アンニョンハセヨ!
韓国の通貨は「ウォン」 1,oooウォン、5,000ウォン、10,000ウォン あたりが
使いやすい紙幣でした。何だかお金持ちになったような不思議な気分になりましたが、
1,000ウォンで70円、5,000ウォンで350円、10,000ウォンで700円の
換算です。 チップの心配はなかったです。
10月3日(祝日、開天節=建国記念日)
扶余(プヨ 昔の百済) からバスで5時間かけて朝鮮半島を東へ慶州まで。
途中、海印寺を見学。韓国の仏教寺院は町の中にあまりなくて、山の中にあるのが多い。
海印寺もかなり高いところにあって、大きなお寺でした。
その中にあるのが、世界遺産・八万大蔵経です。今年はその制作千年を迎え、
「八万大蔵経千年世界文化祝典」が開催されていました。
折しも秋晴れの、祝日とあって、観光客で混んでいました。
2011年1月にNHK世界遺産で放送されていて、是非見たかったところです。
午後4時半に慶州に到着。石窟庵・仏国寺(世界遺産)を見学。
極楽殿の金色にかがやく釈迦仏(国宝)を礼拝。
慶州の観光ポスターによく出てくる「紫霞門」を前面より見る。 仏国寺
夕食後、夜の天馬塚(世界遺産)・大きな墳墓(23~25程ある)公園 を見学。 慶州
10月4日安東(アンドン)へ。
今回の旅行のハイライト。韓国2大祭りのひとつ 「安東国際仮面祭り」 は安東河回村で行われ
この村は 韓国人の心の故郷と言われています。
河回村は
両班(ヤンバン 昔の貴族)の子孫が築300~500年を越える瓦葺きや藁葺きの
伝統家屋を守りながら暮らしている場所です。
生きた文化村と呼ばれるこの村は今年7月世界文化遺産に登録されました。
萩や津和野をもっと田舎にしたような、時が止まったかのような美しい雰囲気を持っていました。
この村の一番の自慢は1999年にエリザベス女王が訪問されたこと。
人材輩出でも有名で、大儒学者、大政治家、韓流スターなどが生まれています。
ヨンさまも時々心を休めに泊まりに来るそうです。
プルコギ ビビンバ 朝食のあわびの御粥
韓国料理はとてもおいしいです。キムチは何度でもお代りできますし、
食べられないものはありませんでした。
韓流ドラマ夫人たちは料理にもお酒にも詳しくて、その都度食べ方を教えてもらいました。
1日に4,5時間~7,8時間も はまってみているんだそうで、
ヨン様とチャングムしか知らない私は予習不足でした。
うれしかったこと。どこのトイレも超きれい。
KTX(韓国の新幹線)の車掌さんが親切でイケメンだったこと。
韓国には10の世界遺産があるそうで、そのうち8つを今回 「見」ました。
済州島の2つを前に見ていますので、これで全部見たことになります。
駆け足で、ほんの上っ面を見ただけでは世界遺産に失礼ですが、
まあ韓国のおおよその雰囲気はつかめた感じがします。
アンニョンヒカセヨ(さようなら) ! 近くて、近い韓国でした。