漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

書き問題 その5(完) (漢検DS:“読み”から“書き”に転用してみた)

2017年09月23日 | 書き・読み問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・漢検DSからの“読み”問題(その1)~(その5)は配信完了・・・
・漢検DSからの“書き”問題(“読み”問題を“書き”問題へ変更)の(その5)を配信・・・これでこのシリーズはオシマイです・・・
・難易度によって<A~B級レベル>と<超A級レベル>に分けてます・・・
 <A~B級レベル>漢検辞典や広辞苑などの国語辞典をある程度こなしていればなんとかなるレベル
 <超A級レベル> 向上心、高得点を目指す方に向いているレベル
・(その1)からの連番を振ってますので、最後、<A~B級>は設問41~47まで、<超A級>は設問21~24までとなっています。
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・このシリーズも、全5回、今回で終了です。ご健闘を祈ります。
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<A~B級>
41.駕籠を担ぐ人をキョウフという   
42.ギョウセキを慎む     
43.かつて死者に贈られる物品をフモツといった 
44.セイショウとは、高いところに登ることである
45.理解に至るまでサイシャクを重ねる 
46.ケイイツの名木である
47.セイゴの境地に辿り着く

<超A級>
21.イツジュンとは、はやぶさのことである
22.ボウボは、鶉の一種だ  
23.襟を立て衣服を掻き合わせるさまをショクジという 
24.机上にショサツを残して外出する *「書札」・「書冊」以外の熟語で書くこと。
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<A~B級>
41.駕籠を担ぐ人をキョウフという    轎夫 *広辞苑掲載熟語
42.ギョウセキを慎む  行跡・行迹  *広辞苑掲載熟語
43.かつて死者に贈られる物品をフモツといった 賻物
 *賻物とは:歴史民俗用語。 フモツ:古代の朝廷から高官の死にさいし 賜わる財貨。 *国語辞典にも掲載されているものあり。
44.セイショウとは、高いところに登ることである。 躋升
 (下記の当ブログ記事参照)・・・他の“セイショウ”もありそうである・・・
 「熟語の読み・一字訓読(その276)
 <躋:セイ、サイ、のぼ(る)、のぼ(らせる)>*“サイ”音熟語見当たらず。
 ・のぼ(る)、のぼ(らせる):躋升(セイショウ)=躋陞(セイショウ)、躋躓(セイチ)=昇降、躋陟(セイチョク)=のぼる、躋堂、躋陵=登攀する、躋攀(セイハン)=よじのぼる=攀躋(ハンセイ)  」

 (漢検2)
  躋:のぼる。のぼらせる。「躋升」 対)降
  下つき:攀躋(ハンセイ)
  躋攀(セイハン):よじのぼること。「攀」はよじのぼる意。類)攀躋(ハンセイ)
45.理解に至るまでサイシャクを重ねる 
 DS)理解に至るまで細嚼を重ねる 細嚼 
 さいしゃく【細嚼】の意味 - goo国語辞書 *広辞苑にもあり・・・
 さいしゃく【細嚼】1 細かくかみくだくこと。●2 よく考えて、その意味・内容を十分理解すること。
         「いまだ趣向を構えざるまえに十分これを―して 会得しつくす」〈逍遥・小説神髄〉
46.ケイイツの名木である
 DS)●馨逸の名木である。 馨逸(ケイイツ):香気がずばぬけて優れていること。「蘭薫麝越、自ずと馨逸を成す」
 (参考)
 (漢検2)馨香(ケイコウ)かぐわしい香り。よいにおい。また、徳化の遠方にまで及ぶことのたとえ。
47.セイゴの境地に辿り着く
 DS)セイゴの境地に辿り着く。
 (漢検2)醒悟(セイゴ):心の迷いから覚めて悟ること。

<超A級>
21.イツジュンとは、はやぶさのことである 鴪隼
22.ボウボは、鶉の一種だ  鴾母
23.襟を立て衣服を掻き合わせるさまをショクジという 謖爾 
 (参考・当ブログ記事)
 「謖謖(しょくしょく) ①高く抜きん出るさま ②風の音の形容  CF. 謖爾(しょくじ) 服装などを整えるさま 「泣斬馬謖(きゅうざんばしょく)」の謖。 「た(つ)」「おきあ(がる)」の訓がある。」
 
24.(「書札」・「書冊」以外の熟語で)机上にショサツを残して外出する 
(DS)机上に書扎を残して外出する
(漢検2)ナシ
<既出>書扎
問題3 扎:サツ、ぬ(く)、かま(える)
①扎針:針を押さえて刺す、抜き通す。他に、「扎進:差し込む、突っ込む」、「扎鍼:鍼を打つ」、「扎心:胸を刺しえぐる」、「扎入:突き通す、貫く」「扎破:刺し破る、突き破る」・・・。また、「札耳朶(サツジダ) :耳を刺し貫く 聴くに堪えない話を聴く」という熟語がありました。
②扎営:野営する、陣所をかまえる。大漢和でも「かまえる」意の熟語はこれしか無かったと思います・・・やっとみつけた(^^)。
<周辺知識等>扎には対象内訓読み以外に、「音のさま」や「札、紮」を意味する熟語があります。
例:扎扎(サツサツ):布を織る音、ものを数える音(←字通)、扎縛(=紮縛):しばって組み立てる、書扎(=書札):書きつけ、手紙、書状
👍👍👍 🐔 👍👍👍

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