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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その147)

2015年07月09日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<トピックス>今回は他のネット・ブログに大変お世話になりました、感謝。
*「滬」の字に「えり」という意味があることがよくわかった👋 上海の別名だけだと思ってた(^^;)
*「滸」の字・・・なぜ「烏滸(オコ)がましい」と書くのか、理解が深まった・・・。

●熟語の読み・一字訓読(その147)です。
<滬:コ、えり、あじろ>
・えり:(魞のこと)石滬、巡滬、滬房、滬目、滬門・・・滬瀆・・・
・あじろ:畚箕滬・・・
・その他:(滬=上海の別名)滬菜(=上海料理)、・・・
 *石滬(セキコ)=古代漁法の一つで、海の中に石を積んで魚を誘い込み、逃げられないようにした罠。澎湖特有の「石滬海洋文化」あり。この海洋施設の各種名称が上記の「巡滬、滬房、滬目、滬門・・・滬瀆・・・」など。「畚箕滬」も同様。・・・関連ネット参照・・・なお、石滬は現地語では「シーフ」。このネットに絵図も載っているので、とても参考になります・・・なぜ、滬(えり)なのか、よくわかる・・・魞の図も何かで見た方がより理解できますけど。
<滸:コ、ほとり、みぎわ>
・ほとり、みぎわ:水滸、烏滸、河滸、潜滸、芳滸・・・
 *滸滸(ココ):木片の落ちる音(大)、木を伐る音
 *「烏滸がましい」の「烏滸」の語源:・・・詳細関連ネット参照・・・「後漢時代の中国で黄河や揚子江に集まるやかましい人たちを指していた。これは、やかましいことをカラスに喩え、 水際を意味する「滸」から「烏滸(オコ)」としたもので、意味が似ていたために用いられた漢字である」由。以上、サイト「語源由来辞典」から・・・。
<漿:ショウ、しる、のみもの、おもゆ>
・しる:血漿、岩漿、漿液、酸漿(サンショウ)
・のみもの:豆漿、
・おもゆ:漿(ショウ)、濃漿(こくショウ)、
 *酸漿(かがち・ほうずき・サンショウ)=酸っぱいしる→ほおずきの実→赤酸漿(あかかがち)
 *乞漿得酒、求漿得酒、漿酒霍肉、箪食壺漿・・・おもゆ、のみもの・・・
<滲:シン、にじ(む)、し(みる)>
・にじ(む):滲出=にじみでる
・し(みる):滲入=しみこむ、滲水=しみこんだ水
<漱:ソウ、すす(ぐ)、くちすす(ぐ)、うがい>
・すす(ぐ):盥漱=手を洗い口をすすぐ。身を清める。漱水=すすぐ、口を洗う。・・・
・くちすす(ぐ):含漱(含嗽)、漱石、・・・
・うがい:含嗽=口をすすぐこと。うがい。含嗽剤・・・

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