8月9日
山上で一夜を過ごす、おおかたの想像を超えるほどすばらしいことでした。
8月9日の朝日が昇る。 同行の仲間が撮影したもの
6時過ぎに頂上目指して出発。 30分ほどで山頂に着きました。
山頂からの展望はすばらしい。とくに双耳峰の頭をもたげて堂々としているのは
尾瀬の「燧岳」。 南会津、奥日光の山々のかなたに富士山も見えた(人もいた)
高層湿原が続く中門岳への道 天上の楽園を散策して中門岳へ。
「中門岳」(2060m)は山の頂ではなく、「この辺をいう」と書いてありました。
「中門の池」 に写った我がパーティと ワタスゲ。
池に写ったワタスゲ。
ハクサンコザクラは会津駒ヶ岳を代表する湿原植物の一つ。
ミヤマリンドウ コバノトンボソウ
13年前にこの山を登っています。4日間で燧岳、尾瀬沼をまわり、桧枝岐から早朝に
出発して日帰りで会津駒を歩き、その日のうちに東京まで帰っています。
当然のことですが、体力の衰えの顕著なのが証明されました。
驚いたことが最後にありました。
中門岳から帰って、9;00にいよいよ下山しようとしたとき、駒の大池のベンチで
旧知の人に会ったのです。私達の山の会の先輩のSさん夫妻で、全くの偶然でした。
お互いに奇遇に驚き、互いの健康を祝福しあったのは勿論です。
この山には神がいるような空気を感じていましたが、ヤッパリネ。