漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

吉田松陰全集(追加分その①)

2018年02月21日 | 書籍などからの熟語抜萃
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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(この記事はカテゴリーのとおり“高得点獲得のためには”の記事です。初合格をめざすための方向けの記事でありません。)
●某Rちんのツイッターに「エンオウ浅からず」って出題されていたけど、「“エンオウの契り”浅からず」じゃないかなあ・・・「・・・の契り」がないと何の事やらわからんくないかな(^^)ごめんね、こんなとこで(笑)書き込みできないんで・・・ちょっと気になったものだから(苦笑)

●蒲生君平の「不恤緯」「山陵誌」・・・我孫子図書館経由県立図書館から「蒲生君平全集」で借り出せた・・・図書館から連絡があったので、早速行ったけど、管内閲覧に限るということだったので、その場で読みだした・・・ら、全文漢文だった(^^;)しかも旧字も多くて、とても手に負えないということががわかった(^^;)残念乍ら、その場で返却した・・・ちょっと読んでみたかったんだけどな・・・
(書籍自体、たしか明治38年ってなってた・・・相当古くて頁捲っていたら破けそうだった・・・こりゃ、管内閲覧に限るってのもわかるわ・・・)
今、吉田松陰全集を読み直しているけど、蒲生君平と松陰も関係があった・・・というか、松陰が蒲生君平の影響も受けていたようだ・・・松陰の弟子たちには、“蒲生君平のようになれ”と檄を飛ばしていたらしい・・・って、俄か知識だけど・・・
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●さて、松陰全集から・・・(一部、過去にまとめた熟語などと重複しているかもしれません)・・・
 ①明夷、陽九
  ・漢検2にも熟語掲載アリ。当方でも色々と調べて記事にしているけど、これらの熟語も全集の中にあったわ・・・読み直していると、以前はすっと読み飛ばしていた熟語も目に入ってくるもんだ・・・
  ・これらは“易”の関連の熟語だが、こういう、易関連の熟語がいくつも出てくる・・・とても全部は紹介しきれないし、自分でも消化できていないものもある・・・

 ②・・・身より子に伝へ孫に伝へ、曾玄に伝へ、雲仍(ウンジョウ)に伝ふ・・・
  (全集注釈)雲仍:雲孫と仍孫のこと・・・自分から数えて8代目・7代目の孫 
 *この熟語自体は、手持ちの国語辞典・漢和辞典には無い模様。
 *ネットだと「雲仍」:①遠孫。②後継者のたとえ・・・てな説明があった。
  参考:(漢検2)仍孫:自分から数えて七代目の孫。

 ③英雄角逐してコウ(衡)を中原に争う
 *当ブログでも「故事成語類「コウを(中原)に争う」・・・( 衡 )」で記事にしていたけど、やはり“コウ”と音読みする場合もあることがわかった・・・普通は「(くびき=衡)を争う」というとおもうのだが・・・
 *注:「“くびき”を争う」なら、「頸木」「軛」「衡」のいずれでもOK。

 ④生死各々遇あり、漫りに低昂(テイコウ)を加えるなかれ
  低昂:全集の頭注では「さげたりあげたりすることで、とかくの批判議論をすること」
   
  *この熟語は、漢検2にもアリ・・・当時色々と調べたときは、諸葛孔明の「我が心、秤(ショウ)のごとし。人の為に低昂する能はず。」・・・
  *当ブログ模試および故事成語類の記事で紹介済み・・・。

 ⑤殷実(いんじつ):「内、殷実にして・・・」
  *広辞苑にはナシ
  *大辞林 第三版 :殷実:さかんで豊かな・こと(さま)。 ...
  *他の文例:「其武備-なるが故なり /三酔人経綸問答 兆民」

 ⑥疎宕質朴(そとうしつぼく):自ら心を大きくもち、小さなことにこだわらないこと
  「疎宕
  *広辞苑ナシ
  *大辞林 第三版:疎宕 :気性が荒っぽくておおまかな・こと(さま)。
   「其傲兀-なる者を挙ぐれば左の如し/獺祭書屋俳話 子規」

ー以下、別記事で掲載していたものの再録ー

<吉田松陰全集のこと>
●今、当初の学習予定を大幅に狂わして、吉田松陰全集を読み直し始めている・・・いや~っ、参った参った・・・ここ最近、問題(特に文章題)で出てる熟語があるわあるわ・・・まだ全集の第2巻目だけど・・・すでに
 「介冑(の士) :武士のこと 」「有司」「朝宗」 「汨没」(読み問題)「布衣(ほい)」(類義語)などなど・・・見つけちゃった。
●以前は1級受検高得点獲得のために、この全集を飛ばし読みして、難しそうな漢字や熟語を拾って簡単な記事をアップしているけど、よく読むと、常用漢字の熟語でも難しいのがまだまだたくさんある・・・
●そのうち、記事か問題かで“同志”のために還元したいと思ってますが、さて、いつになるか・・・ちょっともっとスピードアップしないとイケナイかも・・・
・・・この辺の“区々の心、伏して炳亮(へいりょう)を祈る”・・・ははは、同全集の中にあった松陰の手紙の末尾文「・・・書、意を尽くさず。区々の心、伏して炳亮を祈る」の応用・・・つまらない私の心、お分かりいただきたいと思います の意。
●今回の記事の主眼ではありませんが、2点ほど・・・
 「蒼赤(そうせき)」:蒼生と赤子の略で、人民の意。
 「朝宗(ちょうそう)」:“漢兵衛”という家臣が「朝宗」と名づけられた由来として、“漢の水、・・・滔滔数千里、海に朝宗す・・・”と説明あり。・・・こういうのは面白く読めるから頭にも自然に入ってきますねえ・・・
👍👍👍 🐕 👍👍👍

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2 コメント

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ありゃ (rikuroku)
2018-02-23 05:57:57
おはようございます!

間違えてました~
ありがとうございます☺

後で訂正いれておきま~す。
返信する
RE:ありゃ (syuusyuu)
2018-02-23 08:55:56
おはようございます。
よかった・・・そういう言い回しもあるのかなと一瞬思ってしまったけど(笑)閻魔大王(閻王)の浅からぬ因縁でもあるのかなって、余計なことまで考えてしまった(笑)・・・ははは、冗談だけど。
返信する

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