翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

日本語と英語の違い

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【英語編】
(2006年3月13日  英語編)

英語を上達させるには、

まず、日本語と英語の違いを認識する必要があります。簡単に見ていきましょうね。

  1. 構文の違い=主語と述語の位置

    基本的に、

    日本語は、主語+目的語+述語 (私はあなたが好きです)の順ですが
    英語は、 主語+述語+目的語 (I like you) の順になりますね。


  2. 単数・複数の区別

    ご存知のとおり、英語には、単数・複数の区別がありますが、日本語には英語ほど厳格な区別はありませんね。

    従って、和訳のときは、それを訳出するか否か、
    英訳のときは、単数形で書くか、複数形で書くかを考えねばなりません。


  3. 冠詞

    いやですね(笑)
    日本人が苦労するのが冠詞で、永遠のテーマです。
    ちなみにネイティブすら冠詞は難しいって言ってますからちょっと安心?

    定冠詞は特定しているものですよね。特定してないもの、まずは辞書を引きましょう。数えられる名詞か数えられない名詞か。この基本的作業を怠って、「あっ、特定していない→"a"をつけようって、数えられない名詞にも堂々と?つけてくる人も少なくありません。


  4. 時制

    これも、日本語は英語ほど厳格な使い方をしていませんから、注意が必要です。

    英訳のときは、日本語の表現(例えば、現在のことを過去形で表す)に英語の時制をあわせるとちょっと違ってしまうこともありますよ。

 

これらはいずれ翻訳編でも言及するかと思いますが、予定は未定だったりします・・・

 

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