりゅう、みんぼう、ふかん、ふせい)
(八)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.グンシツ、褌中に処る
2.積悪の家には必ずヨオウ有り
3.ホンドの基は高きを成す能わず
4.ユウショウに飽く
5.口を守ること、カメのごとし
6.エジキに毒なし
7.コウテン親無し、惟、徳を是輔く
8.ボウには恭を思う
9.鳩にサンシの礼あり、烏に反哺の孝あり
10.梅は食うともサネ食うな
(九)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A)常備軍の創始と火器の発明とはその時代を問えばほとんど同時ともいうべく、その関係を問えば実に精妙不思議なる因縁を有するものにして、これを解説することをばしばらく他の議論に譲り、吾人はただかの常備軍は火器によりて成り、火器は高価なる経費によりて立つものなることを明言しおくをもって満足せざるべからず。看よ看よ今日において宇内を1.ヘイゲイする通邑大都のごときも、近世史の始めにおいては実に憐れむべき微少なるものにして、彼らはいかにして封建豪族、2.シチョウのア.一抓一攫を免れたるか。ただ王政の大翼中にその隠所を求めたればなり。
ただ一見せば欧州は腕力の世界なり。少しくこれを観察するときには裏面にはさらに富の世界あるを見、兵と富とは二個の大勢力にして「いわゆる日月イ.双び懸りて、乾坤を照らす」のありさまなるを見るべし。しかれどもさらに精密にこれを観察せば兵の太陽はその光輝燦爛たるがごとしといえども3.セキキすでに斜めに西山に入らんとする絶望的のものにして、かの富の太陽は紅輪ウ.杲々としてまさに4.ハンテンに躍り上らんとする希望的のものなるを見るべし。しかして今さらに一層の思考を凝らすときはこの絶望的の光輝も、エ.畢竟するにかの希望的の光輝に反映して5.ショウジに幻出したるものにして、これをたとえばかの月はもとより光輝なきものなれどもただ太陽の光輝に反映して美妙の光を放つがごときを見るべし。それ月の光は太陽の光なり。もし太陽の光を除き去らば月光とて別に見るべきものはあらざるなり。今日において兵の勢力あるは富の勢力を仮りたればなり。もし富の勢力を除き去らば兵の勢力とて別に見るべきものはあらざるべし。おもうに世の活眼家はこの道理をたやすく承認すべし。昔時において武備のために存在したる生産は今日においては一変して生産のために存在するの武備となり、その目的は一変して手段となり、その手段は一変して目的となり、君臣主僕その位地を顛倒し、昔時においては汗を流し骨を折り、かの武士に奉じたる商人農夫を保護せんがために、今日においてかのワーテルローの豪傑ウェリントンのごとき大将軍も、トラファルガーの英雄ネルソンのごとき水師提督も、血戦奮闘するに至りしは、吾人が天理人道のために祝せざるべからざるところなり。(「将来の日本」徳富蘇峰)
(B)白君は涙を流してその一部始終を話した上、どうしても我等猫族が親子の愛を完くして美しい家族的生活をするには人間と戦ってこれを6.ソウメツせねばならぬといわれた。一々もっともの議論と思う。また隣りの三毛君などは人間が所有権という事を解していないといって大いに憤慨している。元来我々同族間では目刺の頭でも鯔の臍でも一番先に見付けたものがこれを食う権利があるものとなっている。もし相手がこの規約を守らなければ腕力に訴えて善いくらいのものだ。しかるに彼等人間は毫もこの観念がないと見えて我等が見付けた御馳走は必ず彼等のために掠奪せらるるのである。彼等はその強力を頼んで正当に吾人が食い得べきものを奪ってすましている。白君は軍人の家におり三毛君は代言の主人を持っている。吾輩は教師の家に住んでいるだけ、こんな事に関すると両君よりもむしろ楽天である。ただその日その日がどうにかこうにか送られればよい。いくら人間だって、そういつまでも栄える事もあるまい。まあ気を永く猫の時節を待つがよかろう。
・・・
