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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その54:準1以下):悉 「知悉」は、悉(ことごと)く?悉(つく)す?

2017年04月07日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●悉:シツ、ことごと(く)、つく(す)、つぶさ(に)
<漢検2>
・意味 :①ことごとく。つぶさに。すべて。「悉皆」 ②つくす。きわめつくす。「知悉」
・下つき:委悉(イシツ)・詳悉(ショウシツ)・知悉(チシツ)
・大見出し:略。
・他の項での漢検2「悉」熟語

 委悉:(漢検2「委」の大見出し項目)こまごまと詳しいこと。 類)委細・委曲
 知悉:(漢検2「知」の大見出し項目)ある物事について、詳しく知り尽くすこと。「悉」は、ことごとく細かい点まですべての意。「互いに手の内を―している」「博学―の人」 類)熟知・精通

 *「知悉」の「悉」は、“悉(つく)す”のか“悉(ことごと)く”なのか・・・意味②のところには「②つくす。きわめつくす。「知悉」」となっているが、「知悉」のほうの説明では明確に「「悉」は、ことごとく細かい点まですべての意。」となっている。・・・なんだ、こりゃ???

 *ちなみに、「知悉」・・・

  広辞苑:知りつくすこと。詳しく知ること。・・・意味②の“つくす”でも意味①の“つぶさに”にも対応しそう・・・。
  大字源:すべてを知り尽くす。・・・“ことごとく”と“つくす”の両方の意が入っている!!

<「悉(つく)す」の熟語>
(大字源)
 悉意(シツイ):思いを十分に尽くす。悉心。
 悉心(シッシン):心を尽くす。尽心。
 悉力(シツリョク):全力を尽くす。

 *なお、「悉知(シッチ):残らず知りつくす」なので、「悉知」は「知悉」と同じく、“ことごとく”と“つくす”の両方の意か・・・。

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