翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

医療事故

2005年04月17日 | 雑記
重大な医療事故の件数が半年で500を超えるという。

しかし、これは氷山の一角ではないでしょうか?
実際にグレーゾーンはかなり多いと思います。

少し前の報道によれば、患者は医師のトレーニングの材料になると。

特に高齢者や持病のある人は「死んでもおかしくない」という免罪符があるため、医師のトレーニング材料になりやすいのでしょうか。でも、練習台にされた患者の家族の立場になって考えれば、たまったものではないでしょう。

一般に医療過誤訴訟は立証が非常に困難なうえ、膨大な時間とお金がかかります。
普通の人なら訴訟ざたにすることはまずできないでしょう。

仕事上、医療過誤訴訟も扱うことがありますが、医師(または病院)の過失の立証は非常に難しい。

もっとも、事態を改善するには、医師の責任ばかり追求せずに、もっと広い視野=社会全体でこの問題に取り組んでいく必要があるとは思いますが。
Comment (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 悩みいろいろ | TOP | パソコンの捨て方 »
最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
歳はとりたくない (so)
2005-04-17 21:11:39
高齢者に対する医療現場の態度は目にあまるものがあります。祖父が入院したとき、医師どころか、看護婦さんの態度もひどかったです。人間扱いされていませんでした。家族がいるときは大丈夫なのですが、いない時間帯には特にひどかったようです。一部でもそういう人がいると医療現場全体のイメージが悪くなるのは残念ですね。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 雑記