我が儘で思い出したからちょっと吾輩の家の主人がこの我が儘で失敗した話をしよう。元来この主人は何といって人に勝れて出来る事もないが、何にでもよく手を出したがる。俳句をやってほととぎすへ投書をしたり、新体詩を明星へ出したり、間違いだらけの英文をかいたり、時によると弓に凝ったり、オ.謡を習ったり、またあるときはヴァイオリンなどをブーブー鳴らしたりするが、気の毒な事には、どれもこれも物になっておらん。その癖やり出すと胃弱の癖にいやに熱心だ。7.コウカの中で謡をうたって、近所でコウカ先生とカ.渾名をつけられているにも関せず一向平気なもので、やはりこれは平宗盛にてキ.候を繰返している。みんながそら宗盛だと吹き出すくらいである。この主人がどういう考になったものか吾輩の住み込んでから一月ばかり後のある月の月給日に、大きな包みを提げてあわただしく帰って来た。何を買って来たのかと思うと水彩絵具と毛筆とワットマンという紙で今日から謡や俳句をやめて絵をかく決心と見えた。果して翌日から当分の間というものは毎日毎日書斎で昼寝もしないで絵ばかりかいている。しかしそのかき上げたものを見ると何をかいたものやら誰にも鑑定がつかない。当人もあまりク.甘くないと思ったものか、ある日その友人で美学とかをやっている人が来た時に下のような話をしているのを聞いた。
「どうも甘くかけないものだね。人のを見ると何でもないようだが自ら筆をとって見ると今更のようにむずかしく感ずる」これは主人の述懐である。なるほど詐りのない処だ。彼の友は金縁の眼鏡越しに主人の顔を見ながら、「そう初めから上手にはかけないさ、第一室内の想像ばかりで画がかける訳のものではない。昔以太利(イタリー)の大家アンドレア・デル・サルトが言った事がある。画をかくなら何でも自然その物を写せ。天に星辰あり。地に8.ロカあり。飛ぶにケ.禽あり。走るに獣あり。池に金魚あり。枯木に9.カンアあり。自然はこれ一幅の大活画なりと。どうだ君も画らしい画をかこうと思うならちと写生をしたら」
「へえアンドレア・デル・サルトがそんな事をいった事があるかい。ちっとも知らなかった。なるほどこりゃもっともだ。実にその通りだ」と主人は無暗に感心している。金縁の裏には嘲るような笑いが見えた。
元来主人は平常枯木寒巌のような顔付はしているものの実のところは決して婦人に冷淡な方ではない、かつて西洋の或る小説を読んだら、その中にある一人物が出て来て、それが大抵の婦人には必ずちょっと10.ホれる。勘定をして見ると往来を通る婦人の七割弱には恋着するという事が諷刺的に書いてあったのを見て、これは真理だと感心したくらいな男である。そんな浮気な男が何故コ.牡蠣的生涯を送っているかと云うのは吾輩猫などには到底分らない。或人は失恋のためだとも云うし、或人は胃弱のせいだとも云うし、また或人は金がなくて臆病な性質たちだからだとも云う。どっちにしたって明治の歴史に関係するほどな人物でもないのだから構わない(「吾輩は猫である」夏目漱石)
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<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その3 標準解答>
(一)
1.ししょう :あざけりわらう 同)嗤笑 蚩笑 2.こうらん:やま。巒は丸い山。 3.やき:のみち 4.こうとく *子羊と子牛 5.かぜい:うらない 6.そうい:洗って火のしをかける。転じて、改善するたとえ。 7.らんとう:天子の旗。鸞旗。*鸞軫(らんしん:天子の車。) 8.かんろ:塩分が多いこと。また、その荒地。 9.もんく:門前の道路。10.めいかく:明らかに調べる 11.ほうよう:玉のようなえくぼ。美人の笑顔。 12.りゅうじ・りょうじ:天子の喪の車 13.やこう:のばと。 14.りゅうけい:ながしめ。横目にみる。同義)流眄(りゅうべん) *姿媚:しなを作って媚びること 15.りゅうほう:ながれはしる 16.もゆう:りっぱなはかりごと 17.けいちょう:はるかに眺める、遠方を眺める 18.どうか:同じ値段。 19.ぼくおう:木でつくった甕(かめ) 20.こた:ほこる。「誇」も「詫」も、ほこる。「詫(ほこ)る」
21.おだ(やか) 22.おしどり 23.かんばせ:面目・対面 24.せり 25.かた(し) *「徳厚信矼」(荘子) 書下ろし正確かどうか不詳。 26.まこと 27.いとしび 28.とぼ(し) *論語 29.たむろ *漢検1は訓読み未掲載。 30.さしがた *音読みなら“クケイ”(=長方形)。「矩」に現行訓では「さし」は無いが、漢検2・大見出し「矩形(クケイ):・・・“さしがた”とも読む。」とある。
(二)
1.擬態 2.黴 3.枸杞 4.暑気中(たり)・癨(たり) 5.奉奠 6.浅葱裏 7.荏苒 8.朸 9.螺鈿・螺甸 10.惚(「耄ける」「呆ける」も可と思うが・・・) 11.被(ける) 12.託(ち)*「喞(ち)」でも〇か・・・。 13.汪洋 14.鷹揚 15.壊頽 16.拐帯 17.芳醸(=芳醇ほうじゅん) 18.豊饒 19.鶎 20.魞
(三)
