花歩る木

山と旅がすきです

ドイツ 3

2009-11-22 12:58:04 | 

10月31日 ローテンブルグに北上してきました。

中世の宝石と呼ばれ、城壁に囲まれた小さな町並みは
まさにおとぎ話の世界そのままでした。
市庁舎の塔からは、赤い切り妻屋根が見わたせました。

 
  
城壁の外は黄葉に染まった森や草原が広がっていました。

城壁の上に築かれた回廊は約1時間半で1周できます。
回廊からは素晴らしい眺望を楽しむことができました。

11月1日 ハイデルベルクにいきました。

中世の町並み、赤砂岩の橋、山の中腹の古城といった
ロマンティックな景観をもつ町です。
ハイデルベルク城は町のシンボル。
ルイ14世に攻撃されて以来、再建されず、
今や廃墟同然となったレンガ色の城は、
朽ち落ちる寸前とも思える建物ばかり。
よくぞ現在まで保存されていたと、
ヨーロッパの文化に対する考え方に驚きました。

 
ハイデルベルク城

ハイデルベルク大学はドイツ最古の大学。
多くの詩人や哲学者を輩出しています。

この日、出発点のフランクフルトに戻ってきました。

11月2日 フランクフルトを散策

マイン河畔に高層ビルが立ち並ぶ近代的な町ですが、
中心部には昔ながらの木骨組の家屋が並んでいます。
マイン川沿いには真珠のネックレスのように
美術館がならんでいるのですが
如何せん月曜日は全部そろってお休みでした。

 
レーマー広場に立つ階段状の切り妻屋根の歴史的な建造物


美術館通りの散歩道 マロニエの黄葉はもすこし後。


旧オペラ座です。現在は主にクラッシックのほか、
ポップス、ロック、ジャズなどの演目がある。
このあたりはエレガントな雰囲気が漂う地域。
高級ブランドが並ぶゲーテ通りも近いのです

この建物は今改装中。1階の途中から上はほろがかぶされているのです。
ほとんど見分けが出来ないほど本物そっくりに描かれていました。



  ドイツのみなさんへ   
グーテンターク! 
町中でまごまごしていると、ご親切にすぐに
May I help you? と声をかけてくださいました。
お陰で無事に地下鉄やトラムの切符を買えました。
目的地に下車出来ました。ゲーテ通りにも行けました。
ダンケシェーン!!

たくさんの美しいものを見せていただきました。
芸術と文化、殊のほか美しい田園風景。
魅力的で活気にあふれた都市。
完全に魅了されて、たったの1週間で「大好き」になりました。
今回は南だけでしたが、次は北のほうを訪れます。
ダンケシェーン!!     

ですが、ちょっと心配もしました。
みなさんの食事には野菜がすくなくないですか?
パンは500種、ソーセージは1500種もあるそうですね。
みんなおいしいから、あとコーヒーで済ますのは日本では×です。
ビールやワインも美味しすぎるのが心配の種です。

歩き食べが多すぎませんか?
朝は忙しいのはわかりますが、
妙齢の女性はちょっとつつしみませんか?

歩きたばこが多すぎます。そのあとポイはいただけません。


   よけいな御世話でした。 

 アウフビーダーゼーエン!!