参詣そば？ いえいえ三渓そば ＠三渓園

気がつけばもう夏ですね。

今年の春が近付きだした頃、三渓園を訪れました。



三渓園は実業家の原三渓が作った京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されている云わば歴史のテーマパーク。
四季折々の花も綺麗ですよね。



今年は桜の季節には行く機会がなかったのですが、観梅会には行きました。



紅白の梅も良いですが、



緑萼梅（リョクガクバイ）って、緑の梅もあるのです。



ちょっとした休憩所でお茶が振舞われていて、寒い日にはありがたい。



何故に、この季節に梅なのか、実は梅ではなくて別のものが紹介したかったのですが



三渓園で紹介したいもの。



なんのこっちゃ判りませんがな。

三渓園の創設者である原三渓は世界各国の料理を食べ歩き自らも料理を考案してお客様に饗したそうでございます。
三渓翁の自信作「三渓そば」を一人でも多くのお客様にお召し上がりいただき後世に残していきたいのだそうで、三渓園でそれが供されているのでござります。



三渓そばに「汁」は入っておりませぬ。
そばといっても日本そばではなく細いうどんを少量の油で炒めた上に筍・椎茸・豚挽肉・ハムからなる餡が掛けてある餡かけ汁なしそばですな。



ということで、三渓そばは三渓園の待春軒でいただけるのでござります。