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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●いきなり冗談だけど、
「老仏」・・・年老いた釈迦のことかと思った(^^)・・・(広辞苑:①老子と釈尊 ②道教と仏教)・・・
「老杜(ロウト)」・・・年とったホトトギスのことかと思った(^^)・・・(広辞苑:杜甫の別名)・・・
*ま、これは、<熟語の読み・一字訓読(その96:準1以下):杜 >のところで、 <杜甫、杜牧関連>ということで、
小杜(ショウト):晩唐の詩人・杜牧のこと
大杜(ダイト) :盛唐の詩人・杜甫のこと
李杜(リト) :李白と杜甫
老杜(ロウト) :杜甫のこと
で案内済みだったけど・・・。
・これも冗談といえば冗談だが、「老分」・・・広辞苑には“ロウブン:長老格の人。先輩。”とあるのみ・・・ネット上の辞書やなんかでは“おいブン”とか“おいわけ”とか読んでるものもあるようだが・・・
*江戸ものの小説や本にはよく出てくる言葉・・・老分番頭(ろうぶんばんとう)とか老分推戴(ろうぶんすいたい)とか・・・こんなのも、文章題なんかで出たら、知らなければ書けない熟語なのかも知れないな・・・
●さて、本題・・・
・「ロウ・・・」のつく同音異義語で、紛らわしい熟語を整理してみた・・・
<ロウハイ> 「老輩」もあるが、この2つがちょっと紛らわしいか・・・
老廃・老癈(ロウハイ):年とって、または古くなって役に立たなくなること。老朽。
老憊(ロウハイ):年とってつかれること。年とって身体の衰えること。
<ロウロウ>「老老」「労労」「浪浪」「琅琅」「朗朗」「牢籠」の6熟語あったが、次の2つが紛らわしいか・・・
老老:非常に年をとったさま
労労:つかれたさま。「・・・とつかれ侘びたる如くなり」
*なお、余談だが、漢検2には、「牢籠」の意味は、
牢籠(ロウロウ):①人前に出るのを拒み、引きこもること。
②ことば巧みに言いくるめること。術中にはめること。
③苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。
の3つだったが、広辞苑では、
①ひとまとめにすること。
②他人を自分の術中にまるめこむこと。籠絡。
③牢屋におしこめること
④くるしみこまること。困迫すること。落魄。
⑤しりごみすること。限られて伸びないこと。
と、5つも意味が書いてあった・・・また、中には、類義語になりそうな熟語も書いてあった・・・
<ロウドウ・ロウトウ>
郎等:①所領を持たない者。従者。②武士で、・・・一般に武士の家来。郎党(ろうどう)
郎党:郎等②に同じ。
*郎等の①はめったに出ないだろうから、普通は、郎等=郎党で理解しておけばよさそう・・・
<ロウショウ>
老少:①老人と若者、老若。②書で、字に骨のあるものと肉のあるもの。
老小:老人と子供。老幼。
(漢検2)
老少不定(ロウショウフジョウ):仏)人の寿命は年齢に関係なく、予知できないこと。
老人が先に死に、若者があとから死ぬとは限らないこと。人生の無常をいう語。
*漢検2には「老小」はナイようだ・・・
<ロウスイ>
老衰:老いて心身の衰えること
老悴:老いてやつれること
*漢検2には、「老悴」はないようだ・・・
<ロウシン>
老心:心を砕いて疲れること。まら、疲れた心。心労。
老神:心を労すること。心を苦しめること。心配。心労。
*違いはよく分からない・・・なお、漢検2には両熟語とも記載ナシ・・・。老心≒老神で良いかも・・・。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●いきなり冗談だけど、
「老仏」・・・年老いた釈迦のことかと思った(^^)・・・(広辞苑:①老子と釈尊 ②道教と仏教)・・・
「老杜(ロウト)」・・・年とったホトトギスのことかと思った(^^)・・・(広辞苑:杜甫の別名)・・・
*ま、これは、<熟語の読み・一字訓読(その96:準1以下):杜 >のところで、 <杜甫、杜牧関連>ということで、
小杜(ショウト):晩唐の詩人・杜牧のこと
大杜(ダイト) :盛唐の詩人・杜甫のこと
李杜(リト) :李白と杜甫
老杜(ロウト) :杜甫のこと
で案内済みだったけど・・・。
・これも冗談といえば冗談だが、「老分」・・・広辞苑には“ロウブン:長老格の人。先輩。”とあるのみ・・・ネット上の辞書やなんかでは“おいブン”とか“おいわけ”とか読んでるものもあるようだが・・・
*江戸ものの小説や本にはよく出てくる言葉・・・老分番頭(ろうぶんばんとう)とか老分推戴(ろうぶんすいたい)とか・・・こんなのも、文章題なんかで出たら、知らなければ書けない熟語なのかも知れないな・・・
●さて、本題・・・
・「ロウ・・・」のつく同音異義語で、紛らわしい熟語を整理してみた・・・
<ロウハイ> 「老輩」もあるが、この2つがちょっと紛らわしいか・・・
老廃・老癈(ロウハイ):年とって、または古くなって役に立たなくなること。老朽。
老憊(ロウハイ):年とってつかれること。年とって身体の衰えること。
<ロウロウ>「老老」「労労」「浪浪」「琅琅」「朗朗」「牢籠」の6熟語あったが、次の2つが紛らわしいか・・・
老老:非常に年をとったさま
労労:つかれたさま。「・・・とつかれ侘びたる如くなり」
*なお、余談だが、漢検2には、「牢籠」の意味は、
牢籠(ロウロウ):①人前に出るのを拒み、引きこもること。
②ことば巧みに言いくるめること。術中にはめること。
③苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。
の3つだったが、広辞苑では、
①ひとまとめにすること。
②他人を自分の術中にまるめこむこと。籠絡。
③牢屋におしこめること
④くるしみこまること。困迫すること。落魄。
⑤しりごみすること。限られて伸びないこと。
と、5つも意味が書いてあった・・・また、中には、類義語になりそうな熟語も書いてあった・・・
<ロウドウ・ロウトウ>
郎等:①所領を持たない者。従者。②武士で、・・・一般に武士の家来。郎党(ろうどう)
郎党:郎等②に同じ。
*郎等の①はめったに出ないだろうから、普通は、郎等=郎党で理解しておけばよさそう・・・
<ロウショウ>
老少:①老人と若者、老若。②書で、字に骨のあるものと肉のあるもの。
老小:老人と子供。老幼。
(漢検2)
老少不定(ロウショウフジョウ):仏)人の寿命は年齢に関係なく、予知できないこと。
老人が先に死に、若者があとから死ぬとは限らないこと。人生の無常をいう語。
*漢検2には「老小」はナイようだ・・・
<ロウスイ>
老衰:老いて心身の衰えること
老悴:老いてやつれること
*漢検2には、「老悴」はないようだ・・・
<ロウシン>
老心:心を砕いて疲れること。まら、疲れた心。心労。
老神:心を労すること。心を苦しめること。心配。心労。
*違いはよく分からない・・・なお、漢検2には両熟語とも記載ナシ・・・。老心≒老神で良いかも・・・。
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