1.貝錦(ばいきん):漢検2掲載熟語(意味説明なし)(転じた意味)ことばを美しく飾り立てて人を罪に陥れること *漢検四字熟語にも「萋斐貝錦(せいひばいきん)」あり・・・「萋斐」が対象外なので読んでいない人が多いかも知れないが、読んでいれば、意味説明もあるので簡単かも・・・。
2.金蘭簿:「金蘭」(漢検2掲載)の意味がわかっていれば簡単か・・・。
3.温石(おんじゃく):漢検2掲載熟語(意味説明もあり)
4.郛郭:漢検2掲載(意味説明なし)①城の外囲い。外城。 ②防壁。また、防ぎ保つことのたとえ。
5.感孚:漢検2掲載 (広辞苑)まごころに感じること。まごころが通じあうこと
(四)
問1
1.冥頑 2.輪奐 3.献可 *「可を献じ、否を替(す)つ」:君主に善いことを進言し、悪いことをやめさせる。君主を輔佐する。「献替」。 4.柳絮 5.蘭摧
6.一葛 ✕一褐 7.禍淫 *漢検2掲載 「善に福し 淫に禍す」とも読む。 出典「書経」 8.踉踉 *漢検2掲載 *目的もなくふらふらと歩くさま。「飄飄踉踉たる旅の空」 9.搶攘(槍攘) 10.脯林
問2
1.ごんぐ 2.こうひん 3.らり *漢検四字熟語辞典では大見出しでは「乱離拡散(らんりかくさん)」。小見出しの類義語で「乱離粉灰(らりこっぱい)」「乱離骨灰(らりこっぱい)」
(参考)乱離粉灰・乱離骨灰
「らりこはい」とも読む。「乱離」は「羅利」とも書き、「骨灰」は「粉灰」「骨敗」「 忽敗」とも書く。*広辞苑だと「乱離骨灰・羅利粉灰(らりこっぱい)」となっている・・・。が、ここは漢検・四字熟語辞典に倣ったほうが無難か・・・。
4.こうちゅう *(柱に膠して瑟を鼓す=琴柱に膠をつけて瑟を弾く) 5.こうごう
(五)
1.おにゆり 2.ねず 3.あこう(赤秀・榕) 4.いすか 5.ささえ(*「竹筒」も“ささえ” 6.かくぶつ 7.あかしょうびん 8.さっぱ 9.こなすび *サクラソウ科の多年草 10.くぐつ *<傀儡>も“くぐつ” *“くぐつシ”・“カイライシ”は「傀儡師」
(六)
1.ちだつ 2.は(ぐ) 3.いんいつ 4.たわむ(れる) 5.ちぐう・ちぐ 6.あ(う) 7.きげん *ためになるよいことば。善言。美言。嘉言。 8.よ(い) 9.こうきょう 10.かつ(ぐ) *あ(げる)➪あ(ぐ)でも〇になるかどうか不詳だが、この分野ではこういう出題はないのではないか・・・訓読みや文章題などの分野ではありそうだが・・・。ま、「あ(ぐ)」でも〇かも・・・。
(七)
1.俯瞰 2.杜撰 3.椎鈍 4.夭昏 5.牴牾
6.民氓 7.訛言 8.親炙 9.斧正 10.涓流
*夭昏:漢検2掲載熟語
*蒼氓 そうぼう 人民。「民萌」でも可。
*訛言:流言・飛語・蜚語 *漢検2で「訛言 類)流言」とあることから。
*襯染(しんせん・しんぜん)=近づいてその感化を受けること=親炙 *広辞苑にはないが、他の国語辞典(大辞林)などでは掲載されている。この熟語を回答させるとすると超難問か・・・。
*叱正・斧正 *ともに漢検2掲載熟語
*涓流(けんりゅう)*漢検2掲載熟語 *小さい流れ
(八)
1.群蝨:見識が狭く、安逸を貪っているたとえ
2.余殃
3.畚土
4.熊掌:美味しいご馳走をたらふく食べる意味
5.瓶:水がめが水を外に漏らさないように、口を慎んで軽々しく言わないこと *他の“かめ”でもOKかも知れないが、出典は「瓶」。なお、“亀”はダメだと思う(笑)。
6.得食:えしょく”と読んでるものもある。好きな食べ物は、少しぐらい食べすぎてもお腹を害うことが少ないものである 類)好物にたたりなし 好きな物に祟りなし
7.皇天:天は公平で特定の人にひいきすることはなく、徳行のある者を助ける *1級受験者は「昊天(こうてん)」と間違えやすい。「昊天罔極=昊天、極まりなし」「昊天、成命あり」 *「昊天」は広い空、大空の意。
8.貌:表情や態度には、常に慎みが表れるように心掛けよという戒め。孔子が君子の心掛けについて述べた言葉から。〈論語〉
9.三枝
10.核・実
(九)
1.睥睨 2.鷙鳥(注:青空文庫では「鷲鳥」となっていたが誤植と思われるので「鷙」に修正した) 3.夕暉 4.半天 5.霎時 6.剿滅 *「勦滅」でも可か。 7.後架 8.露華 9.寒鴉 10.惚
ア.いっそう イ.なら(び) ウ.こうこう エ.ひっきょう オ.うたい カ.あだな キ.そうろう ク.うま(く) ケ.とり コ.かき
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