漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

沙棠(サトウ)の舟

2016年11月10日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●受検者(特にリピーター)を舐めているとしか思えない、今回の漢検28-2の内容・難度・・・ま、いいや、云いたいこと、いろいろあるけど、もうアテにはしない・・・どんな難度であれ、190以上を維持しよう・・・今回のような難度ならそのうちうまく嵌れば200いくかも・・・。
●それはともかく、こういう難度だと学習意欲が大いに殺がれるのは確か・・・まったくヤル気がおきない・・・
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●漢検2に掲載されていた熟語などの悉皆調査の残り・・・(注)すべてを案内しているわけではありません、“私にとって”目新しい熟語がメインですので、<棠棣(はねず)>とか「啓沃」とかの熟字・当て字や熟語は案内してません・・・その代わり、これらの当て字や熟語は、当ブログの中(問題シリーズや熟語・音訓シリーズなど)に掲載されています。
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沙棠(サトウ):(大字源)①樹木の名。棠(やまなし)に似た木。舟をつくるのに用いる。②玉の名。
 ・ネットでは「ミカイドウの別称。バラ科の落葉高木」とあった。
 ・また、「漢語網沙棠的解釋:木名。木材可造船,果實可食。《山海經·西山經》:“﹝昆侖之丘﹞有 木焉,其狀如棠,黃華赤實,其味如李而無核,名曰沙棠」ともあった・・・大字源はこれを約しているような内容だな・・・古い地理誌の「山海経(せんがいきょう)」に載っているということはかなり古くからある熟語だな・・・。
 ・有名なのは李白の詩らしい・・・

   江上吟 <李白>

   木蘭の枻 沙棠の舟  玉簫金管  両頭に坐す
   美酒樽中 千斛を置き 妓を載せ波に随って去留に任す
   仙人待つ有って 黄鶴に乗じ 海客心無くして 白鴎に随う
   屈平の詞賦は日月を 懸くるも楚王の臺榭(だいしゃ)は山丘に空し
   興 酣にして筆を落とせば五嶽を揺(うご)かし 詩 成りて笑傲すれば滄洲を凌ぐ
   功名富貴 若し長へに在らば 漢水も亦た応に西北に流るべし

  *枻:(対象外漢字)エイ、セツ、かい、かじ  “エイ”音は“ゆだめ”(檠)の意。かい・かじのときは“セツ”音のようだ・・・対象内なら「櫂」と同義。

 ・「木蘭の櫂 沙棠の舟」っていう本なのか漫画なのかしらないけど、そういう題名の書籍もあった・・・モダン・タイムス 菅野 彰(著)・・・

 ・「木蘭の櫂」も「沙棠の舟」も珍しくて贅沢な象徴らしい・・・「沙棠」の木で作った舟は沈まないといわれたとか・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍  こんなの、何の役にも立たないだろうが・・・一応、歴史的に由緒みたいのがあるから漢検2に掲載されているのだろうか 👍


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